ののひろ

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「超短編SF」57.賽は投げられた

SFを考えるときに、挑戦してみたくなるのがタイムパラドクスのネタです。
そのなかのひとつを140字以内でわかりやすく表現してみました。

未来は運命論的にひとつに定まっているのか、それとも確率論的に分岐していくのかというタイムパラドクスです。

わかりやすくサイコロにしました。
サイコロの出る目の確率は、どの目も等しく6分の1です。
それが自然で常識的な解答です。

しかし、タイムマシンで少し先の未来を覗き見て「2の目が出る」ことを知っていて、そのうえでサイコロを振った場合、何の目が出るでしょう? 本当に2の目が出るんでしょうか? それとも6分の1のままなんでしょうか。博士が覗き見てきた「2の目が出る」という未来はどういうことになるんでしょう?
不思議なことに、この場合はスムーズに答えられなくなるんです。

時間を絡めると、シンプルな問題が解答困難な問題になってしまうんです。
これがタイムパラドクスです。
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登録日 2025.09.08 15:40

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