救済 小説一覧
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1
ハズレスキルを告げる神官の、秘密の手紙~追放された子たちが、私を先生と呼ぶまで~
「ありがとう、先生」
「……先生と呼ぶのは、やめてください」
S級救助冒険者となった女性を前に、下級神官ヨハンは慌てて扉を閉めた。
七年前、彼女にこっそり手紙を渡したことは、誰にも知られてはいけない。
第五等級――通称、ハズレスキル。
その判定ひとつで、家族にも働き先にも見捨てられる子どもたちがいる。
ヨハンの仕事は、その残酷な等級を告げること。
けれど彼には、技能に隠された条件を読み取る力があった。
判定は変えられない。
それでも、生きていく方法なら伝えられるかもしれない。
そうして七年間、渡し続けた二十三通。
救われた子たちは、全員が英雄になったわけではない。
職人になった者。家庭を持った者。使い方を読み違え、傷を負った者もいる。
それでも――全員、生きていた。
秘密が暴かれれば、ヨハンは神官の居場所を失う。
その時、彼を「先生」と呼ぶ人々は、それぞれの仕事と経験を携えて動き始める。
一枚の手紙から始まる、救済と再出発のファンタジー。
2
壁役令嬢アンジェリカ〜神のお告げを信じ、婚約者の王太子を隣国のオジサマ皇帝候補とお見合いさせます!~
【完結まで毎日更新! 年齢差&体格差カプ&ハッピーエンド好きな方にオススメです!】
王太子ジュリアンの婚約者、アンジェリカ・リリエンヌには秘密がある。
ジュリアンが無残な死を迎えた直後、100日前に巻き戻り、「神」の声が聞こえるようになったのだ。
『ジュリアンくんを幸せにしたい!!』
どうやら神は、アンジェリカに婚約者の運命を変えろと命じているらしい。
愛のない政略結婚とはいえ、目の前で婚約者に死なれては寝覚めが悪い。
ならばやるしかありません。
今度こそジュリアン様を死なせないために!
神のお告げによれば、隣国のオジサマ皇帝候補ヨハナールこそ、ジュリアンの運命を変える人物だと言う。
傲岸不遜な色男、なのに妙に面倒見のいい35歳のヨハナール。
人付き合いが苦手で意地っ張り、誰にも弱音を吐けない17歳のジュリアン。
『ヨハジュリを見守る壁になりたい!!』
「……なるほど、神は私にお二人を壁のように見守れとおっしゃっているのですね!」
――しかしアンジェリカは知らない。
彼女が「神」と信じる声の正体が、オンリーワンカプ腐女子の雄叫びであることを。
王位継承争い、聖女信仰と魔術の対立、そして周辺諸国の思惑。
破滅するはずだった王太子の運命を変えるため、生真面目な公爵令嬢は今日も神託を盛大に勘違いしながら奔走する。
これは、最期まで分かり合えなかった婚約者を、幸せになれる場所まで送り出すまでの、100日間の物語。
【第14回BL大賞応募作品です! 応援よろしくお願いします!】
3
彼のあとさき
この作品は、前作と前々作である、「ひと筆」と「彼の手」の流れの着地点として書いたものです。
先に言いますが、ハピエンです。完全無欠のハピエン。
「ひと筆」と「彼の手」が言ってみれば悲恋なので、それは避けてこの話を読まれるのもありですが、できれば、他の二作を、発表通りの順番で、後からでもいいので読んでいただきたいと思います。短いですので。それらがなくてもわかるようには書きましたが、それらが前提としてあるからここが伝わる、という要素がひじょうに強い作品になっています。
それから、この作品は、リバーシブル要素を含みます。一方向への逆転というリバなので、同軸相互リバともまた違い、でも逆転することに意味のあるものになっています。
この二点をお伝えしつつ、これを公開します。
前作、前々作を読んでくださった方が、ここまでついてきてくれることを、祈りながら。
4
愛されたことのない妖精は、今日も抱かれる 2
妖精売買禁止法が成立し、妖精は商品ではなくなった。
人間と妖精のパートナーシップ制度も作られ、表向きは平等な時代。
――それでも。
人間と妖精が共に生きることを選ぶ者は少なく、差別は今も残っていた。
何度も人を好きになり。
何度も傷ついてきた妖精のルカ。
いつしか彼は、
「どうせ自分は誰かの一番にはなれない」
そう思うようになっていた。
ある日。
既婚者との関係を、勤め先の上司である伯爵アシュレイに見つかってしまう。
「お前は本当にそれでいいのか?」
冷たいはずのその言葉が、なぜか胸に残る。
愛されることを諦めた妖精と、
それを許せない伯爵。
これは、
「どうせ愛されない」と思い込んだ妖精が、
もう一度、自分を大切にしてもいいと知るまでの物語。
5
【完結】不遇令息が恋を掴むまで
家族から疎まれ、存在を隠すように生きてきた子爵令息ジュール。
そんな彼が“ジル”と名乗り、こっそり屋敷を抜け出した先で出会ったのは、優しく笑う青年セルだった。
