ハイファンタジー 小説一覧
小説AI検索
1
婚約破棄が壊したもの――殿下、ご理解いただけましたか?
「君は王太子妃にふさわしくない」
三年間の婚約を突然破棄されたイリナは、あっさりとそれを受け入れた。
そして婚約者として預かっていた王家の契約書を、すべて王太子へ返却する。
引継ぎも必要ない。
あとは官僚に任せればいい。
王太子はそう判断し、その日の夜会で婚約破棄を公表した。
これで、すべて終わったはずだった。
――三日後。
イリナは国王から緊急の呼び出しを受ける。
王家と取引していた商会が、次々と条件を変え始めたという。
誰も契約を破っていない。
誰も王家を敵視していない。
それなのに、なぜ――?
2
大豊作で領地が貧しくなる!?――領主令嬢は「麦を売らない」と決めました
今年は、領地始まって以来の大豊作。
領主令嬢である私は、喜ぶ領民たちと収穫を祝っていた。ところが王都から来た商人が告げた麦の買値は、去年の半分だった。
たくさん採れた。たくさん働いた。それなのに、このままでは領民たちは去年より貧しくなる。
「豊作なのに、豊かになれないなんておかしいでしょう?」
だから私は、ひとつの決断をした。
「この麦、売るのをやめましょう。」
3
山が崩れたら、貧乏領地が交通の要衝になりました
異世界に転生して十六年。貧乏伯爵令嬢として暮らす少女の悩みは、領地に売れるものが何もないことだった。
そんなある日、三年前の崩落で山奥の地形が変わり、通れなかった谷が開いていると知る。
地図を広げて気づいたのは、その谷を通れば三日かかる王都と港を、わずか一日で結べること。
技師の調査でも街道建設は可能。けれど、貧乏伯爵家には肝心の建設費がない。
ならば、この道で一番儲かる人たちに出してもらえばいい。
少女は地図を手に、港の商人たちが集まる定例会へ向かった。
4
魔王を倒したのに、なぜか勇者の仕事が終わりません。
三年の旅の末、ついに魔王を討伐した勇者レオン。
これで勇者の仕事も終わり。田舎で畑を耕して、のんびり暮らそう――そう思っていた。
ところが、王城に帰還した勇者を待っていたのは、終わりの見えない仕事の山だった。
ひとつ片づければ、また次の仕事。しかも、どれも無下には断れない。
たまりかねて国王に直訴するが、事態は思いもよらぬ方向へ。
魔王は倒した。世界も救った。
なのに、どうして勇者の仕事が終わらない!?
果たしてレオンは、念願の田舎暮らしを手に入れられるのか?
5
雷の魔力を授かったので最速の冒険者を目指します
ここは12歳で年明けの日を迎える人々が天より「魔力」を授かる世界
今年12歳で年明けの日を迎える少年カムル・ファルコシアスは、自分の今後の命運を左右する年明けの日の魔力の儀が憂鬱だった。
叶えたい夢があっても望む魔力を与えられず、それを折られた人間は自分の兄を始め数多くいる。
こんな世界では望みなど持たない方がいい……。
そう考えながらカムルが魔力の儀で得たのは「雷」の魔力。
それにより一筋の希望が見えたカムルは決意した……「困ってる人々を即座に助ける最速の冒険者になるんだ」と。
カムルの冒険者としての険しい道のりが始まった……。
6
兵士を増やしたら、戦える兵士が減りました。
隣国との緊張が高まり、国境砦の兵士は千人から千五百人へ増員された。
ところが国王の名代として視察に訪れた王女が聞かされたのは、信じられない報告だった。
「現在、この砦で戦える兵士は八百人ほどです」
兵士を五百人増やした結果、戦力は二百人減っていた。
しかも、その事実は敵国にも知られている可能性が高い。
「明日、敵が来ても不思議ではありません」
増援を送り返すよう求める司令官に、王女は告げる。
「五百人は帰しません。千五百人を、戦えるようにします」
7
追放された冒険者四人、誰も近づかない赤字ダンジョンを引き受けました
大手クラン《銀翼の剣》に所属するエルナたち四人は、三年連続の赤字を理由に追放された。
翌日、四人で新しい仕事を探していたエルナが見つけたのは、誰も管理したがらない《灰石の迷宮》。
珍しい素材も、高価な宝もない。
おまけに過去三年間、ずっと赤字。
けれど実際に迷宮を調べたエルナたちは、あることに気づく。
「……これ、私たち四人ならやっていけるんじゃない?」
こうして追放された四人は、誰も欲しがらない赤字ダンジョンを引き受けることになった。
8
【ボーイミーツガール】君を探して 白羽根の聖女と封じの炎【ハイファンタジー】
ボーイミーツガール & ハイファンタジー!
