雨宮 巴

雨宮 巴

物語はジャンルも色も問わず、綴っています。 本を読むたびに胸に灯った、あのささやかな感動を、今度は誰かに渡したくて書いています。 読み終えたあと、あなたの中に一枚の切手みたいな小さな余韻が残れば。
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ファンタジー 完結 短編
港町で育った雪巴(ゆきは)は、三分だけ見て一行書く癖で心と現場を整える。首都の綴じ工房で、赤い〈もどる矢印〉と「提出前点検」を広め、数字で流れを整えるが、役所の通達と査問、夜の星桟橋の混乱、そして故郷に残る“影”が道をふさぐ。砂時計の砂が落ちきる前に、彼女が選ぶ次の一手は――。
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登録日 2025.09.04
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