お茶っ葉

お茶っ葉

趣味で書いてます

著者プロフィール

京都府在住。2019年4月からウェブ上に連載していた「ダンジョン最下層でパーティに見捨てられた精霊術師の少年、闇精霊に気に入られ最強の精霊使いになる。」が「第12回アルファポリスファンタジー小説大賞」にて、奨励賞を受賞。
改題・改稿を経て、本作で出版デビューを果たす。好きな飲み物はお茶、朝食は和食派。
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アルファポリス
少年と精霊たちの成長譚!

闇精霊に好かれた精霊術師

お茶っ葉 /
見捨てられた少年は、闇精霊と契約して闇堕ち――しなかった。

精霊の力を借りて戦う“精霊術師”の少年ニノは、ダンジョンで先輩冒険者に嵌められ、見捨てられた。だがそこで偶然、ある精霊と出会い契約することに。その精霊――フィアーは、かつて人族と敵対し数百年もの間封印されていた、闇精霊の少女だった。おぞましい闇の力とは対照的に、フィアーは普通の女の子らしさや優しさも持っていた。フィアーのおかげでダンジョンから街に帰還したニノは、そこで幼馴染の精霊術師フィリスとも再会する。しかし騒がしくなった日々を楽しむ間もなく、自らを見捨てたパーティとの確執や、突如始まった謎の少女による“冒険者殺し”事件に巻き込まれていく。大切な仲間を守るため、ニノは自分の身を顧みず戦いに身を投じるのだった――。

■単行本 ■定価1,320円(10%税込) ■2020年03月31日発行
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