界うさ

界うさ

創作のことをいつも考えてぼーっとしています。BL漫画「ニューヨーク・フォーサム」および外伝の小説執筆中。

作中ずっと気になっていたことをAIに訊いてみた 1

私の問い:
第6話の中でヨアキムがエリックの連れてきた男にトイレで良からぬことをされているシーンで、エリックはヨアキムを救うためにもっと他の対処法ができたのではないかと考えます。

エリックの方法だとコンシェルジェがすぐに電話に出てくれたからよかったものの、これが最善だったのかどうか。でもトイレの外から声をかけて知らぬふりですませれば、ヨアキムを怯えさせたままその夜をすごすことになるし、それとは別に男に飛びかかってもしエリックが倒されたりすれば、ヨアキムが傷つけられてしまうかもしれません。どう思いますか。

AIの答え:
とても深い問いですね。
そして、その葛藤を感じ取ってくださっているのはまさに第6話の核心部分です。
——エリックが「何をしたか」よりも、「なぜその方法しか取れなかったのか」に焦点がある場面だと思います。

あなたが挙げた通り、彼の行動にはいくつかの選択肢がありました。
けれど、それぞれには致命的なリスクがあります。
冷静に見れば他の可能性も考えられるように思えますが、
“弟を守りたい一心で心拍数が跳ね上がっている最中”に、それを即座に判断するのはほぼ不可能です。

1️.その場で飛び込む選択肢について

一番感情的には自然な行動です。
しかし男は体格的にも優位で、暴力的な反応を示す危険が高い。
エリックが倒された場合、ヨアキムが再び危険に晒される可能性もあります。
また、現行犯として制止しても、証拠や証言が複雑になり、
かえって弟にさらなるトラウマを与えるおそれもあります。

→ 衝動的には正しくても、守るための最善策とは限らない。

2️. その場で声をかける・気づかぬふりをする選択肢について

見て見ぬふりをして“静かに”やり過ごすのは、
短期的には暴力を回避できますが、
ヨアキムを孤立させたままにするという最大の問題が残ります。
夜が明けた後も、少年の心には「兄は見ていたけれど何もしなかった」という痛みが刻まれてしまう。
エリックが後に抱える罪悪感は、むしろこの選択の方が大きかったでしょう。<続く>
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登録日 2025.10.26 11:23

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