常森 楽

常森 楽

褒めてくれると喜んで更新します。単純思考。 カクヨムでも投稿始めました。でもちょっと、やり方がよくわからないから、お試しです。R15仕様に変更しようと思っていますが、作品の内容は同じです。

雑談①

私の作品、数は少ないですが、長編の2作に共通しているのは家庭環境に恵まれていないという設定。
まあ、恵まれてる・恵まれてないって考え方は人それぞれで、実際似たような立場・境遇だったとしても、幸せだと思える人もいれば不幸だと思う人もいるわけで…。
そんなことを言ってしまえば、戦争中の国と平和を保てている日本を比べればどっちが幸せか?とか、そういう大きな話になっていくのでややこしいですが。
なぜそういう設定になるのか…。
純粋に優しい物語でも良いのではないか?2人でまっすぐ愛を育めばいいのではないか?と…自分でも思ったりします。
でも、それはきっと私には書けないんですよねー。
幸せな家庭って、未だによくわからない。
幸せな家庭がこの世に存在することは理解している。
頭で理解していても、現実味がない。
昔、私は他人からはとても幸せな家庭で育っているように見えていたらしいのですが、実際は親に殺されかけていますし、いつ親に殺されそうになっても大丈夫なように、いつもナイフを隠し持っていました。
学校ではニコニコ笑って、誰も私が虐待されているなんて知らなかった。
誰かに告白されても“一体この人は、なぜ私を好きだと言えるのだろう?”と、ずっと疑問でした。
それでも行動し続けてみると…自分の問題に向き合い続けてみると、何度か転換期が訪れて、灰色だった世界が凄い勢いで色付いていった。
その転換期って、意外と時間にしてみると短い。
でも濃密だから、物凄く充実した時間になる。
短くても濃密な時間を過ごせると、それが力になる。
『いたずらはため息と共に』も、穂と永那の時間って、日数で考えると短いんですよね。
でも、過ごす時間が濃密だからこそ、変わっていける。
まあ、その転換期を生かすも殺すも、その人次第なのですが。
その人次第というのは、きっと生まれ持った性格もあるだろうし、今までどんな人と出会ってどんな風に接してもらえたかが大事なんだとも思います。
ひとえにその人次第と言うのも難しいです…。
だから物語のキャラクターが救われるためには、どん底の闇であってはならなかった。
どこかに、その人の逃げ道がなければならなかった。
…なんて、読み返したときに思いました🤗
漫画NARUTOの我愛羅が好きなのですが、きっとそのエッセンスが入ってるんですねー。
あの子の子供時代も、なかなか悲惨ですもんね。
登録日 2023.08.01 19:30

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