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「私に人生を差し出せ。引き換えに、望みを遂げるための力を授けてやろう」
両親を殺され、故郷の村を焼かれた少年ラルフ。
両親の仇――「渡り烏(わたりがらす)」によってすべてを奪われた彼を、雨の降る焼け跡から拾い上げたのは、エルザと名乗る一人の魔女だった。
渡り烏へ辿り着き、いつかその仇を討つための力を求めるラルフは、エルザの弟子となり、人ならざる「不死人」となることを受け入れる。
剣を学び、師匠とともに世界を旅する中で、ラルフはさまざまな人々、そして数奇な過去を背負った魔女たちと出会っていく。
かつて人類とともに竜と戦った魔女たちの末裔。
失われた魔女の王国。
人間によって行われた魔女狩り。
そして、歴史の奥深くに隠された世界の成り立ちと「深淵」の存在。
なぜ渡り烏はラルフの故郷を襲ったのか。
なぜラルフだけが生き残ったのか。
そして、彼を弟子にしたエルザは何者なのか。
復讐を求めて魔女の弟子となった一人の少年が、師とともに歩き、多くの出会いと別れを重ねながら、やがて世界と魔女たちに隠された真実へ辿り着いていく。
師弟の絆、喪失、記憶、そして選択を描く長編ダークファンタジー。
文字数 154,722
最終更新日 2026.08.28
登録日 2026.08.22
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