夏鶴 里愛

夏鶴 里愛

くだらないことを居うとめっちゃ冷ややかな目で見られ拍手されます お絵描き好きです

「瞳が潤うまでに」 完結しました。

「瞳が潤うまでに」完結しました。
読んでくれた方々ありがとうございます。

題名の意味ですが死ぬとき、思い出を振り返るとき、と捉えてくれればと思います。それまでに何かなしとげられるといいですね。

実はこの話、8割がたノンフィクションです。実に壮大でした。

これらを経験した中でちょっと面白いことがあったので余談として載っけさせて戴きます。

 まだ日本から来て日が浅い頃、成績による学年判定ができておらず入る予定の高1の授業に参加した。

中学の復習で科学の元素記号を振り返っていた。

懐かしいなとボヤボヤと聞いていると先生の口から「chinko」と聞こえてきた。

聞き間違いかと先生を見ると先生は真顔で「chinko」と言いながら見返してくる。

教科書見るとZN(亜鉛)がこの国では「chinko」だったのだ。しかも先生は女性。

心境を察してほしい。

「chinko大事だから忘れないでね。」(和訳)


 歴史は繰り返すとでも言うべきだろうか。


数ヶ月後、おじ家族とテレビを見ている頃だった。子供のエアガンを作るのに奴が使われていた。

そう。chinko(亜鉛)だ。

「chinkoってこんなところにも使われていたのか。」(和訳)

「chinkoって役に立つのね」(和訳)

「そんな事も知らないのか母さんchinkoは便利だよ。」(和訳)

「パパ〜chinkoってなに?」(和訳)

その後おじは私を見て「chinkoねぇ〜。」(和訳)と言ってきた。仕方なく苦笑いする。

このカオスさに危うく精神崩壊するところだった。

え?どうしてchinkoを隠さないって?立派な元素記号だよ、chinko(亜鉛)は。
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登録日 2020.04.08 12:57

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