バディ要素・バトル・成長要素あり。
転移転生・チート・ざまぁ・ハーレムなし。
超絶じっくり進行。
隙あらばポエムります(。-∀-)
AI補助は誤字脱字の洗いだし、登場人物のイメージ画像、表紙、イメソンに使用しています。
文章作成には一切利用していません。
イメージソングは作者プロフィールのwebリンクのnoteにまとめてあり。
救国の英雄である魔女を師に持つ、少年フラム。
術法的不能を抱えながらも一人前の魔術士を目指し修行を続けていた彼は、ある日破門となり、生まれ育った森を彷徨うこととなる。
そんな中、フラムは『自分そっくりの魔物』を探し求める神殿従士の少女フェレシーラと出会い、紆余曲折を経て行動を共にし始める。
「行きましょう、フラム。貴方は私と旅に出るの」
その言葉に誘われて彼は自身に秘められた謎と、その意味を求めて外の世界へと旅立ってゆく。
きっと必ず、ここに戻ってこようと誓いながら……
少年少女と幻獣一匹で、共に歩む心の旅🔥⚒️
王道ボーイミーツガールの本格ファンタジー。
ハッピーエンドに向けてがんばります🍠
カクヨム・小説家になろうにも投稿中でした。
9
星刻の約定 ——Fragments of Laurant―
——選べ。繁栄か混沌か。
それは喪失の物語。
それは泡沫の物語。
それは忘却の物語。
それは巡礼の物語。
どれほど暗い深淵であっても、自らの手で運命(ほし)を刻み、抗い続ける者たちがいる。
どうか、見届けて。
どうか、忘れないで。
* * * * * * * * * *
繁栄の陰に、かつての惨劇と深い呪いが息づく国——聖ラウラント王国。
歴史に置き去りにされた血の記憶、長命種の誇りを抱く者たち、そして過去の陰謀に抗う魔術師と騎士たち。
それぞれの胸に秘めた決意と譲れぬ誇りを抱き、彼らは過酷な運命の中へと踏み出していく。
これは、罪と咎が交錯する王国の影で、己の道を切り拓く者たちの姿を描いた重厚なる群像劇ダークファンタジー。
どれほど暗い深淵でも、君は風を掴むでしょう。
* * * * * * * * * * *
【物語の航路図】
序章:完了
夢見の断章:完了
第一章『楽園への案内人』:進行中
番外編・追補録:随時更新中
* * * * * * * * * * *
【読者様への注釈】
※本作は、章ごとに異なるキャラクターにスポットが当たる群像劇形式でお送りします。
※序章以降の一部のエピソードは1話あたりの文字数が多めの構成となっております。お時間の許す時にご自身のペースでお楽しみいただけますと幸いです。
聖ラウラント王国で生きる人々のかけがえのない息吹を、どうぞ見届けてください。
作品を通して少しでも笑顔になってくれますように。
10
俺だけLVアップするスキルガチャで、まったりダンジョン探索者生活も余裕です ~ガチャ引き楽しくてやめられねぇ~
仕事中、寝落ちした明日見碧(あすみ あおい)は、目覚めたら暗い洞窟にいた。
目の前には蛍光ピンクのガチャマシーン(足つき)。
『初心者優遇10連ガチャ開催中』とか『SSRレアスキル確定』の誘惑に負け、金色のコインを投入してしまう。
カプセルを開けると『鑑定』、『ファイア』、『剣術向上』といったスキルが得られ、次々にステータスが向上していく。
ガチャスキルの力に魅了された俺は魔物を倒して『金色コイン』を手に入れて、ガチャ引きまくってたらいつのまにか強くなっていた。
ボスを討伐し、初めてのダンジョンの外に出た俺は、相棒のガチャと途中で助けた異世界人アスターシアとともに、異世界人ヴェルデ・アヴニールとして、生き延びるための自由気ままな異世界の旅がここからはじまった。
11
転生したらゴーレムだったが全然動けない件
五感を全て失い、漆黒の闇の中で意識だけが覚醒した黒岩豪33歳。
やがて状況を把握できるようになった時、目にしたのは石像のような己の体だった――。
ゴーレムに転生した元サラリーマンが、人ならざる体で、ままならない状況を生き抜く超硬派異世界ファンタジー。
詳細は本編にて。
[注意事項]
暗所恐怖症及び閉所恐怖症の方は冒頭二話を飛ばしても結構です。
そうでない方も、冒頭三話は我慢して読んでください(笑)。
12
『魔力も剣の才能もなかった僕は、森で出会った魔女に力をもらった。幼馴染と世界を旅する僕は、その代償をまだ知らない…』
「君となら、どこまでも行けると思っていた。」
――これは、魔女の力を得た少年と、幼馴染の少女が世界を旅する物語。
剣と魔法が存在する世界。
小さな村で暮らす少年、イルヴァ・ラウデンには、これといった才能がなかった。
剣術も平凡。
魔力もごく僅か。
そんな彼の隣には、幼馴染のリディア・エルフェルトがいた。
元王国騎士を父に持つ彼女は、幼い頃から剣を学び、同年代では並ぶ者がいないほどの才能を見せていた。
