春蘭

春蘭

二次では「青蘭」で活動している者です。

慰めの根底には憐憫がある

侯爵令嬢~の27話、ちょいと判りずらかったかなと思ったので補足。

尾坂大尉はプライドが高い男です。なので、彼のことを下手に慰めるのは、彼のプライドを著しく傷付けることに繋がります。
「やっている姿勢」、つまり「血反吐吐くような思いで死に物狂いに努力していたこと」自体を評価されたい訳でない。名声が欲しくてやっているのではない。自分が残した結果が国を守ることに繋がってほしいという思いでやっているだけ。その結果を出すまでの課程は、彼にとっては本当にどうでもいいことなのです。
それ(頑張っている姿を誰にも見せずに結果だけをひょいと出すけど、別に評価されなくてもいい)は誰にでもできることではありません。
だから胡二郎さんのあれは最悪の発言だったというわけです。
「もう苦しまなくていい、逃げても良いのだ」というのは「お前が自分の努力による苦しみを必死で隠して平然とした態度を取るために味わった苦しみは、全て無駄で無意味なものだ」と暗に指摘して、尾坂大尉のプライドを著しく傷付けることになるので。
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登録日 2020.02.28 12:58

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