あなたにおすすめの小説

この男は、俺を買ったはずなのに愛してくる 表紙

この男は、俺を買ったはずなのに愛してくる

二十六歳、無職、借金三百万。 冷蔵庫にもやし一袋、財布に千二百円。 そんな夜に現れたのが、封筒一通と「来なくていい」の一文だった。 条件は、おかしいほど緩かった。 三ヶ月、隣にいるだけ。触れない。閉じ込めない。逃げてもいい。 ただし——最初から逃がすつもりがなかった。 「俺が貧乏じゃなかったら、選ばなかったんですよね」 その一言で、はじめて御堂新という男が崩れた。 登場人物 相沢 凌(あいざわ りょう・26歳) 元アパレル店員。会社倒産に巻き込まれ失業し、親の借金を連帯保証人として被った。人を信用しないが危機感は薄い。逃げ癖がある。中性的な顔立ちで目立つが本人は無頓着。感情を笑いで誤魔化す癖がある。 御堂 新(みどう あらた・34歳) IT系コングロマリット代表取締役。合理的・冷徹として知られるが、凌に対してだけ執着の歯止めが利かない。位置情報の把握、SNSの遡り確認など、本人は「確認しているだけ」と思っている。それが普通ではないことを、凌に言われるまで気づいていなかった。 結城 翔(ゆうき しょう・28歳) 凌の唯一の友人。元同僚。凌の状況を心配しているが本人が話さないため詳細を把握していない。御堂に対しては一貫して懐疑的。
BL 完結 長編
文字数:17,077
花屋の君に、十五年分の執着を 表紙

花屋の君に、十五年分の執着を

幼い頃に捨てられた記憶を胸に抱えたまま育った桐嶋 渚(きりしま なぎさ)は、今や都内でひっそりと花屋を営む28歳。 ある雨の夜、店先に倒れ込んできた男を助けたことで、渚の静かな日常は一変する。 男の名は、柊 一颯(ひいらぎ かずさ)。誰もが知る大企業グループの御曹司にして、冷徹な眼差しで知られる若き実業家。 接点などあるはずのない二人。なのに一颯は気づいていた――十五年以上前から、ずっと。
BL 完結 長編
文字数:15,668
凍土の花は声を持たない 表紙

凍土の花は声を持たない

北方の辺境を守る騎士団長ヴィント・オルグレン(34)は、禁術研究の残骸から一人の青年を救い出す。名はレイ。かつて実験体として魔力を封じられ、感情も、言葉さえもほとんど失っていた。 保護という名目で城に引き取られたレイは、誰の目も見ず、誰にも触れさせず、ただ与えられた部屋の隅で膝を抱えて座っている。ヴィントは彼に何かを強要することをしない。ただ、毎日同じ時間に食事を運び、同じ場所に座り、レイが自分から近づいてくるのを待ち続ける。 季節が三度巡る頃、レイは少しずつ、言葉ではなく仕草で心を開き始める。差し出された手を、初めて自分から取った日。凍りついていた魔力が、微かに疼いた夜。二人の距離が縮まるほどに、レイを実験体として扱った組織の影が再び北方に伸びてくる——。 声を失った青年と、言葉より先に手を差し出す男の、静かで不器用な愛の物語。
BL 完結 長編
文字数:4,656
敗戦国の王子ですが、監視役の騎士団長に甘やかされて困っています 表紙

敗戦国の王子ですが、監視役の騎士団長に甘やかされて困っています

 敗戦国の王子レオンハルトは、祖国を滅ぼした騎士団長ヴィルトフリートのもとへ「監視役」として引き取られる。すべてを失った捕虜の身。誇りだけを支えに生きるレオンだったが、無口で不器用なこの男の、飾らない優しさに触れるうち、凍りついていた心が少しずつ溶けていく。  だが穏やかな日々は長くは続かない。政略の駒として引き離そうとする王宮の陰謀。すべてを失う覚悟で、ヴィルトフリートはレオンを迎えに行くことを選ぶ――。  敵として出会い、囚われの身として始まった二人の物語。それは、誰よりも深く結ばれる未来への始まりだった。
BL 完結 長編
文字数:11,764
帝に囲われていることなど知らない俺は今日も一人草を刈る。 表紙

帝に囲われていることなど知らない俺は今日も一人草を刈る。

ノリと勢いで書いたBL転生中華ファンタジー。 美形×平凡。 乱文失礼します。誤字脱字あったらすみません。 崖から落ちて顔に大傷を負い高熱で三日三晩魘された俺は前世を思い出した。どうやら農村の子どもに転生したようだ。 転生小説のようにチート能力で無双したり、前世の知識を使ってバンバン改革を起こしたり……なんてことはない。 そんな平々凡々の俺は今、帝の花園と呼ばれる後宮で下っ端として働いてる。 え? 男の俺が後宮に? って思ったろ? 実はこの後宮、ちょーーと変わっていて…‥。
BL 連載中 短編
文字数:39,915
姉の聖女召喚に巻き込まれた無能で不要な弟ですが、ほんものの聖女はどうやら僕らしいです。気付いた時には二人の皇子に完全包囲されていました 表紙

姉の聖女召喚に巻き込まれた無能で不要な弟ですが、ほんものの聖女はどうやら僕らしいです。気付いた時には二人の皇子に完全包囲されていました

20年ほど昔に書いたお話しです。いろいろと拙いですが、あたたかく見守っていただければ幸いです。 姉の聖女召喚に巻き込まれたサク。無実の罪を着せられ処刑される寸前第4王子、アルドリック殿下に助け出さる。臣籍降下したアルドリック殿下とともに不毛の辺境の地へと旅立つサク。奇跡をおこし、隣国の第2皇子、セドリック殿下から突然プロポーズされる。
BL 連載中 短編
文字数:73,758
放置婿ライフを満喫するはずが、爽やか幼馴染の執愛に捕まりました 表紙

放置婿ライフを満喫するはずが、爽やか幼馴染の執愛に捕まりました

侯爵令息リオは、『異世界転生者』である兄レオの思いがけない行動から、王太子ジュゼとの婚約が転がり込む。 将来、ジュゼには運命の相手が現れるらしいが、その方が気楽なので、贅沢三昧な後宮暮らしを楽しみにしていた。 十数年後、無事にジュゼに婿入りして子どもを授かるが、なんと幼馴染に下賜されることになり……?
BL 連載中 長編
文字数:39,456
牙を以て牙を制す 表紙

牙を以て牙を制す

王位継承権すら持てず、孤独に生きてきた王子は、ある日兄の罪を擦り付けられ、異国に貢物として献上されてしまう。ところが受け取りを拒否され、下働きを始めることに。一方、日夜執務に追われていた一人の男はは、夜食を求め食堂へと足を運んでいた――
BL 連載中 長編
文字数:38,217