流離の侍

流離の侍

 さすらいのさむらいです。「ヒカルカ」を頑張って書き続けます。一話千文字程度で更新します、末永くよろしくお願いします。Xでもご意見ご感想お待ちしております!

新連載「よみがえり少女」

 「よみがえり少女」の連載が始まりました。
 学校も体育も大嫌いで、理由を誰かに話しても理解してもらえず、孤独に苛まれていた少女が成長する話です。
 
 あんなに死にたいと願っていたのにいざ死を間近に感じて、本当はまだ生きたいのだと気づき、黄泉の国から生者の国に戻るために奮闘します。
 また、その小さな冒険を通して、現実に向き合う強さも手に入れていきます。

 ぜひ、人間関係に悩んでいる方も、かつて悩んでいた方も共感できる部分が必ずあると思いますので、読んでいただければと思います。

 こんなことをみなさまに伝えてもよいか分かりませんが、この作品を書いた理由を知っていただきたいと思ったので、この場を借りて記したいと思います。

 実は自分も霏々季のように、こどもの時も大人である今も人間関係はあまりうまくいかず、誰かに相談しても相手にされることはほとんどありませんでした。時には、こんな些細なことで悩んでいるのは世界で自分だけで、自分はとてもばかなのではないかと思うこともありました。

 物語前半まで、黄泉に行くまでは、実話と言っていいほど実体験に忠実に書きました。全て本当のことです。悪口を言った奴を許すつもりはないし、一生忘れません。これからも悔しかった思いを抱えて一生生きていきます。

 でも、もし戻れるなら、あの時の自分に一人ではないのだということを伝えたいです。
 過去の自分にも、同じような思いをした人にも、それを伝えたくてこの話を書きました。

 家出する前に、自殺する前に考え直してください。
 ばかにされたまま逃げていいのか。
 見返さなくていいのか。

 自分は有名な作家になって印税で生きていくことが夢です。
 「ヒカルカ」を書き切っても売れなかった時は諦めますが、それまでは死ねません。
 今苦しい人も、悔しさを糧に何かするのはどうでしょうか。

 ばかにされたまま消えたら、その時は本当に負けです。

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登録日 2024.04.27 21:37

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