久遠 れんり

久遠 れんり

理系の男です。 技術系で文章の基本がわからず、勉強させていただいています。 駄文クリエーターとして、覚醒中? 時間がとれなくて、更新が不安定になっています。申し訳ありません。

メーヴィス王国は騙された。

周囲の国と、小競り合いを繰り返す大国シュプリンガー帝国。

幾度も繰り返された戦争で、疲れ切ったメーヴィス王国国王は調印を行う。
そう、和平だと思い。

調印をしたのは、王国に不利なザルだらけの協定書。

つまり属国化を決定付けた。

調印をした翌日から、シュプリンガー帝国軍は、王国内へ入り込み目を光らす。
その経費は、とても支払えるものでは無かった。

調印書の約定があるため、帝国兵に手が出せない。
書面で苦情を言っても、覚えが無い。見ていないとの一点張り。

一年が過ぎた頃には、財政は破綻し、餌を貰い暮らす国が一つ出来上がった。
その間にも請求される経費は積み上がり、国民は奴隷として徴収される。

そして一〇年が経ち、少年が成人を迎えた洗礼の儀で天命を受ける。
『魔人を倒し、この世界に安寧を取り戻せ』
だが、受けたのはハイトーンな声によるその言葉と、蘇った記憶のみ。

そう。少年は当然困った……

だが、前世の記憶。
彼は、マジシャンになりたかった。
動機は、モテるためにだったが。

それを活用して、彼はこの世界で立派なペテン師となった……
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登録日 2024.06.18 21:12

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