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ここは賑やかな繁華街を抜けた先に、ひっそりと佇むバー。
カウンターの向こうに立つ一人のマスターと、行き場のない思いを抱えている者たちがふらっと訪れ、静かな夜を共に過ごしていた。
相変わらず、いつものように訪れる客の悩みに静かに耳を傾け、その人に合った一杯を差し出していた。
しかし、ある夜を境にすべてが変わる。
突然現れた一人の客が置いていったのは、ただの悩みではなかった。
見過ごすにはあまりにも重すぎる“何か”。
関われば、すべてを失うかもしれない。
それでも男は、目を逸らさなかった。
これは、ただ、マスターとして働いていた一人の男が、たった一人の人間を救うために、想像を超える運命へと踏み込んでいく物語。
文字数 5,201
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.15
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