少しずつセルに惹かれていくジュール。
けれど、貴族として生きる自分が彼を選ぶことなどできない。
そんなある日、ジュールのもとへ縁談が舞い込む。
相手は、辺境伯セドリック・サマーヴィル。
不遇な令息が、自分の人生と恋を掴むまでのお話。
※画像は生成AIです
※同じテーマで「【本編完結】俺が不憫令息の人生を乗っ取ったはなし」も書いています。
6
白狐になった悪役令息は、追放したはずの元護衛騎士に拾われる
公爵である実の父に呪われ、白狐の姿へ変えられてしまった元悪役令息ルシアン。
猟師に追われ、増水した川で溺れかけた彼を救ってくれたのは、かつて本心とは裏腹な言葉で追い払ってしまった元護衛騎士・カイルだった。
正体を知られれば、今度こそ嫌われるかもしれない――正体を隠すルシアンと、白狐の仕草に懐かしい面影を見い出していくカイル。
もふもふ白狐になった不器用な元悪役令息と、今も主人を忘れられない一途な元護衛騎士が、ゆっくりと心を通わせていく再会・溺愛ファンタジーBLです。
※表紙や校正に生成AIを使用しています。
7
【帰国・白衣の下完結編】先生はお元気だろうか?Yes My love(私の愛する人)
羽田空港搭乗口ロビーで初めて男性に愛を告白し、引き留める彼を捨ててそのまま出国した。五年ぶりに日本の地に片足で降り立つ〝小柄な看護師“
告白した相手は診療所の院長。20歳も離れたおじさん、黒崎ヒカル先生。俺様を捨てて片足まで無くして帰国した女に用は無いと冷たく突き放されるだろう。先生は新しい家族と幸せに暮らしている可能性が高い。
先生に帰国したことは知らせず、何処か関東から遠く離れた教会で働こう。
(⚠️作中の固有名称・医療その他の専門用語・場所等は全てフィクションです。ご了承下さい。)
8
筆先の群青
〝水瀬の絵、もっと見せてよ〟
その一言が、閉じ込めていた心を変えていく。
不良グループに絵を破られた過去から、派手な人間が怖くなった美術部男子・水瀬 聖(みずせ とおる)
前髪に触れられただけで怯えてしまう。
そんな彼の前に現れたのは、金髪で距離感近めな陽キャ男子・天馬結翔(てんま ゆいと)
怖いはずの存在が、一番安心できる人になっていく───
純度99.9%青春BL
9
声なき番
生まれた時から、エリゼの声には強すぎる力が宿っていた。
赤子のころは泣くだけで窓を割り、家具を砕き、屋敷の壁に亀裂を走らせた。その力を恐れた家族と使用人たちは、彼女を遠ざけるようになる。
本来、エリゼの喉元には国へ届け出るべき印が現れていた。
それは呪いではなく、妖精の王の番に現れる祝福の印だった。
けれど誰も、それを見ようとしなかった。
五歳の時、エリゼは魔道士によって声を封じられる。以来、彼女は声を失ったまま、静かであれば安全な娘として屋敷に置かれ続けた。
そんなある夜、屋敷が襲撃され、幼い妹が炎の中に取り残される。封印に亀裂が入った瞬間、エリゼは初めて漏れ出した声に意思を乗せた。
「止まって」
その声は誰も壊さず、妹を救った。
そして喉元には、隠されていた妖精王の番印が現れる。
国に守られるはずだった少女と、封印越しに彼女を探し続けていた妖精の王。
恐れられ、奪われた声が、ようやく自分のものになる物語。
短めあらすじ
声に破壊の力を宿すとして恐れられ、五歳で声を封じられたエリゼ。けれど彼女の喉元にあったのは呪いではなく、妖精の王の番に現れる祝福の印だった。本来なら国に保護されるはずだった少女は、屋敷の襲撃をきっかけに封印の一部を破り、初めて自分の意思で声を使う。そして、彼女を探し続けていた妖精の王が現れる。
10
トラウマΩと優しい旦那様
そのΩは、今日も魔術式に向き合っている。集中を途切れさせれば、忘れたはずの悪夢が喉元まで這い上がってくる。記憶に蝕まれ、現実の輪郭が滲み始めると、決まって“優しい旦那様”が現れた。ひどく愛おしいものを見るような笑顔を、その顔に貼り付けて。
傷ついたΩと、彼を献身的に守り続ける公爵。長い年月を共にした二人が辿り着く、運命を書き換える物語。
※本作はオメガバース設定を採用しています。
α・β・Ωという第二の性が存在し、αとΩは「番(つがい)」と呼ばれる特別な絆で結ばれる世界です。一般に、番のαを失ったΩは心身の均衡を崩し、生物学的な機能不全や深い絶望によって、やがて衰弱死するとされています。
本作では、この「番」の仕組みに独自の設定・解釈を加えています。
他サイトにも掲載中
11
嘘つき王と影の騎士
「俺の役割は、貴方を守ることだ。……例え、貴方自身からも」
国の平穏を一身に背負い、十二年間「聖王」という偶像を演じ続けてきたセシル。
酷使し続けた心身はすでに限界を迎え、その命の灯火は今にも消えようとしていた。
そんな折、現れたのは異世界からの「転移者」。
代わりを見つけた国は、用済みとなったセシルからすべてを剥奪し、最果ての地へと追放する。