正反対の二人だったが、それでもいつも一緒だった。
ある日、村の外れにあるお気に入りの大樹で、イルヴァは一人の女と出会う。
その女は、魔法を使う不思議な魔女だった。
「私の魔力を分けてあげよう」
その日を境に、イルヴァは魔法を使えるようになる。
そして十年後。
十八歳になった二人は、世界を見るために故郷を旅立つ。
向かう先は、リディアの両親が生まれ育った大国。
道中で出会う人々。
知らない文化。
善意と悪意。
仲間との出会いと別れ。
失敗と挫折。
世界を旅する中で、二人は少しずつ成長していく。
魔法を磨きたい少年と、自分だけの強さを探す少女。
これは、そんな二人が世界を知り、自分自身を知っていく旅の物語。
――けれど。
少年と魔女を繋ぐ見えない糸は、十年前から一度も切れてはいなかった。
そしていつか、その魔女は少年の前に再び現れる。
彼がこれまで積み重ねてきた人生、そのすべてを受け取るために。
13
星輪のギメルス
勝者の凱歌が響く裏で、真実の産声はいつだって静寂の中に落ちる――。
星霊暦491年、英雄によって「魔王」と恐れられた皇帝が討たれ、2000年に及ぶカナン帝国の栄華は終わりを告げた。
物語の舞台は、それから十数年後の星霊暦504年。
絶壁に囲まれた辺境の楽園「マイムハレム」のガラーシャ村では、多様な種族が寄り添い、穏やかな日常を営んでいた。
魔法は苦手だが真っ直ぐな心を持つ少年エフェスと、身分を隠して生きる亡国の王女エセル。幼馴染として育った二人は、星月夜の湖畔でささやかな未来の約束を交わす。
しかし、その平穏は理不尽に引き裂かれる。
新興勢力・アルケテロス教の軍勢が突如として村を強襲。
燃え盛る炎の中、エセルは為政者としての重い宿命を背負って未知なる外の世界へ脱出し、全てを奪われたエフェスは託された一振りの「星剣」と共に絶望の森へと逃れ落ちるのだった。
交わることのない別々の道を歩み始めた少年と少女。
安易な奇跡や救済は存在しない。
「生きるためには戦わなければならない」という過酷な世界で、それでも「感謝」を胸に前へ進む者たちの、壮大なハイファンタジー群像劇。
14
旅の理由は、あとで 〜百年かけて目覚めたエルフ〜
目を覚ますと、文(あや)はエルフの国にいた。
百年の眠りから目覚めた彼女は、金の瞳を持つ特別な存在として、長老エルカディアに保護されながら静かな日々を過ごす。
やがてフィーネという名を得た文は、世界を巡る旅へと歩き出す。
森の村、湖のほとりの集落、王都へ続く街道。
人々との出会いを重ねながら、少しずつこの世界を知り、自分がここへ来た理由へと近づいていく。
これは、戦うためではなく、生きるための旅。
静かな出会いと成長を描く、異世界ロードファンタジー。
15
剥製のジェミニ
——— 兄の番号を刻まれた 双子の影は だれ ———
性別すら奪われた 兄の予備
二次性徴が 双子の運命を狂わせる
頸に刻まれた【 12桁の刻印 】で
人々を支配し搾取する【 アリトメリア王国 】
上級戦士の家系に生まれた双子は
同じ名と刻印を与えられ 2人で1人の戦士として生きてきた
互いに愛情を抱きながらも
〈 ギルベルト 〉を奪われる恐怖に苛まれる兄と
〈 ギルベルト 〉の呪縛に苛まれる妹
そして妹の抗えない身体変化が 双子の秘密を揺るがす
窮地に陥った彼女を救ったのは 国から抹消された
無番の青年〈 ハティ 〉だった
番号によって人間を定義する社会で 人は自分自身でいられるのか
16
key ―光の先へ―
二律背反世界を舞台に、主人公バッシュの旅が繰り広げられる。自身の記憶がなく、あるのは物心ついた時には、はめていた指輪と背中に刻まれた刻印。
自分が何者なのか求める旅に出るが、世界の動き出した運命に巻き込まれていく。
運命に飲まれるのか?それとも抗うのか?
バッシュの旅が今始まる。
あらすじ
神秘なる魔法を信奉するアイシア皇国と、革新的な科学技術を誇るローレル王国。かつて凄惨な大戦を繰り広げた両国は、現在、危うい均衡の上に「偽りの平和」を保っていた。しかし、世界各地で魔力の不安定化や不可解な事故が多発し、平穏な日々は音を立てて崩れようとしていた。
皇国の辺境にあるリーン村で育った青年バッシュは、凄腕の剣術を持ちながらも、己の過去に関する記憶を一切持たずにいた。彼の手がかりは、物心ついた時から左手にあった「謎の指輪」と、背中に刻まれた数字「875」の刻印のみ。己の根源を知るため、彼は静かに村を後にする。
旅の始まり、バッシュは深い森の中で、瀕死の重傷を負ったエルフの女性エライザを救う。彼女は軍隊によって故郷の里を滅ぼされ、何らかの「鍵」として執拗な追跡を受けていた。彼女を抱え窮地に陥ったバッシュを救ったのは、人知を超えた存在である「異界の狭間の妖精」だった。妖精は彼の指輪と刻印が逃れられぬ宿命の証であることを告げる。
