それは、一人の女性が
この世界に最後に残した、
希望の光――。
引っ込み思案な19歳の少女、
美雲 光(みくも ひかり)。
あの日、彼女の背に現れたのは、
誰もが見惚れるほどに白く、美しい、
一枚の『片翼』だった。
その翼は、七年前に命を落とした
母・希(のぞみ)へと繋がる、
あまりにも綺麗で規格外な異能。
運命に導かれるように、
光は妖魔と戦う組織『討魔局』の門を叩く。
仲間との出会い。
戦いの中で育まれる絆。
そして――
少しずつ明かされていく
母と娘を繋ぐ真実。
これは、一人の女性が遺した光を受け継ぎ、
一人の少女が未来へ羽ばたく物語。