脊髄反射

脊髄反射

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主人公は20歳の大学生。 周りの人は当たり前のように授業へ行き、将来を決め、恋をして、夢へ向かっているように見える。 でも主人公だけは何度も立ち止まる。 大学へ行きたくない朝。 将来が怖くて眠れない夜。 鏡を見て自分に自信が持てない日。 「このままでいいのかな。」 「私なんて。」 そんな言葉が何度も頭をよぎる。 それでも、不思議なくらい主人公は諦めない。 部活を続けようとしたり、美容室で新しい髪色に挑戦したり、資格の勉強を初めてみたり、少しずつ自分磨きをしてみたり。 大きく人生を変える勇気はなくても、''昨日より少しだけ前へ''を何度も選び続ける。 遠く離れた大切な人とのやり取りに救われ、友達との出来事に悩み、親とのお金の話に気を遣い、将来への不安を抱えながらも、主人公は今日も「どうしたら少しでも良くなるかな」と考えている。 物語は成功を描く本ではない。 「普通に生きること」がどれだけ難しくて、それでも毎日を選び続けることがどれだけ尊いかを描いた物語。 最後まで、主人公は夢を叶えていない。 でも笑っている。 「未来はまだ分からない。でも、あの日の私より、少しだけ自分を好きになれた。」 そう思えたところで物語は幕を閉じる。
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小説 5,654 位 / 227,751件 エッセイ・ノンフィクション 102 位 / 8,838件
文字数 1,485 最終更新日 2026.07.29 登録日 2026.07.29
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