死を待つためだけに辿り着いた冬の山。
絶望に沈むセシルの前に現れたのは、かつて冷徹に王を監視し続けていた近衛騎士団長、アルヴィスだった。
守るべき王も、守るべき国も失ったはずの二人が過ごす、狭い小屋での夜。
無価値になり、壊れかけた自分を、なぜこの男は、そんな瞳で見つめるのか。
なぜ、そんなにも強く、抱きしめるのか。
これは、すべてを失った「聖王」が、一人の男の熱に暴かれ、再生していくまでの物語。
12
ジキタリスの花 ──ずっとあなたが好きでした──
いじめと家庭で居場所を失った少年・相模明彦を救ったのは、美術部の先輩・佐伯光宏と、毒にも薬にもなる花ジキタリスだった。
「待っている」――その約束は初恋になった。
けれど再会した大学で、先輩は彼を忘れていた。
傷と嫉妬を抱えたまま医師となり、再び結ばれた二人は、赦しと執着のはざまで、愛を問い直していく。
初恋編・恋人編で描く、痛みごと抱きしめる救済の物語。
本作は、【癒しの手、壊した手──愛と赦しの、その先へ】を中心としたシリーズのスピンオフ作品となります。
13
転生先は、BLゲームの世界ですか?
ティト・ロタリオは前世の記憶を思い出した。そしてこの世界がBLゲームの世界であることを知る。
ティトは幸せになりたかった。前世では家族もなく、恋愛をしても、好きな人に好きになってもらったこともない。だからこそティトは今世では幸せになりたくて、早く物語を終わらせることを決意する。
そんな中、ティトはすでに自身が「悪役令息に階段から突き落とされた」という状況であると知り、物語の違和感を覚えた。
このシナリオは、どこかおかしい。
というところから始まる、ティトが幸せになるまでの、少しだけ悲しいお話。
※20260809〜:番外編のニコラの話、その後のレンサイドの話を掲載。
14
不良調教~返り討ちににした不良娘を飼い慣らす~
不良少女・中山朱音が襲った相手は、絶対に喧嘩を売ってはいけない男だった。
返り討ちにされ、行き場まで失った朱音に、伏川透は告げる。
「俺に飼われろ」
身体を躾けられ、心まで暴かれていく日々。
男を憎む不良少女と、朱音が「空っぽ」と呼んだ男。
これは、不良少女が飼い慣らされるまでの話――
そして彼女が、自分の意志で主人を選ぶまでの話。
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性描写のある話は各話のタイトルに(R18)を記載しています。
挿絵(登場人物プロフィール)
こんぺいとう**様
こんぺいとう**2メーカーにて作成・お借りしています。
https://picrew.me/ja/image_maker/318008
15
エラーコード:愛
極限の純愛が、現実の輪郭を侵食していく――。
本作は、情報化社会の闇と、そこに陥る人間の孤独を、緻密な心理描写で解剖したヒューマンドラマです。
【第一部(第一章~第四章・断章)】
カメラのファインダー越しに風景を「切り取る」ことで、かろうじて世界と繋がってきた青年・ユウト。
ある夜、彼は画面越しに一人の女性と出会う。
彼女の言葉は、ユウトが深く蓋をしてきた「何か」を抗いがたく解き放っていく。だが、純粋すぎる愛の先に待っていたのは、冷酷な断崖だった――。
(※舞台となる東京の谷中、日暮里、谷根千の情景も、独自の文体と併せてお楽しみください)
【第二部(第5章~)】
視点は突然、「もう一人の人物」へと移行する。
ユウトとは別の場所で、別の孤独を抱えながら生きてきた者。交わるはずのなかった二つの魂が、運命に引き寄せられるように接近していく。
愛の「美しさ」だけでなく、そこに潜む生々しい「汚泥」と、それでも人を愛し続ける意味を根源から問う物語です。
■ 独自執筆メソッド【C.C.W.】の実証作
本作は、著者が構築した独自の物語記述メソッド「C.C.W.」を用いて執筆されています。文章の構造や視点移動を緻密に設計し、読者の認知と深層心理へ直接的に訴えかける、全く新しい読書体験を提供します。※本メソッドは、AI生成や外部プログラミング等の演算ツールを一切使用せず、筆者自身の脳内回路のみで構築・稼働する「生身の執筆システム」です。
■ 生成AI不使用宣言
本作の調査、プロット、構成、人物造形、そして文章表現に至るまで、作品として発表しているものはすべて私自身が考え、私自身の手で書いたものです。AIが生成したアイデアや文章をそのまま採用したことは一度もなく、今後も、作品そのものへのAIの関与は一切ございません。
※本作はアルファポリス、TALESに重複掲載しております。
著作権はすべて著者に帰属します。
内容の無断転載、複製、および生成AIへの学習利用を固く禁じます。
©2026 Shinsuke Mizui All rights reserved.
