ここは私の邸です。そろそろ出て行ってくれます?2
両親の死後、叔父一家に奪われた 大切な邸を取り戻すために 日々の冷遇を耐える侯爵令嬢のマリッサ。 そんな彼女をさらに苦しめるように エスカレートする義妹の辛辣な行動。 さらに親友であったレイチェルからの ひどすぎる裏切りに遭って…… 心が引き裂かれるような思いをする マリッサだったが――
幼馴染の王女様の方が大切な婚約者は要らない。愛してる? もう興味ありません。
「婚約者を亡くして傷心の王女を支えたい。君は強いから平気だろう?」セリーナの婚約者は、いつも幼馴染の王女クリスティを優先してばかり。周囲からは貧乏子爵家生まれと蔑まれ、理不尽な我慢を強いられる――そんなセリーナの運命が、隣国の王子兄妹レイビスとシェリルとの出会いで一変する。なんとセリーナは、大帝国の皇女だったのだ! さらに驚いたことに王女の亡くなった婚約者はレイビスたちの兄で、クリスティこそ兄を死に追いやった張本人だという。誰かの大切なものを奪い、踏みにじる王女が許せない……! 立ち上がった彼女は秘められた才覚を発揮して――!? 隠れ皇女の逆襲&サクセスストーリー堂々開幕!!
ここは私の邸です。そろそろ出て行ってくれます?1
侯爵令嬢のマリッサは、 両親亡きあと我が物顔で邸にやってきたあげく 自分を虐げてきた叔父一家に復讐を計画していた。 「もう少し…十八歳の誕生日がくれば 代理侯爵の叔父から自分に爵位が戻る…!」 その日に向けて耐え忍ぶマリッサ。 そんな中、彼女の婚約者のデリオルが 叔父の娘で義妹・ロクサーヌを愛しているからと 一方的に婚約破棄を言い渡してきた! 身勝手な周囲に振り回されるマリッサを見かね 第三王子のレイドが手を差し伸べてくれたのだが――
ご存知ないようですが、父ではなく私が当主です。
母を亡くし、父の再婚でやってきた義母と義姉によって、侯爵令嬢モニカは全てを奪われた――。狭い物置部屋に押し込められ、食べるものは硬くなったパンを一つだけ。婚約者すら義姉に奪われた上、逆に義姉に暴力をふるったと噂を流されてしまう。どん底の彼女に手を差し伸べたのは、公爵令息のアンソニーだった。彼はただ一人、噂に惑わされることなくモニカを信じ、彼女の苦境に気づいてくれた。そんな矢先、モニカは当主『代理』の父が不正を行っていると知る。これ以上、好きにさせるわけにはいかない――! アンソニーの力強いサポートを受け、モニカは奪われた全てを取り戻すことを決意して……!?
ここは私の邸です。そろそろ出て行ってくれます?
侯爵令嬢・マリッサは九年間婚約していたデリオルから、一方的に婚約を破棄される。聞けば、デリオルはマリッサの義妹・ロクサーヌと浮気をしていて、彼女を運命の人だと思っているらしい。……それって、もしかしてすごく都合が良いのでは? だったら、十八歳のマリッサの誕生日、マリッサを虐待する叔父夫婦と一緒に追い出してしまいましょう! デリオルのことをちっとも好きになれないマリッサは、婚約破棄を歓迎。誕生日での報復計画のため、家や学園でのいじめを耐え忍ぶ。そんな中、日に日にやつれる彼女(虎視眈々と復讐を計画中)を見るに見かねた、美貌の王子・レイドが手を差し伸べて来て……