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 魔王城の玉座で魔王が待ち構えていると、そこに現れたのは死んだ目をした勇者であった。魔王と勇者の激しい攻防の末、消耗しあう二人であったが、勇者が倒れ勝敗が喫しようとしたその時。流れ込んできた援軍は勇者を助ける訳ではなく、魔王と勇者を同時に葬り去ろうとしていた。かろうじて魔王が転移魔法を起動し、勇者とともに流れ込んだところは、辺鄙なところにある片田舎であった。そこから始まるよくある(?)魔王と勇者の話です。
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登録日 2020.08.27
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