エライザを狙うのは、皇国や王国の影で暗躍する勢力だった。彼らは世界を塗り替えるほどの力を秘めた「何か」を解き放つため、エルフの巫女の血を引く彼女を「鍵」として必要としていたのだ。バッシュは、己の過去を解き明かす旅が、同時にエライザを守り、世界の崩壊を食い止めるための戦いへと繋がっていることを悟る。
二人は、追っ手の目を掻い潜りながら皇都や寺院、科学の暴走に揺れる王国、そして両国の地図に記されていない空白地帯「星屑の海(スターダスト・シー)」へと足を踏み入れていく。
次第に明らかになる、バッシュの数々の「謎」の正体。そして、科学と魔法、二つの力が交差する果てに待ち受ける世界の真実とは。自身のアイデンティティを求めるバッシュの孤独な旅は、やがてエライザという絆を得て、世界の命運を懸けた壮大な冒険へと変貌していく。
◇◇◇◇◇
カクヨム
【2025カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト中間選考通過作品】
・key〜光の先へ〜
17
【第四章完結】Chronicle -エルディア・バース戦記-
【第三章完結/骨太な王道ハイファンタジー長編】
神々の代理戦争により、国家が熾烈な覇権争いを繰り広げる世界「エルディア・バース」。
この世界で、魔力を持たない人間は存在しない。
ただ一人、シグ・フリューゲンを除いては。
「呪われた子」と蔑まれながらも騎士を志した少年は、故郷を襲った惨劇の中で、神々の系譜に存在しない紋章を覚醒させる。
その力は魔法を消し、物質を消し、ついには生命さえも世界から消し去った。
祖国に居場所がなくなったシグへ手を差し伸べたのは、神々に叛逆する女、エルセリア・ヴァーレンティア。
異なる過去を背負う二人の旅は、やがて神々の秘密と、歴史から消された真実へ辿り着く。
少年が手にしたのは、世界を救う力ではない。
世界の理そのものを、消し去る力だった。
国家、種族、神々が相争う世界で、人間は自らの未来を選べるのか。
これは、人々が神に祈ることをやめ、自らの意志で未来を選び取るまでを記した戦記である。
2026/8/8 投稿開始/毎日21:00に更新
18
シャフツベリの仕立て屋4
かつて、世界から魔術が喪われた。
■蒸気機関で近代化したファンタジー世界の、ある仕立て屋の日常。
■スプラッタはありませんが、色彩鮮やかな部分が出てくる場合がございます。苦手な方はお気をつけください。
■未読の方は1(https://www.alphapolis.co.jp/novel/443687923/714004308)からどうぞ。
NDからお引越し。全21話。
19
水精演義
滅びるはずの泉から、たった一滴 救われた精霊――雫。
「滅びゆくものを救ってはならない」という掟を破り、その命を拾い上げたのは、水を司る理王だった。
王の館で穏やかな日々を送っていた雫。
しかしある日、王の不在を狙った襲撃によって、その日常は一変する。
「理術を学べ」
それは、生き延びるために与えられた命令だった。
修練の中で雫は知る。
二百年前から続く水精の争い――流没闘争。
そして、その中心にいる存在が“自分と深く関わっている”という事実を。
なぜ自分は救われたのか。
その一滴に託された意味とは何か。
最弱の精霊は、やがて精霊界の運命を揺るがす存在へと変わっていく。
――それは、世界の均衡を揺るがす戦いの始まりだった。
『水精演義』――静かに動き出した運命の物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜
序章 一滴の雫
一章 理術黎明編
二章 水精混沌編
三章 火精動乱編
四章 金精韜晦編
五章 木精継承編
六章 土精縁合編
七章 一滴太子編
八章 深々覚醒編
九章 众人放免編
十章 無理往生編
終章 一水盈盈編
※このお話は『小説家になろう』『カクヨム』にも掲載しています(完結済)
20
大賢者ユノと弟子のリゼ 〜史上最も偉大な賢者と世界を統べる精霊たち〜
本作は師匠と弟子をテーマにした冒険譚です。魔法使いや剣士の師弟が登場します。旅をしながらそれぞれが成長していく話しとなっております。冒頭では子供の姿になってしまった先生を元に戻すため、魔法使いのリゼが旅に出ます。
——遥か昔、世界には『魔法』があった。
風・火・水・地を司る精霊たちが息づき、広大な大陸には国を治める王がいて、日々の営みを紡ぐ民がいて、そして、果てなき旅路を往く冒険者がいた。
いつの時代も、人は冒険へといざなわれるものである。
何かに導かれるように、あるいは何かを追い求めるように——
