古森日生

古森日生

こんにちは。古森日生(こもりひなせ)です。pixivでは二次創作メインで活動していたのですが撤退することにしたのでオリジナルの小説はこちらに加筆して移行したいと思います。ジャンルは恋愛メインです。

しあわせのうさぎ のこと

※話の核心に触れます!ネタバレNGの方は読了後お読みください。





果たして、いちごちゃんはどうやってリィテたちを「助けて」くれたのでしょうか?

しあわせのうさぎには、おとぎ話の通りため込んだしあわせで周りをしあわせにする力があったのでしょうか。
それとも『肉』と『毛皮』としてリィテたちを助けてくれたのでしょうか…。

貴女が想い描いた結末が唯一の結末です。
それ以外の可能性は消してしまいましょう。

…と、『家畜』タグに気づくかどうかで初めから受け取り方が違ってくる本作。
実は最初のプロットではバッドエンドでした。

ラストシーンはあの屠殺場で、眠るいちごちゃんを起こさないようにそっと解体台に横たえて、
「せめて怖い思いだけはさせないからね。あなたは最期までしあわせのうさぎなの。 ね? 一号…」
と、泣き笑いでリィテがつぶやく…というのが最後の場面でした。
なんだそのサイコパス…。

が、ですよ。
いざ書き始めてみたらいちごちゃんもリィテも可愛くてそのラストシーンが想像できなくなってしまいまして…。
悩んだ結果ハッピーエンドにもバッドエンドにも見える終わり方に変わりました。

実はこれ最近ちょっと衝撃的なバッドエンド読みましてバッドエンド書いてみたくなったのが構想のもとだったんですね。
それと同時にエブリスタで「育てた愛」というコンテストやってたのでそのふたつを合わせて生まれました。
コンテストが「育てた愛」でなければ本当にバッドエンドだったかもしれないです(笑)。
※ちなみにエブリスタでは12/16完結予定で今1ページずつ進んでいます。アルファポリスが先行公開です。

なお、途中で名前だけ出てくる「レミリティス・クラン・アンヴァーラ侯爵令嬢」ですが、現時点では形にしていない「一輪の花籠」という小品のサブヒロインでライバル令嬢(悪役令嬢)です。
一言でいえば努力で何でも成し遂げてしまう天才で「できない」ということが理解できず、悪気なく「殿下ならできますわ」とか言っちゃう人です(笑)。
形を変えてまたどこかで出てくるかもしれません。出てこないかもしれませんが。

次の作品は来年でしょうか。師走は忙しいのでゆっくり考えます。
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登録日 2025.12.04 21:02

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