悪役令嬢発溺愛幼女着
わたくしの声がホールに響いたけれど、誰もわたくしに手を差し伸べて下さることはなかった。
響いたのは、婚約者である王太子殿下の冷たい声。
わたくしに差し伸べられたのは、騎士団長のご子息がわたくしを強く床に押し付ける腕。
冷ややかな周囲のご令嬢ご令息の冷笑。
どうして。
誰もわたくしを信じてくれないまま、わたくしは冷たい牢の中で命を落とした。
【妄想劇場】
ジルベール「ん、良いこと思いついたぞ」
部下「陛下、悪い顔(笑」
――――――――――――――――――――――
犬と話せる魔族「わんわん(……という事でお願いします)」
――――――――――――――――――――――
頼まれた犬「わんわん(ここほれここほれ)」
飼い主「うん、ここを掘ればいいのか?
ひゃあ、人の遺体がぁ!!」
――――――――――――――――――――――
某侯爵「ウッド殿下が行方不明と公表された、
王宮で牢番やっていた身内が、
ヴァイオレット嬢と一緒に見つかったのですが?(怒」
国王「ウッドを呼べぇ!!!!!」
フローラが真面目で有能だったら……
ウッドはヴァイオレットに押し付けてた様に、仕事しないと思われ。
【妄想劇場】
ヴ「フローラさん、これお願いします」
フ「ヴァイオレットさん、こちら終わりました!」
ヴ「フローラさん、こっちを先にお願いします!」
フ「あれ、この書類、王太子印が必要じゃないですか!」
国王「馬鹿息子はどこ行ったぁ!!!(怒」
女「でんかぁ、おしごとしなくていいのぉ?」
ウッド「いいんだよ、有能な女が二人もいるんだから」
ウッドがスラム民になるまであと◯日。
ウッド「たかが牢番!たかが平民だ!」
……って、ヴァイオレットを始末する【道具】にしたけど、たかが牢番でも王城勤めだよね。
平民とはいえ、身分がしっかりしてないと雇えなくない?
囚人は時に、凶悪犯とかになるよね?
お子様でも出来る、かんたんなおしごと♪
……じゃないんだよ!
【妄想劇場】
その(どの?)頃、国王陛下のところでは……
「だれも収監されておりません」
国王は部下に、誰が貴族牢にいるのかを確認させ、その回答がこの言葉だった。
「更に、少なくとも数年は清掃された形跡も記録もありません」
貴族牢は牢とはいえ、その身分に応じた環境を用意する必要があり、また使われていない間は、木片一つ無い殺風景となる。
順序として……
1)容疑者を貴族仮牢に入れる。
2)貴族牢を準備する。
〜ヴァイオレット嬢の場合、公爵家用の環境に。
3)容疑者を貴族仮牢から貴族牢へ移す。
……といった手順があるため、秘密裏に……というのは王太子でも不可能だ。
「平民牢に、使われた形跡がありました」
「現在ヴァイオレット嬢の行方は未だ判明しておりません」
国王は焦った。
ヴァイオレット嬢は次期王太子妃として100点どころか1000点(王妃基準)だからだ。
ナーシサス公爵家は怖くないが、高位貴族の令嬢を《その様に》扱ったとなれば、他の公爵家や侯爵家がどれだけ怒り狂う事になるか。
ウッドの奇行をヴァイオレット嬢まかせにするんじゃなかった……。
魔法があっても発想がおこちゃますぎて完全犯罪はできないな。まぁ、王様が、このバカに暗部つけてなかったらワンちゃんあるかもな。あと、元主人公親次第じゃいけんじゃね?まぁ、主人公が魔国に転生しちゃったので人間族の国が滅びるフラグ立ってるから何でもすればぁ?って感じですが。
まず王子さすがのクソさ加減堂々と浮気宣言。周りもクソ浮気を美談に持っていくクソさ。王様と主人公家族出てきてないがとてもじゃないがまともとは思えん。ヒロイン?転生者ということは神もクソ決定かぁ。まともじゃないのが正義の世界かな?やべぇな。神が無能だとこうなるんだ。
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