ろびんぴっく

ろびんぴっく

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青春 連載中 長編
8月。 蝉が鳴き、森の草木が木陰を作る。 程良く涼しい場所に、木でできた小さな家が建ててある。 中に入ると、バーテーブルに背もたれのない椅子、綺麗に並べられたカップ達。 それを背景にカフェのオーナーは決まってこう言う。 「右奥の席には座らぬよう、お願いします」 シワだらけの顔で、毎日お客にハッキリとそう言うのだ。 その言葉の意味は、誰も知らないし、知ろうとしない。 このカフェには大勢詰めかけるわけでもない。だが、かといって誰一人来ないわけではない。 ただ、個性的なお客が駄弁っていくだけ。 そんなカフェに、少年がやってきて_____
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文字数 1,975 最終更新日 2019.02.12 登録日 2019.02.11
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