えれてドス丸

えれてドス丸

2
―この世界には妖精様がいる、どうしようもなく強くて、どうしようもなく弱い、妖精様たちが― 血で濡れた人間を哀れみ、かつて、神様は言った。 「妖精よ、人間を幸せにしなさい」 と。 世界は、街は、成り代わる。 人智を超えたチカラと幸せな考えを持った妖精達によって。 たとえば、死にたがり屋が集まる街。 たとえば、月に一回戦争をする街。 その身が人形でありながら生きているティア・レティアは、人間嫌いの不良妖精アプレといびつながらも、一緒に世界を今日も歩いていく。 これは妖精世界を歩く、人形少女と妖精少女のあてもない旅のお話。 #サブタイトル毎に話が終わる短編ものです
24h.ポイント 0pt
小説 21,264 位 / 21,264件 ファンタジー 8,265 位 / 8,265件
登録日 2018.12.23
この世界には意思あり《セミリア》と呼ばれる、意志を持った武器がいたとされる。どいつこいつも、すげえヤツらで、今となってはおとぎ話の存在だ。 ステータスとしては攻撃力:0 防御力:10である明らかにハズレ装備品に宿る精霊である俺こと、アルマとは違う雲の上の存在。 俺(指輪)を拾ったヘンテコ武器屋の店長であるラマス婆ちゃんと、喋り合いながら店番をするいつもと変わらない日常。 「お前さんにも、相応しい使い手がいる」 そんな口癖を聞かされながら、久々にやってきたお客様。 「それ、欲しい。ダメ?」 「ええええっ!?」 お客様は俺をご指名!? この一言が全ての始まりだった。 世界を侵食する存在、妖魔 人をくらい、人を殺す異形のもの、それを穿つかつての伝説は、俺という存在によって今再び輝きを取り戻す。 武器×武器ともに手を取り合う英雄譚ここに。
24h.ポイント 0pt
小説 21,264 位 / 21,264件 ファンタジー 8,265 位 / 8,265件
登録日 2019.01.24
2