キャラクターについて

柳月人＝ノアは色気のある美人をイメージしました。とにかく自己犠牲が過ぎていますが、自分自身が人を傷つけないことを目標にしています。もし自分が転生したら、こうやって成功したいなって思うより、こうすれば失敗しないかなって考えるだろうと思い、ノアに投影しました。怒ったり泣いたりと感情は忙しく、酷い目にあっても、結局誰のことも恨めないという、ある意味人間らしいノアのことを泥中の蓮と表現しました。

レイは天真爛漫我儘美人をイメージしました。くるくると動き回るレイは展開を変えやすく書きやすいキャラです。双子なのであまり兄の自覚がありませんでしたが、本編最後の方でようやく成長しています。天才と自分でも豪語しますが、努力の天才でもあります。その辺はおいおい書いていく予定です。

グウェンはイケメン俳優をイメージしています。けれども朴念仁で口が重く、途中から残念な感じになっていっていますが、本当はかっこいいんです。グウェンは基本的に何でも出来てしまうのであまり苦労とかとは無縁です。だからこそ少しだけ人の気持ちが分からないキャラでもあります。書いていて1番苦労したキャラです。

ルークはイケメンクール系モデルをイメージしています。本当はノアの友人としての脇役でした。レイの相手になる予定ではありませんでした。ですが、思ったよりもルークが動いてくれたのでメインになっていました。飄々としていて、何を考えているのか分からないタイプです。私的に1番好きなキャラです。

ゴードリックはとにかく最初から最後まで悪役を貫く姿勢で書き上げました。悪役が好きすぎてこうなりました。もっとノアを酷い目にしようと思いましたが、書けてないだけでやってる事はエグいなと思い冷静になってしまいました。とにかく私は悪役が好きなのであまりざまぁ展開にはなりません。すみません。


ストーリーについて

1話を投稿した時には、1章全て書き上げていました。悲劇のヒロインものが書きたい！となったので、過去の自分を振り返り考えを改めたノアが、自分が幸せになりたい気持ちと誰かを幸せにしたい気持ちの狭間で悩み揺れ動くさまはとても滑稽で美しいものだと感じながら書いていました。

ここまで読んでいただきありがとうございます。また2章をよろしくお願いいたします。