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【完結】義父の檻で咲く虚妄のα ~試し読み~
最新更新!
★2/28 まで掲載→3/22J庭59にて頒布 限定1冊
★2/15 バレンタインデー編UPしました。
久々にこちらで小説を投稿します!オメガバース専門店として
α×Ω以外の作品を増やしたく、今回はα×αの話しを書いていきます!!
義父の檻で咲く虚妄(きょもう)のα
❁あらすじ、迷い中ですがこんな感じです。
義父の命令で、接待の“道具”として生きてきたα・九条白玖(くじょうはく)。
美しい見た目だけを理由に、取引相手のαに抱かれる夜を繰り返すうち、
自分が何者なのかさえ曖昧になっていった。
そんな日々の中で再会したのは、かつて唯一気兼ねなく接してくれた友人α・伊集院灯弥(いじゅういんともや)。
白玖の変化に気づいた彼は、虚ろな笑顔の裏に隠された傷を確かめるために行動する。
義父の檻。偽りの幸福。
嘘で塗り固められた日々は、彼との再会で静かに崩れ始める。
――これは、虚妄をまとわされたαが、
ただひとりの友に“救われる”物語。
更新
完結しました!2025/12/31
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闇堕ちしてしまった幼馴染を愛の光りで救って癒して取り戻すお話。
この物語は“神界”で修業して来た日本人退魔士の青年が、彼の幼馴染で闇堕ちしてしまったフランス人美女シスターを救うまでの物語です。
途中でいくつかエッチシーンがあります、苦手な方はご注意下さい。
親しい人と戦って倒す物語は山ほどあるけど、愛しい人を救う物語は中々存在していなかったので、思い切って作り上げたました。
読んだ上での“つまんない”とか全然ダメとか言う意見は甘んじてお受けしますので、取り敢えずまずは最後まで読んでいただけたなら有り難いです。
あとお断りしておきますけどこれはあくまで“純愛物語”であり“救済譚”です、それと1話1話もそんなに長くはしませんでしたからサクサク読めるだろうと思います。
18
冷徹魔道士は、可愛いおもちゃに執着中
魔導実験の暴走により、見知らぬ森へと転移してしまった、孤高の天才魔道士・アルヴィス。
行き倒れた彼を救ったのは、深い森近くにおじいさんと暮らす、心優しい少年・リィトだった。
傲慢で俺様なアルヴィスは、自分を献身的に世話し、懐いてくるリィトを『可愛いおもちゃ』として手元に置こうとする。
だが、リィトは「育ててやった恩を返せ」と、呪言のように繰り返すおじいさんから、言葉で虐げられる日々を送っていた。
おじいさんの呪縛からリィトの心を振り向かせようと、焦れるアルヴィス。
そんな中、リィトの出生の秘密を知った祖父と、悪徳領主の魔の手がリィトに迫り――!?
「お前は俺のおもちゃだ。誰にも渡さない」
俺様魔道士が不憫な純真少年を救い出し、全力で甘やかし倒すハッピーエンドファンタジー!
