心狐子/こころここ

心狐子/こころここ

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ライト文芸 完結 短編 R15
市営鉄道・海鳴り線の忘れ物センターで働く大庭湊は、ある春の夜、不思議な女性・片瀬栞から一つの鍵を託される。 「三月三十一日までに、七つの忘れ物を返してください」 赤い傘、止まった腕時計、古いカセットテープ、届かなかった手紙。 忘れ物を返すたび、湊は自分が長いあいだ目をそらしてきた記憶へ近づいていく。 終点に残された栞は、何を返そうとしているのか。 これは、失くしたものと、忘れていた自分をめぐる、春の物語。
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文字数 21,584 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.07.10
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