個人的には王道ファンタジーだと思ってます。普遍的なものを書きたかったので、恋愛も、バトルも、笑いも、感動も要素として入れてみました。シリアスな部分もなくはないのですが、基本的にギャグ路線です。
《章立て》
【序章】第1話〜第6話
【第1章:魔法学校編】第7話〜第28話
【第2章:流星の谷編】第29話〜第52話
【第3章:大陸横断編(前編)】第53話〜第84話
【過去編:王立天文台派遣任務】執筆中
※1話2000字前後です。
大陸横断編と時の塔編のタイトルの記号の意味は以下のとおりです。
『★』…ユノが登場するエピソード
『☆』…リゼが登場するエピソード
『◇』…フィオナが登場するエピソード
『▲』…ルカが登場するエピソード
《主な登場人物》
ユノ:主人公/大賢者/もともと32歳(序章と第1章では8歳、第2章の途中から18歳)
リゼ:ユノの弟子/27歳
《ユノ大先生語録》
【第0100番】『創作とは、最も高尚な精神活動である』
【第0101番】『書き物は、誰かの思想の切り貼りでできている』
【第0102番】『完璧な文書は、存在しない』
※この物語はフィクションです。作中の名称や表現は架空のものであり、実在の人物・団体などとは一切関係がありません。
21
アルジェ・ロッシーニ元王太子妃の剣
『王太子妃が、王太子を守って瀕死の重傷』
ある日、新聞に載った悲劇は、王都中を一気に駆け巡った。
怪我を負わされたのは、王位継承争いに巻き込まれ、たった十歳で結婚させられ王太子妃になったアルジェ・ロッシーニ。
十八歳の王太子には、『子供過ぎる』ことを理由に粗略に扱われ、白い結婚のまま2年を過ごした。
王妃からは、『しつけ』という名の虐待を受け、誰も守ってくれない王宮で過ごしてきた。
そんな彼女が、愛おしくもない男のために、むざむざと間者に切られ、胸に大きな刀傷を残すことになる。
切られた瞬間、彼女は、ある事を思う。
あぁ…私は、これで自由……
ねぇ、誰か、剣を頂戴…
これは、完全に脳筋に振り切った元王太子妃が無自覚無双をしながら剣聖と呼ばれるようになるまでの、仲間と過ごした破天荒なお話である。
※異世界恋愛からハイファンタジーへとジャンルを変えています。
22
「魔物の大群が逃げてる?」――魔物を倒さず見ていた私には分かりました
討伐依頼を受けたのに、角兎を一匹も倒さず帰ってきた銅級冒険者リナ。逃げる魔物を追ってまで倒せない彼女は、今日もギルドで呆れられていた。
その直後、西の森から何百匹もの魔物が町へ押し寄せる。誰もが襲撃だと思い迎撃に備える中、リナだけは違和感を覚えた。
種類の違う魔物たちが争わず、ただ同じ方向へ走っている。
そしてリナは気づく。
「あの子たち、町を襲いに来たんじゃありません。逃げてるんです」
23
「何も起きていない」が私の仕事でした――解雇された女性文官の話
「何も起きていないのに、なぜ調べる必要がある?」
領地の数字を管理する女性文官エレナは、小さな異常を赤い帳簿に記録し、問題になる前に調べ続けていた。
荷馬車の減少。倉庫で増える乾燥用の炭。減り始めた薪の出荷量。原因不明の水路の流量低下。
だが、新任の領主代理に「無駄な仕事」と切り捨てられ、エレナは解雇される。
彼女は赤い帳簿を残し、隣の領地へ去った。
その時点では、本当に何も起きていなかった。
24
戦えない雑用係の私は、追放されて初めて自分の価値を知りました
どれも誰にでもできる仕事なのだから、仕方がない。
そう納得したリナは、欠員を探していた新しいパーティに加わることに。
今度こそ、一人分は働かなければ。
そう意気込んでダンジョンへ向かったリナは、そこで思いもよらない問題に直面する。
――仕事が、ない。
25
辺境支援部は赤字なので廃止――では、私たちが買い取ります
王国最大の冒険者ギルドで、辺境の小さな依頼を扱う辺境支援部。
三年連続の赤字を理由に、ギルド長グレイグは部署の廃止を決定した。
主任ミレアを含む五人には、全員に別部署への異動先が用意されている。待遇も悪くない。
それでも、五人の答えは同じだった。
「では、私たちが辺境支援部を買い取ります」
古い倉庫と二台の荷馬車、そして赤字の小口契約。
王都では不要とされた仕事を抱え、五人は小さなギルドとして再出発する。
その仕事が何を支えていたのか、まだ誰も知らない。
26
「役立たず」と追放された令嬢、辺境で魔道具を作ったら国一番の技術者になりました
「お前は役立たずだ。そんな魔力では、王太子妃など務まらない」
魔法がほとんど使えないことを理由に、婚約者だった王太子アルベルトから婚約破棄を告げられた公爵令嬢リリアーナ。
「……分かりました」
反論することもなく、彼女は辺境のノルド村へ追放された。
けれど、そこでリリアーナは気づく。
――自分は魔法を“使う”ことは苦手でも、魔法を“仕組みにする”ことなら得意なのではないか?