19
王城を追われたΩ魔術師ですが、冷血公爵だけは手放してくれません
王族でありながらΩと発覚した高位魔術師リュシアンは、王城から辺境公爵領へ追放同然に派遣される。
送り込まれた先は、瘴気に侵された“魔界の穴”を抱える極寒の土地。
王都では厄介者として扱われていたリュシアンだったが、辺境を治める冷血公爵ディートリヒは、彼を王族でもΩでもなく、ただ「働ける人間」として扱った。
瘴気に蝕まれる洞窟。
崩れ続ける防護結界。
命を削りながら働く辺境の人々。
そして、静かに壊れていくリュシアンの身体。
「働けるなら十分だ」
その言葉から始まる、辺境執着BLファンタジー。
病弱Ω魔術師受け × 無骨な辺境公爵攻め。
じわじわ距離が縮まる、BL長編です。
20
十年使い潰された元英雄は、転生魔王に執着(愛)される。
英雄として使い潰され、異界の森に捨てられた青年・コノエ。
感情も尊厳も摩耗し、死を待つだけの彼の前に現れたのは圧倒的な魔力を纏った「魔王」だった。
「……ようやく見つけた」
なぜか自分を執拗に甘やかす魔王と、その側近たち。孤独な元英雄が、魔族の国で「生きていい理由」を取り戻していく、BL異世界ファンタジー。
※序盤、主人公が不遇な扱いを受ける描写があります。
21
俺だけを死なせない神様は、俺が救いたい人を救ってくれない ~チートなしで転生した俺が、憎い神と友達になるまで~
俺が死んだ時、神は泣かなかった。
事故で命を落とした青年・悠真が死後に出会ったのは、人を救う存在ではなく、死んだ魂を世界へ還すだけの無感情な観測者だった。
神は善でも悪でもない。
人の死も、村が焼かれることも、子供が泣くことも、ただ世界に起きる変化として見ているだけ。
本来なら悠真の魂も消えるはずだった。
だが、悠真の放った一言が、神の中に初めて小さな揺らぎを生む。
「それなら、あんたは誰にも覚えられないんだな」
その言葉に興味を持った神は、悠真を異世界へ転生させる。
ただし、チート能力はない。
魔力もない。
剣の才能もない。
知識無双できる環境もない。
あるのは、前世と変わらない普通の心だけ。
そして神は、美しい人間の姿を作り、リィアと名乗って悠真のそばを歩き始める。
けれど、その神は悠真以外を救わない。
村が襲われても。
奴隷商に人が売られても。
仲間が傷ついても。
理不尽に命が奪われても。
神はただ、悠真だけを見ている。
「私の興味は、お前だけだ」
何の力も持たない悠真は、それでも目の前の誰かを見捨てられない。
救えない。
守れない。
届かない。
何度も失い、何度も神を憎み、何度も自分の無力さに膝をつく。
それでも、彼は立ち上がる。
これは、無力な人間が救われない世界で、それでも誰かの名前を忘れまいと抗う物語。
そして、感情を持たない神が、たった一人の人間と旅をする中で、初めて“友達”を知るまでの物語。
22
交番勤務の警察官、危うい男を連れ帰る
職場の同期から執拗なセクハラを受け続けていた佐々木陸人。
ある夜、殺意を抑えきれなくなった陸人は、衝動のまま交番へ駆け込む。
「このままだと、殺してしまいそうだった」
対応したのは、交番勤務の年下警察官・橘夏佳。
だが、その時の陸人はまだ、自分に起こる“本当の被害”を知らなかった。
逃げるように帰宅した夜。
陸人は自宅へ押しかけてきた同期に襲われ、心身ともに限界を迎える。
翌日、偶然再会した夏佳は、壊れかけた陸人を放っておけず、自宅へ連れ帰ることに。
踏み込みすぎず、けれど一人にはしない。
そんな不器用で優しい距離感に、陸人の張り詰めた呼吸は少しずつほどけていく。
これは、“安全”を失った男が、年下警察官の部屋で少しずつ生き延びていく話。
23
母娘の空白~一人の家庭教師を巡る二つの密室
未亡人の母・麗華と、年頃の娘・玲奈。二人の愛しい生活に現れた、一人の家庭教師・拓海。
最初は無邪気な勉強の時間だった。
しかし、それぞれの部屋という「二つの密室」で、母と娘は同じ男への禁断の情念を燃やし始める。
男への『憧れ』が『恋慕』へと昇華する娘。
家庭教師への『お礼』が『背徳』へと堕ちる母。
壁一枚を隔てて重なり合う喘ぎ声、隠し通せるはずのない歪な三角関係。
これは、ひとりの男を巡る、母と娘による美しくも悍ましい愛の奪い合いと、お互いへの愛情がすべてを赦し溶け合っていく「聖域」の物語。
24
【5話完結】神の庭の美しいエラー〜孤独な転移者は不器用な冒険者の腕の中で息をする〜
言葉の通じない異世界で、無骨な冒険者に拾われた。論理(ロゴス)が剥がれ落ちた先で、純粋な情動(パトス)が二人を繋ぐ——。
あらすじ
「予定調和」が支配する美しい箱庭の世界に、激しい嵐と共に落ちてきた一つの「異物」。
現代社会から転移してしまった青年は、言葉も常識も一切通用しない過酷な異世界で、剥き出しの殺意に晒され怯えることしかできなかった。
そんな彼を拾ったのは、誰よりも不器用で、誰よりも強靭な一人の冒険者の男だった。
「言葉が通じぬか。……まあいい。食い物ならある。ついてこい」
現代の知識——科学や平等といった概念は、この過酷な庭では何の役にも立たない「毒」でしかない。
