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冤罪により、辺境の地へ追いやられた元侯爵令息のユベール。
だが彼は、あまりのことに気を病んで――はいなかった。
野山を駆け回り、虫を捕まえ、草花をスケッチし、のんびり釣りをする。
それはすべて、侯爵家の令息として縛られていた頃には許されなかった自由だった。
そんな生活から一年。
冤罪を証明できそうだと、幼なじみの王太子から報せが届く。
――王都へ戻れる。
それは同時に、あの窮屈で冷たい場所へ戻るということでもあった。
迷うユベールの前に現れたのは、これまで静かに見守るだけだった辺境伯のラドヴァン。
「ならば、ずっとここにいろ」
「俺と婚約すればいい」
優しく(時に暑苦しく)包囲してくる辺境伯と、元侯爵令息の恋物語。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 67,795
最終更新日 2026.03.20
登録日 2026.03.06
アラバンド国の王弟ルカーシュは、騎士のシモンによって地下牢から救い出された。
その時、肌に触れたシモンに、やけどのような怪我を負わせてしまう。
ルカーシュは北の魔女の末裔であり、魔力を持っていた。
魔力を持たない者に触れると、怪我をさせてしまうという。
騎士団長からの命令で、シモンはルカーシュの護衛につくことになった。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 78,761
最終更新日 2025.09.18
登録日 2025.09.03
敵国に捕らわれた騎士団長バルトルトは、看守に扮した元侯爵令息マレクと出会う。
マレクの手引きによって、バルトルトは地下牢からの脱獄に成功するが、ふたりはそのまま別れることになった。
それから数年。
最短期間で敵国を滅ぼしたバルトルトは、祖国の英雄となる。
だが、マレクの顔が頭から離れなかった。
ついには妄想の中で彼を抱き、ひとり体の熱を逃がすほどだった。
そんなある夜。
いつものように自室で悶々としていたバルトルトの前に、いるはずのないマレク本人が現れる。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 111,384
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.07.20
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