1
件
誰にも心を許さない王太子が、ただひとり気にかけたのは、すべてを失った没落令嬢だった。
戦で家を失い、王城でひっそりと生きるミュレット。
冷徹と恐れられる王太子アラン。
孤独を抱えたふたりは、荒れた庭に花が咲くように、少しずつ心を通わせていく。
けれど彼女は、彼の想いに応えることができない。
伝えたいのに伝えられない。
求めたいのに、応えられない。
これは、傷を抱えたふたりが、すれ違いの先でようやく救いに辿り着くまでの物語。
静かに燃えるような恋が、心をほどいていく
文字数 5,639
最終更新日 2026.04.01
登録日 2026.04.01
1
件