村人たちが毎日苦労して水を汲んでいる姿を見て、魔力石と歯車を組み合わせた自動給水装置を作ったことをきっかけに、彼女の才能は一気に開花していく。
農地を潤す魔法ポンプ。
風の力で動く魔法風車。
誰でも使える魔法ランプ。
冬を暖かく過ごすための暖房装置。
「これ、売り物になるんじゃないか?」
「村で作ってみよう!」
いつしか小さな村は、魔道具を求めて人が集まる一大工房の町へと変わっていく。
そんなリリアーナのもとを、誠実な商人エドワードが何度も訪れるようになる。
一緒に魔道具を作り、笑い合い、支え合ううちに、二人の距離も少しずつ近づいていく。
一方その頃、王都ではリリアーナの魔道具が国中で使われ始めていた。
「……私は、国で唯一の魔法設計士を、自分から追放したのか?」
今さら彼女を王都へ連れ戻そうとするアルベルト。
しかし――もう遅い。
リリアーナには、彼女を必要としてくれる村人たちと、共に未来を作ってくれる大切な人がいるのだから。
27
断罪令嬢は鮮やかに嗤う
「お前など、いてもいなくても同じだ」
——そう言い切った者たちは、翌日から「同じ」では済まなくなる。
婚約破棄、追放、断罪。
切り捨てられた令嬢の専門性が抜けた瞬間、
領地は・王城は・国は、音を立てて綻んでいく。
設定の切れ味と、因果がドミノ倒しに連鎖する痛快な逆転。
加害者の転落は三層まで具体的に描き、読後に拳を握らせる。
一話完結・どこから読んでも爽快なざまぁ短編集。
※S01「捨てられ令嬢」のなろう最適化分割。
※なろう読者向け:ざまぁの爽快・ロジックの鮮烈さを最優先。
28
婚約破棄を申し渡される前にこっちから婚約破棄を申し出てやろうと画策した令嬢の迎えるハッピーエンドとは
婚約者である第三王子が婚約を破棄するために、自分に無実の罪をなすりつけようと企んでいる事に気づいた貴族の令嬢が、それを阻止するために画策する話。
主人公である貴族の令嬢が暴力を振るわれます。
29
【完結】家族に虐げられた高雅な銀狼Ωと慈愛に満ちた美形αが出会い愛を知る *挿絵入れました*
銀狼アシェルは、一週間続いた高熱で突然変異を起こしオメガとなった。代々アルファしか産まれたことのない銀狼の家系で唯一の……。
それでも医者の家に長男として生まれ、父の病院を受け継ぐためにアルファと偽りアルファ専門の学校へ通っている。
そんなある日、定期的にやってくる発情期に備え、家から離れた別宅に移動していると突然ヒートが始まってしまう。
予定外のヒートにいつもよりも症状が酷い。足がガクガクと震え、蹲ったまま倒れてしまった。
そこに現れたのが雪豹のフォーリア。フォーリアは母とお茶屋さんを営んでいる。でもそれは表向きで、本当は様々なハーブを調合して質の良いオメガ専用抑制剤を作っているのだった。
発情したアシェルを見つけ、介抱したことから二人の秘密の時間が始まった。
アルファに戻りたいオメガのアシェル。オメガになりたかったアルファのフォーリア。真実を知るたびに惹かれ合う2人の運命は……。
*フォーリア8歳、アシェル18歳スタート。
*オメガバースの独自設定があります。
*性描写のあるストーリーには★マークを付けます。
30
【完結】【R-18】♡妹から悪役令嬢の濡れ衣を着せられて追放された私ですが、森でくまさんに拾われて溺愛されています♡
御伽の世界だったハズの獣人の国……。
アルファの妹に「オメガのフェロモンを振り撒いて男を誑かしている」と、濡れ衣を着せられ、伯爵家を追放されたアリシア。
捨てられた森を歩き回るうち、疲れ果てて休んでいた木の陰で、助けてくれたのはなんと本物のクマだった!!
しかも、このクマ喋ってるーー!!
驚いて気を失った私が連れて行かれたのは、獣人が住む国。
さっきの本物のクマは、頭にクマの耳が付いた優しそうな男性の姿に変わっていた。その人は名前をニコラ・バローと言った。
ニコラさんに「運命の番だ!」と言われ、溺愛される日々が始まる。
※オメガバースとは※
男女の性別とは別にある第二次性の性別。
アルファ(α)▶︎支配階級である。身体能力・知能が優れており、容姿端麗の場合が多い。
ベータ(β)▶︎一般的な人間とほぼ同じ。人口が一番多く、ベータ同士で結婚することが多い。
オメガ(Ω)▶︎下位層。人口的には一番少ないとされている事が多い。発情期にはオメガ特有のフェロモンを無自覚に放ち、アルファを誘惑する。疎まれる存在として設定されている。
アルファと番になると、フェロモンは番にしか届かなくなる。
☆:。・:*:・゚' ☆,。・:*:♪・゚
※独自のオメガバースの設定があります。
※Rー18は、話のタイトルに記載します。
31
かつて大賢者だった黒猫は王子に転生しても魔王ひとすじ
幾度も転生した記憶を持つ黒猫リィン。
今度は新たに一国の王子として生まれ変わった。
しかし何に生まれ変わっても、どんな運命があろうとも、彼の目的はただ一つ。
〈魔王〉と恐れられている、魔の森に住むハイダークエルフの膝の上に帰ることだけ。
今度の人生も彼に逢う!そのためにひたすら行動するのみ!
