2
 世界大戦中の西欧。その国では、拷問が盛んに行われていた。しかし、終戦とともに、非人道的な拷問を行っていた拷問官は死刑を言い渡される。処刑台の上で、最後は自信への拷問かと期待したが、気がつくとそこは異世界だった。  その世界では、今まさに戦争が行われており、その戦力として勇者を召喚した。拷問官はまだ戦争が出来ることを嬉しく思い、戦争への参加を受け入れ、指導者アロイスを名乗る。  元いた世界よりも文明水準が低いだけではなく、その世界では拷問そのものが存在していなかった。そのことに絶望をしたアロイスだったが、これから新しい拷問の文化を創造してゆくことに喜びを感じ始めていた。  異世界人類への容赦なき拷問が始まる。  惨たらしい死こそが、唯一の悦び。  さあ、戦争を始めよう。
24h.ポイント 0pt
小説 21,267 位 / 21,267件 ファンタジー 8,264 位 / 8,264件
登録日 2019.12.01
ある事件によって、人類が途絶えた。 最後の生き残りである少年とその祖父。 祖父が死んでから、少年は世界でただ一人の人間になった。 旧世界の異物を漁って生きながら、魔物におびえて暮らす日々。 少年はある日、旅に出た。もしかしたら、自分以外に生きている人間がいるかもしれない。 もしかしたら、魔物とも分かり合えるかもしれない。 それが、絶望への入り口とも知らずに。
24h.ポイント 0pt
小説 21,267 位 / 21,267件 ファンタジー 8,264 位 / 8,264件
登録日 2021.08.07
2