だが、冒険者の無骨な手から与えられるスープの温かさと、不器用ながらも確かな庇護の意志が、絶望していた青年の心を溶かし、やがて世界を優しく変える「滋養」へと変わっていく。
これは、すべてを観測する神の視点で綴られる、美しきエラー(奇跡)の記録。
言葉という文明を剥ぎ取られた二人が、すれ違いながらも体温と魂で深く結びついていく、静かで温かな異世界ファンタジーBL。
全5話。
25
[ 完結 ]「穀潰し」だと私を捨てた元夫が、転がり込んできた。
「もはや、貴様のような穀潰しに割く予算などない」
豪華に飾られた応接室の入り口。座ることさえ勧めない夫、ラハルト・ライセンは残酷なまでに冷ややかに言葉を継いだ。
ユフィネルがライセン家に嫁いでから、はや二年。長引く戦争の影響で貴族の間では早婚が流行しており、ユフィネルもまた十六歳の誕生日を迎えるやいなや、ライセン家へと嫁ぐことになった。
この二年間、ユフィネルはライセン侯爵夫人としての最小限の義務すら果たさぬまま歳月を過ごしてきた。当然のことだった。
侯爵とはいえ、ラハルトは王国軍の首脳であり、領地経営とは無縁だ。しかし、次男のロウェル・ライセンは金を使うことしか能のない愚か者で、大夫人もまた経営には疎かった。
ただでさえ長引く戦火により、領民たちの暮らしは疲弊していた。最小限の黒字でも出さなければ領民たちが立ち行かなくなる。そう分かっていたからこそ、ユフィネルは必死に領地経営だけに打ち込むしかなかったのだ。
ユフィネルにとって侯爵夫人としての社交や奉仕などは遠い夢物語であり、一年に一度帰宅するかどうかの夫とは、子供を作ることすら叶わなかった。
誰かがユフィネルの業務を代わってくれるというのなら、喜んで譲り渡しただろう。
たとえエイミー・ハレンドがロウェル・ライセンと恋仲であったとしても。
大夫人がロウェル・ライセンに家督を継がせようと策を巡らせていたとしても。
そのすべてを、ユフィネルが独りで食い止めていたのだとしても。
冷徹な眼差しを向ける夫、ラハルトに対し、ユフィネルは眩いばかりの微笑みを浮かべて挨拶を返した。
「これまでありがとうございました、ライセン侯爵。どうか、お健やかに」
26
終わりたい聖女と終われない復讐者 ― あなたの過去、やり直しませんか? ―
人里離れた森を覆う、原因不明の瘴気。その調査に向かった聖女リシアが出会ったのは、
自ら瘴気を生み続ける青年――ヴァルトだった。
復讐の果てに呪いを受けた彼は、死ぬことさえできない。
その記憶に触れたリシアは、失われた家族の温かさを知り、彼の過去を変えようと提案する。
死にゆく聖女と、死ぬことのできない復讐者。
終わりを望んでいた二人が、過去へと手を伸ばす物語。
※《小説家になろう》にも掲載しています。
27
護衛騎士は、侮っていた団長の嘘を見逃さない
王立調律院の団長、エイルディア・ルヴェインは、優秀な調律師として国を支えていた。
しかし、部下たちからの評価は低い。
歩くのは遅い。 食事もまともに取らない。 調律の後は姿を消す。
そんな姿から、「怠けている団長」と陰口を叩かれていた。
新たに護衛として配属された騎士ヴァルト・レグナもまた、その噂を信じていた一人だった。
だがある日、体調を崩しながらも「大丈夫です」と笑う団長の異変に気付く。
誰よりも怠けているように見えたその男は、本当にそうなのか。
侮っていた団長の嘘を追ううちに、ヴァルトは王立調律院に隠された現実を知っていく。
28
【白衣の下・番外編】ハイカブリ 「姉の暴力に怯える日々。後ろから近づいて来たのは、人気のあのモデルだった。」
光り輝く君だけが、私の痣(あざ)に気づいてくれた。」
——カメラ越しの笑顔の裏で、彼は私を地獄から連れ出す準備をしてくれていた。
29
婚約破棄の上、無実の罪を着せられ追放されたけど、隣国の王子様に救われました!
バートルフ王国の侯爵令嬢であるセリーヌは、婚約者の第二王子に浮気の末、婚約破棄をされてしまう。
さらには無実の罪を着せられた上に国外追放までされてしまった。
追放されたことにより、命の危機に直面する彼女だったが、それを救ったのは……隣国の第一王子のヘンリックだった。
ヘンリックはセリーヌを救済し、自らの国に招き入れる。セリーヌはヘンリックの慈愛に深く感謝し、二人はなんと婚約関係にまでなるのだった。
セリーヌとヘンリックの仲が深まっていく間、彼女を追放したバートルフ王国は混沌に満たされていくのだった。セリーヌへの国外追放を皮切りとして……。
30
檻の中の光 〜強度行動障害の少女と、カウンセラーを目指す少年の救済記録〜
「そのパニックは、わがままじゃない。彼女の脳が上げる、精一杯の悲鳴なんだ」
母を失ったトラウマから『強度行動障害』を抱える少女、小春。
根性論で彼女を支配しようとする施設長・黒田の影で、バイトの高校生・湊は、専門書を片手に彼女の「檻」を壊そうと奮闘する。
これは、専門的な知識(エビデンス)を武器に、孤独な少女を守り抜く少年の、切実で温かな戦いの記録。
31
52Hz
世界一孤独な鯨が、群れを動してまで手に入れたかったものはなんだったのか
32
ドジっ子おにいさん、推しのために死なないで!