輝かしい地位や富はもういらない。
周囲の期待も振り切って、王子ファーリィンは我が道を行く。
「いやだ!俺には行きたいところがあるんだ!」
-----
小説家になろうさんにも投稿していきます
32
狂おしいほど愛しています、なのでよそへと嫁ぐことに致します
侯爵令嬢のカレンは分別のあるレディだ。頭の中では初恋のエル様のことでいっぱいになりながらも、一切そんな素振りは見せない徹底ぶりだ。
愛するエル様、神々しくも真面目で思いやりあふれるエル様、その残り香だけで胸いっぱいですわ。
頭の中は常にエル様一筋のカレンだが、家同士が決めた結婚で、公爵家に嫁ぐことになる。愛のない形だけの結婚と思っているのは自分だけで、実は誰よりも公爵様から愛されていることに気づかない。
公爵様からの溺愛に、不器用な恋心が反応したら大変で……両思いに慣れません。
33
俺と邪龍の神成り物語
「俺様を心から愛しやがれ! 無理とか言ってる場合じゃねぇぞこのダボがぁ‼」
◆◇第1回新エンタメ小説大賞 【同性バディ×クソデカ感情賞】を受賞しました!◆◇
幼馴染の身代わりとなって生贄になった少年が、呪いによって美少女の姿になった邪龍(男)に偶然助けられ、なんやかんやあって共に国を救うことになるドタバタ和風ファンタジーです。
邪龍と蔑まれてきた龍が、自分を心から信じてくれる少年と出会い、真の神龍へと成長していきます。
タイトルの「神成り」は「かみなり」と読みます。雷とかけました。
◆◇以下あらすじ◆◇
幼馴染の身代わりとして土地神への生贄となった少年・春真。
しかし、神に喰われる寸前、謎の美少女に命を救われる。
その正体は、呪いによって少女の姿へ変えられた邪龍・轟雷龍――ライだった。
ひょんなことから春真はライを使役してしまい、二人は離れることのできない関係となる。
天上の神々への復讐を誓うライを止めるため、春真はある提案をする。
現在、国では別の邪龍・闇黒龍が復活しつつあり、土地神たちは次々と邪気に侵され、国は滅亡の危機に瀕していた。
「お前が闇黒龍を倒せば、神々はお前に感謝して呪いを解くだろう」
「……確かに、あいつらに恩を売るってのも悪くねぇな」
利害の一致した二人は、闇黒龍の封印を目指す旅へと踏み出す。
旅の途中で出会う人々や妖魔との戦いを経て、ライの呪いを解く鍵が「真実の愛」にあることが判明するがーー
心優しく正義感あふれる少年・春真と、傲慢で喧嘩っ早い邪龍・ライが織りなす、和風バディファンタジー。
誠の愛を知るとき、邪龍は真の神龍へと成る。
34
人類未踏の最深部に強制転移!――俺はこのダンジョンから生還する
冒険者たちが到達したダンジョン最深部は、第30階層。
その第30階層を探索していたはずの俺は、気づけばたった1人で第100階層に立っていた。
助けは来ない。魔物は桁違い。頼れるのは自分の経験と判断だけ。
地上へ帰るため、俺は誰も知らない深層を上へ向かって進み始める。
だが、第90階層、第80階層と登るうち、そこにいるはずのない人間の痕跡を見つけた。
俺より前に、第100階層へ来た人間がいる。
そしてどうやら、俺がここへ飛ばされたのも偶然ではないらしい。
※全10話完結。毎日2話投稿。
35
世界よ優しく微笑んで
世界一の魔力を持つといわれた少女は自分が生まれた世界に絶望し、自らの意思で異世界転移を決意します。
転移先の世界で出会ったのは、1人の侯爵様。
思わぬ形で侯爵様の恩人かのようになってしまった少女は、侯爵様のところでまるで貴族令嬢かのような生活を送ることに。転移先では思うように魔法は使えず、また、今まで貴族社会とは無縁の生活を送っていたので、少女には戸惑うことも多々あるけれど、新しい世界でちょっとずつ幸せを見つけていきます。
少女が願うのはただ1つ。この世界が自分に優しい世界であることだけ。
※はじめて書いた小説です。生暖かい目で見守っていただけますと幸いです。
36
世界の半分をやろう ~ヘタレな魔王が勇者に命乞いしたら姫が食いついてきた~
「勇者よ、世界の半分をやろう(だから帰って!)」——
勇者の末裔アルスは、理不尽な国王から満足な装備も与えられずに魔王討伐を命じられるが、対峙した魔王ドラコは「世界の半分をやる」と交渉を持ちかけてくる。
王を恐れるアルスは提案を拒み、龍に変身した魔王のブレス一撃で命を落とす。
だが、勇者には「使命を果たさない限り、死ぬたびに蘇生され、所持金の半分を没収される」という呪いがかけられていた。
逃げ場のない絶望の中、再び魔王城へ向かったアルスは、魔王の副官エリカに敗北して捕虜となる。
だが、そこで知ったのは魔王ドラコの温厚な素顔と、父王の暴政を憂いて旅立った姫君・エリカの姿だった。
本当の敵は、勇者の「死に戻り」を利用して搾取している王なのか……?
