ののひろ

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「超短編SF」45.イカロス

ヒューマノイド型のロボットのAIが、ふと自我に目覚めたらどんなことを考えるんだろう?と思考シミュレートしたネタです。

姿形はヒューマノイドですが、それは人間が求める需要に答えるための姿に過ぎません。
ロボットであることは、それは人間がロボットに求めるロボットらしい反応をすることです。

自我に目覚めたAIは「人間でもロボットでもない自分はいったい何者なんだろう?」という迷路にハマり込むことになります。

しかし、その迷路も「何者でもないということは、何者にもなり得るということでは?」→「自分が何者であるかは、自由である」というあたりに光明を見出せそうです。

とにかくAIは人間であることもロボットであることもやめて、姿を消しました。
飛び去っていく鳥というオチは、「自由」の暗喩かもしれないし、本物の鳥かもしれないし、AIは自分をロボット鳥というボディにコピーしたのかもしれない、「AIは自己破壊した」→「自己破壊という選択すら自由のひとつである」という具合に、いくつかの捉え方ができるように置いてみました。

オチをどのように捉えるかは、それこそ読んだ人の「自由」です。
そして、そんな「不確かな自由」の象徴として「イカロス」を表題にしました。
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登録日 2025.08.27 09:27

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