目が覚めたらそこは、自分の住む見知った世界ではなかった。世界観がまるで違う、ここはまるで、最近どハマりしている乙女ゲームの世界のような…__。
鏡を覗き映るのは金髪美女の間抜けな顔。こんな間抜けな表情は見た事ないし、だいぶ幼く見えるが、この綺麗な顔自体は見たことがあった。混乱した頭に、ぱっと鮮明に2文字の言葉が思い浮かぶ。
__私、”転生”しちゃった?
突然乙女ゲームの世界の悪役令嬢に転生してしまった私は、これから推しを悲しませる元凶である”彼”を助けるべく行動する。彼は原作ゲーム内ではシルエットでしか出てこない存在で、ただちょっぴりドジなところがあると攻略対象者からは聞いていたが…?
ちょっぴり所ではない。そりゃ死ぬわな、と思わせるほどのドジっ子を、私は何とかして守り抜くことが出来るのだろうか。
_____
・ふわっとした世界観にどうしてもなってしまうので広い心で見て頂ければ大変ありがたいです。
・誤字脱字等あると思いますが、すみませんがいい感じに読んで頂ければありがたいです。
33
ガラス瓶の見る夢
――""彼らの色づく感情が、世界を変えていく""
うさ耳の神様の願いを受けて、たくさんのガラス瓶たちが海を漂い、感情を集めて旅をする
ガラス瓶たちは、感情を集めて神様のもとへ再び戻り、大きな一つの国へと姿を変えた――その国の名は""うさ瓶ランド""
永い年月を経てできたその国は、異なる文化の5つのエリアが国を支える魔法と科学が融合する国へと発展していた。
生まれつき魔法を使える「うさ耳」と、うさ耳がないため魔法は使えないが科学技術に優れた「耳なし」が共に平穏に共存していた。
十数年前の大戦を経て、穏やかな生活が続くように思われたある日。
突然、魔法が使えなくなる事態が国中へと広がっていき……
うさ耳の青年・アケとその友人たちを中心に、互いの過去と今が交差し合い、国の存亡をかけた物語が動き始める――
それは、うさ瓶ランドの住人たちの群像劇を交えた、ある神を救う救済の物語
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滅びゆく世界で、俺だけが「無」を斬れる ~故郷を焼かれた島守の少年は、世界を救う唯一の剣となる。だが救えば救うほど、終わりは近づいてくる~
すべてを「無」に還す滅び――“沈み”。世界は今、静かにそれに呑まれつつある。
辺境の島守の少年ヴェインは、世界でただ一人、その滅びを斬れる黒い剣の使い手。滅びに故郷を焼かれ、育ての親の「生きろ」を背に、彼は旅立つ。沈みの源を断ち、この世界を救うために。
道中で出会う、快活な弓使いの少女、豪快な傭兵、心優しい癒し手、皮肉屋の学者。仲間とともに、少年は人々を救い続ける。
――だが、おかしい。救えば救うほど、世界はなぜか、終わりへと近づいていく。
やがて少年は、この世界の“正史”に隠された、恐るべき嘘へと辿り着く。
滅びを断つ剣を握った少年が、「本当の救い」を探す、王道ダークファンタジー。
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他力本願レディの人望〜断罪から死に戻りを繰り返していたらやることがなくなった令嬢の人望〜
公爵令嬢ロザリア・ベルヴェールは、学園の卒業パーティーで婚約者である第二王子から婚約破棄を宣言される。
身に覚えのない罪を着せられ、無実を訴えるも信じてもらえず会場を追い出された彼女は、その直後、謎の人物に刺され命を落としてしまう。
何度も死に戻りを繰り返し、すべてを諦めかけたロザリアの前に現れたのは、メイドのメアリだった――
※ハッピーエンドです。
『小説家になろう』にも掲載しています。
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それでもどうか最後はあなたに救ってほしいのです 第一章 おわりとはじまり
★第1章完結・第2章『恋情と友情』(5万字)執筆完了済!
★先取り第4章『天馬の誇りとプロデュース』精力執筆中!
(※途中で更新が止まる心配なく安心して最後までお楽しみいただけます!)