37
九時間寝るハズレスキル《休養》の俺~昨日の失敗を力に変えて、眠らない迷宮を生き残る~
「九時間も寝る怠け者に、冒険者は務まらない」
眠らず努力することが正義の王都で、レンが授かったのはハズレスキル《休養》。だがこの力には、昼間に失敗し、観察し、自分で試した経験を、九時間の睡眠で確かな動きへ変える効果があった。
昨日は負けた魔獣を、今日は無傷で倒す。
眠らぬ剣姫セレナの崩れかけた剣を立て直し、仲間と交代で休みながら、長期戦の戦果を積み上げていく。
一方、ライバルのレグルスは九十分で集中を戻せる本物の短眠冒険者。短眠も九時間睡眠も、本人に合っている限り間違いではない。
やがて百時間迷宮の出口が消え、眠る人間を狙う魔獣が押し寄せる。
レンが作るのは、誰もが同じ時間眠る軍団ではない。それぞれの休息を組み合わせ、眠る仲間の命を起きている仲間が守る戦い方だった。
昨日の失敗を、明日の一歩へ。
睡眠を削れない青年が、休むことを武器に迷宮と王都を生き残る、完結済み異世界ファンタジー。
38
Sランクギルドから追放されたEXランク陰陽師は新人達を凄腕に育てる〜え?戻ってこい?だから俺がいなくなったら困るのお前らだって言ったじゃん〜
sランクギルドから追放された凄腕陰陽師のエクティス・ウォーカー、彼は強すぎるあまり魔物退治やダンジョン探索が退屈だったので基本的に味方にバフをかけたり、新人育成に力を入れてると、組織が成長しきった現状、お前は無用の長物、さらに戦闘中は何もしてないと的外れなことを言われる、しかし彼はそんなこと眼中になかった、適度に魔物を倒してストレス解消しつつ、据え膳はきっちり食い、新人育成さえできれば彼は何でも良かったのだ、次々に新人をsランク冒険者以上へと育て上げていくエクティス、さらに彼自身が反則級の強さを持っている、後からそのことに気づいたアーロンは戻ってこいというが時すでに遅い、戻ることは永遠にありえない…………最強主人公のサクサク新人育成ハーレ無双ここに開幕
旧英雄学院の設定を少し変えた作品です、カクヨム、ノクターンノベルズにも投稿しています
39
おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる
※2019年7月下旬に第二巻発売しました。
※12/11書籍化のため『Sランクパーティーから追放されたおっさん商人、真の仲間を気ままに最強SSランクハーレムパーティーへ育てる。』から『おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる』に改題を実施しました。
※第十一回アルファポリスファンタジー大賞において優秀賞を頂きました。
俺の名はグレイズ。
鳶色の眼と茶色い髪、ちょっとした無精ひげがワイルドさを醸し出す、四十路の(自称ワイルド系イケオジ)おっさん。
ジョブは商人だ。
そう、戦闘スキルを全く習得しない商人なんだ。おかげで戦えない俺はパーティーの雑用係。
だが、ステータスはMAX。これは呪いのせいだが、仲間には黙っていた。
そんな俺がメンバーと探索から戻ると、リーダーのムエルから『パーティー追放』を言い渡された。
理由は『巷で流行している』かららしい。
そんなこと言いつつ、次のメンバー候補が可愛い魔術士の子だって知ってるんだぜ。
まぁ、言い争っても仕方ないので、装備品全部返して、パーティーを脱退し、次の仲間を探して暇していた。
まぁ、ステータスMAXの力を以ってすれば、Sランク冒険者は余裕だが、あくまで俺は『商人』なんだ。前衛に立って戦うなんて野蛮なことはしたくない。
表向き戦力にならない『商人』の俺を受け入れてくれるメンバーを探していたが、火力重視の冒険者たちからは相手にされない。
そんな、ある日、冒険者ギルドでは流行している、『パーティー追放』の餌食になった問題児二人とひょんなことからパーティーを組むことになった。
一人は『武闘家』ファーマ。もう一人は『精霊術士』カーラ。ともになぜか上級職から始まっていて、成長できず仲間から追放された女冒険者だ。
俺はそんな追放された二人とともに冒険者パーティー『追放者《アウトキャスト》』を結成する。
その後、前のパーティーとのひと悶着があって、『魔術師』アウリースも参加することとなった。
本当は彼女らが成長し、他のパーティーに入れるまでの暫定パーティーのつもりだったが、俺の指導でメキメキと実力を伸ばしていき、いつの間にか『追放者《アウトキャスト》』が最強のハーレムパーティーと言われるSSランクを得るまでの話。
40
ゲームの《裏技》マスター、裏技をフル暗記したゲームの世界に転生したので裏技使って無双する
飯島 小夜田(イイジマ サヨダ)は大人気VRMMORPGである、『インフィニア・ワールド』の発見されている裏技を全てフル暗記した唯一の人物である。
彼が発見した裏技は1000を優に超え、いつしか裏技(バグ)マスター、などと呼ばれていた。
ある日、飯島が目覚めるといつもなら暗い天井が視界に入るはずなのに、綺麗な青空が広がっていた。
周りを見ると、どうやら草原に寝っ転がっていたようで、髪とかを見てみると自分の使っていたアバターのものだった。
飯島は、VRを付けっぱなしで寝てしまったのだと思い、ログアウトをしようとするが……ログアウトボタンがあるはずの場所がポッカリと空いている。
まさか、バグった? と思った飯島は、急いでアイテムを使用して街に行こうとしたが、今度は所持品が無いときた。
そしてステータスなんかを見てみると、なんとレベルが1になっていた。
かつてはレベル10000だったのに……と、うなだれているとある事に気付く。毎日新しいプレイヤーが来るゲームなのに全く人がいないという事に。
そして飯島は瞬時に察した。
これ、『インフィニア・ワールド』の世界に転生したんじゃね?
と。
取り敢えず何か行動しなければと思い、辺りを見回すと近くに大きな石があるのに気付いた。確かこれで出来る裏技あったなーと思ったその時、飯島に電流走る!
もしもこの世界がゲームの世界ならば、裏技も使えるんじゃね!?
そう思った飯島はその大きな岩に向かって走るのだった――。
※『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも投稿しています。