渡邊 香梨

渡邊 香梨

京都市出身。「聖女の姉ですが、国外逃亡します!~妹のお守りをするくらいなら、腹黒宰相サマと駆け落ちします!~」が第14回ファンタジー小説大賞奨励賞を受賞。改題・改稿を経て、待望の書籍化を果たす。

本とインクのおはなし

【第14回ファンタジー小説大賞 投票有難うございました‼】

「聖女の姉ですが、国外逃亡します!~妹のお守りをするくらいなら、腹黒宰相サマと駆け落ちします!~」は、中世ヨーロッパ世界をイメージしています。

 羊皮紙と羽根ペンのお話は以前書かせて頂きましたが、今度はそれがどうやって本になったのか、書くためのインクはどうしていたのかと言うお話です。

 アンジェス国には活版印刷がまだこれから…と言う設定で、メインは写本なのですが、中世ヨーロッパの写本と言っても、これも時代、地域、流派、用途ごとにかなりのバリエーションがあるそうです。

 作中では、羊皮紙工房様のサイトにあった、中世末期(ルネサンス初期)15世紀末時祷書の代表的な作り方をイメージしての本になります。
 中世ヨーロッパ期の写本作りは、羊皮紙作成はもちろん、筆写、彩色、製本など、工程ごとにそれぞれ違った職人が担当する分担作業だったそうです。

 http://www.youhishi.com/manuscriptmaking.html

 こちらのサイトでは、最後製本されたところまで描かれているので、怜菜がヤンネにどんな商法書をぶん投げたのか、イメージしやすくなると思います。

 …実は結構な凶器です(笑)


 引き続き読んでいただけると嬉しいです!
登録日 2021.10.20 10:20

コメントを投稿する

1,000文字以内
この記事に関するコメントは承認制です

ログインするとコメントの投稿ができます。
ログイン  新規ユーザ登録

2
2021.10.21 10:30
渡邊 香梨
渡邊 香梨

▶さく 様

数ある作品の中から目を通して頂いて有難うございます!

いつも楽しみに読んで下さっているとの事、とっても嬉しいです!

商法書、ぶん投げずに持ったまま殴っていたら、殺人事件で2時間ドラマが完成したかも知れませんよね……(^^;)

それと、168話の件はご指摘有難うございます!

予約登録の際、日付の欄が誤って入力されていたようで、先ほど修正させて頂きました!m(_ _)m

頑張りますので引き続きお読み頂けると幸いですm(_ _)m

解除
2021.10.21 00:08
さく

いつも楽しみに読んでいます。
想像は出来ていましたが、羊皮紙サイトで画像を目にすると思わず「エッグイな、これ」と呟いてしまいました。
装飾次第で殺傷能力さらにアップ~みたいな 笑

それはそうと、167話と防衛軍sideの間、一話抜けてないでしょうか?
夕方の更新がなかったので…

解除
2

処理中です...

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。