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迷宮。 その一つ目は、ある時突然地上に現れた。 それは生物兵器、「主」が成長するための要塞であった。 兵器の作出を命じたとある小国の王は、そのコントロールが完全に人の手を離れたものとなった事を理解すると、国庫から金を持ち出し逃走。 迷宮より這い出たその主と魔物達は人々を虐殺し始め、人々は混乱の渦に飲み込まれた。 人口が激減してしまったとある小国で、それでも果敢に迷宮に立ち向かう人々がいた。 ガルド。 逃げ出した王の次に台頭した警察軍が作り上げた小さな組織は、過酷な人出不足の中、それでも善戦をし続けた。 ガルドの一員である銃師・カミと術師・ヤマトは、それぞれの信念のため迷宮の破壊に勤しむが、ある日迷宮の奥で一切攻撃の通用しない異様な主に出くわす。 この出来事を契機に、隠された迷宮の謎に否が応でも迫ることになる彼らは、やがて自分達と相対する信念を持つ組織との戦闘に巻き込まれていく。
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登録日 2022.10.11
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