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SF 連載中 長編
⭐️倒れた老人を救った底辺操縦士が、伝説機と律姫で空へ翔ぶ物語! 泥と錆に沈んだ廃工区で、少年レオ・グランツは古びた作業骸機《ガンボルト七号》に乗り、瓦礫を運ぶだけの毎日を送っていた。 貴族でも、騎士でも、特別な才能を持つ者でもない。 けれどレオには、ひとつだけ捨てられない夢があった。 いつか、本物の星導騎士になること。 そんなある日、レオは路地裏で倒れていた謎の老人を助ける。 金もない。腹も減っている。自分の寝床すら満足にない。 それでも彼は、見捨てて眠るくらいなら、腹を空かせて眠る方を選んだ。 その小さな善意が、レオの運命を大きく変える。 老人がレオに託したのは、地下深くに封印されていた伝説の星骸機《アストラル・ヴェイン》。 そして、その機体と共に眠っていたのは、人に恋をしないはずの律姫、ルシェリア・ノアだった。 感情を持たぬ戦乙女。 名ではなく役割で呼ばれてきた少女。 人の心を理解せず、ただ操縦者を補助するためだけに存在するはずだった彼女は、レオと出会い、少しずつ変わり始める。 だが、世界は優しくない。 律姫を「資源」として扱う者たち。 封印機を狙う騎士団。 廃工区の底辺少年を、決して英雄とは認めない空の支配者たち。 レオが手にした力は、夢を叶えるための翼であると同時に、巨大な争いへ引きずり込まれる証でもあった。 それでも彼は、目の前で泣いている誰かを見捨てられない。 たとえ敵が貴族でも、騎士団でも、世界そのものでも。 たとえ自分の機体が傷つき、体が限界を迎えても。 泥の中で見上げていた星は、いつしかレオ自身の手の中で輝き始める。 これは、底辺操縦士の少年が伝説機と出会い、恋を知らない律姫の心を目覚めさせ、奪われた者たちの鎖を断ち切っていく物語。 壊れかけの相棒に話しかけていた少年は、やがて空を揺るがす騎士となる。 ――泥の底からでも、星には手が届く。
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文字数 188,261 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.07.04
ファンタジー 連載中 長編 R18
俺が死んだ時、神は泣かなかった。 事故で命を落とした青年・悠真が死後に出会ったのは、人を救う存在ではなく、死んだ魂を世界へ還すだけの無感情な観測者だった。 神は善でも悪でもない。 人の死も、村が焼かれることも、子供が泣くことも、ただ世界に起きる変化として見ているだけ。 本来なら悠真の魂も消えるはずだった。 だが、悠真の放った一言が、神の中に初めて小さな揺らぎを生む。 「それなら、あんたは誰にも覚えられないんだな」 その言葉に興味を持った神は、悠真を異世界へ転生させる。 ただし、チート能力はない。 魔力もない。 剣の才能もない。 知識無双できる環境もない。 あるのは、前世と変わらない普通の心だけ。 そして神は、美しい人間の姿を作り、リィアと名乗って悠真のそばを歩き始める。 けれど、その神は悠真以外を救わない。 村が襲われても。 奴隷商に人が売られても。 仲間が傷ついても。 理不尽に命が奪われても。 神はただ、悠真だけを見ている。 「私の興味は、お前だけだ」 何の力も持たない悠真は、それでも目の前の誰かを見捨てられない。 救えない。 守れない。 届かない。 何度も失い、何度も神を憎み、何度も自分の無力さに膝をつく。 それでも、彼は立ち上がる。 これは、無力な人間が救われない世界で、それでも誰かの名前を忘れまいと抗う物語。 そして、感情を持たない神が、たった一人の人間と旅をする中で、初めて“友達”を知るまでの物語。
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文字数 17,546 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.07.09
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