羽鳥小鷹

羽鳥小鷹

羽ばたく鳥は、それは小さな鷹であった。
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時は西暦2045年、現代社会に生きる彼方駆は、突如、遥か遠い未来へ訪れる。 にわかには信じられなかった。 彼方駆は、当たり前を生きる日常からかけ離れた世界が、遥か遠い未来だということが。 その未来は、既に人類社会終焉という形で幕を閉じていたことが。 そして、唯一の拠り所であった筈の日常は、5年間の歳月を残すのみとなり、既に風前の灯であるということが。 2050年、人類社会は終焉を迎えた―― 駆は、如何なる手段で、過去の存在である自分が未来に呼び出されたのか、その手段は如何にして、人類終焉を回避する手立てとなるのか、それを知らねばならない。 未知から既知へ、それを希望へと繋げるために。 ※ タイトルは、仮のものです。今後、変更するかも知れません。
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登録日 2017.01.04
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