元構造解析研究者の異世界冒険譚2
すこし大きくなったシャーロット嬢、精霊さまとタッグを組んで王国に伝わる魔法技術の研究と活用に励んでいます。理系研究者のだった転生前の記憶と経験が、この異世界でもとても役に立っているようです。一方シャーロットの評判が高まっていることを知った聖女イザベルは、ひとり何かを企み始めました。
元構造解析研究者の異世界冒険譚5
製薬会社で構造解析研究者だった持水薫(もちみずかおる)は、魔法のある異世界ガーランドに、公爵令嬢シャーロット・エルバランとして生まれ変わった。『構造解析』と『構造編集』という二つのチートスキルを持って――。ジストニス王国が平和になり、シャーロットは転移魔法を探すため、仲間とともに旅に出る。ただ、先に寄るところがあった。王都の兵器製作工場で働かされていた人間の女の子――ククミカを、故郷の隠れ里ヒダタカに送り届けるよう頼まれたのだ。しかしその道中、シャーロットでも出現を探知できなかった魔物たちに襲われて――
元構造解析研究者の異世界冒険譚1
後輩研究者をかばって命を落とした持水薫さん、意識を取り戻した時に目の前にいたのはすこしうっかりな女神さまでした。新世界への生まれ変わりを提案された薫は「どんな物でも構造を解析&編集できるスキル」をリクエストします。不本意ながら幼女として貴族の家に転生することになったけど研究を続ける気は満々なのです。
元構造解析研究者の異世界冒険譚4
製薬会社で構造解析研究者だった持水薫(もちみずかおる)は、魔法のある異世界ガーランドに、公爵令嬢シャーロット・エルバランとして生まれ変わった。『構造解析』と『構造編集』という二つのチートスキルを持って――。シャーロットがなりゆきで関わっているクーデター計画は着々と進行していた。敵の魔導兵器の無効化、王城に落とし穴設置、最強戦士の寝返り、そして国王の非道を民衆の前で糾弾する方法など……。時間をかけて準備を整え、いよいよクーデターは決行の日を迎える。失敗は決して許されないこの計画。成功の鍵を握るのは、やはり七歳の女の子、シャーロットだった――
元構造解析研究者の異世界冒険譚3
製薬会社で構造解析研究者だった持水薫(もちみずかおる)は、魔法のある異世界ガーランドに、公爵令嬢シャーロット・エルバランとして生まれ変わった。『構造解析』と『構造編集』という二つのチートスキルを持って――。なりゆきでジストニス王国のクーデターに加わっているシャーロットだが、レベルが低いせいで、王城のような広い場所での『構造解析』に制限がかかってしまうことが発覚した。そこで、冒険者となってダンジョンに潜り、レベル上げをすることを決意する。というわけで、地下のダンジョンに来たシャーロットは、誰もいないのをいいことに、思う存分全力で暴れまわった。しかしそれは、地上にも多大な影響を及ぼしており――
元構造解析研究者の異世界冒険譚2
ネットで大人気の異世界大改変ファンタジー、待望の第2弾! 製薬会社で構造解析研究者だった持水薫(もちみずかおる)は、魔法のある異世界ガーランドに、公爵令嬢シャーロット・エルバランとして生まれ変わった。『構造解析』と『構造編集』という二つのチートスキルを持って――。偽聖女によって、魔人族の住むハーモニック大陸に飛ばされてしまったシャーロット。帰る方法を探す中で、魔人族の一種『ザウルス族』のレドルカと知り合い、彼から魔人族を喰らう怪物、ネーベリックの存在を聞かされる。そんな危険なやつは見逃せない! と、ネーベリック退治にシャーロットも手を貸すことになったのだが――
元構造解析研究者の異世界冒険譚
製薬会社で構造解析研究者だった持水薫(もちみずかおる)は、魔法のある異世界ガーランドに、公爵令嬢シャーロット・エルバランとして生まれ変わった。転生の際、女神様から『構造解析』と『構造編集』という二つの仕事にちなんだスキルをもらう。なにげなくもらったこの二つのスキルだが、想像以上にチートだった。なにせ、『構造解析』であらゆるもののステータスが見れ、『構造編集』でそのステータスを自由に変更できるのだ。この二つのスキルと前世の知識により、シャーロットは意図せずして異世界を変えてしまう――