第一章は重めの現代ファンタジー。
けれど、物語が進むにつれて、圧倒的な美貌と力を持つ人外の「意外な一面」も少しずつ見えてきます。
まずは第一章を読んでみてください。
二人の物語が、ここからどう変わっていくのか。見届けてもらえたら嬉しいです。
【185cm不遇攻め×美麗人外受け】
宿命 ✕ 恋愛 = スローバーンBL
――その鎖は、救済か。執着か。―――
「お前、魅入られたな――」
25歳、185cmの巨体。理不尽に嘲られ「人生を早く終わらせたい」と願っていたコンビニバイトの白水滝(シラミズ タキ)。
ある夜、彼が出会ったのは影を持たない圧倒的な美貌の男だった。
滝は前世と先祖の二つの罪を背負った、誰とも繋がれない異端の存在『首輪なし』。
「絶望の生のループ」を語る冷酷で美麗な人非ざる者に、滝は「人と繋がりたい」という強い意思で自ら選択し、手を伸ばす。
人間を超越した美しい存在と、二人は切っても切れない「鎖」で繋がれる――。
「おい、俺に名前をつけろ。お前が俺を現世に縛り付ける名だ」
――185cm不遇青年(攻)×圧倒的絶対者の美麗人外(受)がおくる、契約と救済の現代ファンタジーBL。
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生贄にされた死にたがりの私が、魔王様と愉快な眷属たちと生きていくことになりました!
「あのー……私ってこれからどうなるんでしょう? 食べられたりとか?」
「人間は不味いから食わない」
「その言い方は、食べたことある側のセリフじゃないですか……」
幼い頃に両親を亡くし、遠い親戚が暮らす村に引き取られた私「モナ」。虐待され奴隷生活を送り続けて早九年。
ある日、叔父や村の男たちにいつも通り陵辱された後、使い物にならないと判断された私は生贄として森に捨てられた。
森で意識を失い、次に目覚めたらそこは魔王城!?
世界唯一の最高位魔族である『魔王』に拾われた私は「殺してほしい」とお願いするが、「生物を殺すのが苦手」という全然魔王っぽくない理由で願いを却下されてしまう。
死にたい私をよそに、魔王様と、魔王様の眷属である『チビくん』『天パ』『脳筋ちゃん』という少年少女と暮らすことに……!?
魔術を使いこなすチートで天然クールな魔王様と、騒がしさ満点の眷属たちに巻き込まれつつ、私たち五人が絆を育んでいく物語――
※完結保証。
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ドS大佐はVチューバー
アニメとゲームが大好きな小林真琴。27歳。
そんな彼女の最近の楽しみはゲーム実況配信だった。
お気に入りのゲーム配信者は、声は良いけど容赦ない暴言をあびせる毒舌男。そんな彼に真琴はあだ名をつけた「ドS大佐」と――。
ある日、真琴は兄の会社の後輩で、ゲーム配信仲間の男の子、藤堂律と出会う。
綺麗な顔のイマドキ男子だと思っていたが、彼のゲームの配信スタイルを見た真琴は気付いてしまう……なんと、藤堂律はあのドS大佐の中の人だったのだ!
これは、不器用で強引な年下男子に救われた女性の、甘くてちょっぴり切ない救済の物語。
【お知らせ】舞台をファンタジー世界に移した、二人のもう一つの恋物語『ドS大佐はVチューバー・IFストーリー【ヴァンパイア編】』も連載中です!アルファポリス内で『ドS大佐はVチューバー・IFストーリー【ヴァンパイア編】』と検索すると、別の枝の二人の運命を覗くことができます。
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イェルガ、俺と未来へ 〜未来視の魔術師を好きになったので、運命ごと変えてやろうと思う〜
◆第3話まで一気に読むのがおすすめです!
【美貌の元マフィア鳥獣人×孤独な未来視の人間魔術師】
未来を見る魔術師は、
不幸な未来を恐れている。
そんな彼を好きになっちまった。
──だったら、その未来を変えてやればいい。
雪に閉ざされた町で、死にかけた鳥獣人デオンは一人の魔術師に拾われる。
未来を見る力を持つ魔術師、イェルガ。
始まりは、ただの利害の一致だった。
けれど二人は、誰にも見せられなかった孤独を少しずつ分かち合っていく。
未来を視る男と、未来を変える男。
これは、運命に抗う二人の恋の物語。
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星律のカイル
記憶を失った少年・カイルは、自分の名前以外何も思い出せなかった。
彷徨い続けた先で、一人の少年・ルークスと出会う。
この出会いが、彼の運命を静かに動かし始める。
旅の先々で人々と出会い、神殿を巡り、少しずつ断片的な記憶が蘇るカイルの隠された過去。
やがてカイルは、自らの過去と、この世界に隠された真実へと辿り着き…!?
これは、喪われた世界を取り戻す物語。