なぎさ

なぎさ

怖いほど愛されつつ大切にされる恋愛小説を書きます。普段は成人向けTL作家のため投稿先のルールに合わせて表現を調整しています。 宵とセルク、二人の看板ヒーローを中心に、舞台を変えたお話を投稿。

強がりな彼女たちが、逃げられないほど愛されるまで

今回は、ヒロインたちの「愛され方」について少しご紹介します。

私の書くヒロインたちは、最初から素直に甘えられる子ばかりではありません。弱さを隠したり、ひとりで頑張りすぎたり、不器用に空回りしてしまう子たちです。けれど、そんな強がりごと見抜かれて、逃げ場をなくすくらい深く愛されていく。そういう関係を書くのが好きです。

ノエルは、プライドが高くて優秀な女の子です。勉強や知識は、自分を守るための鎧のようなもの。恩のある養父母のために、自分がなんとかしなければと必死に頑張ります。

けれど、どうしようもなくなった時、なぜか手を伸ばしてしまう相手がセルクです。軽薄で怪しくて、人間の常識では測れない男。それなのに、ノエルの強がりの奥にある不安や弱さを、彼だけは見逃しません。

反発しながらも、からかわれて、翻弄されて、少しずつ心を許してしまうノエル。けれど彼女は、ただ捕まえられるだけの子ではありません。ふとした素直さや小さなデレで、余裕そうなセルクのほうを完全に負かしてしまうこともあります。

一方で月菜は、「自分をちゃんと見てもらえない」苦しさを抱えた女の子です。認められたくて、頑張りたくて、でも不器用で、空回りしてしまう。その必死なあがきが、なんでも完璧にこなす宵には、たまらなく可愛く見えてしまいます。

一度、宵に見つけられたら最後です。外堀を埋められ、逃げ道をなくされ、愛し尽くされていく。けれどそのかわり、宵は月菜がずっと欲しかったものを全部くれます。不器用なところも、ズレてしまうところも、頑張りすぎて苦しくなるところも、全部「かわいい」と受け止めてくれるのです。

そんな二人が、それぞれのヒーローに捕まえられ、愛され、少しずつ絆されていくところを楽しんでいただけたら嬉しいです。
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登録日 2026.07.03 20:56

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