「『お前に書く手紙などない』と言った婚約者へ、私は7年間手紙を書き続けた——ただし、届け先は別の人でした」
辺境伯令嬢リゼットは、婚約者に7年間手紙を書き続けた。返事は一度もなかった。
「お前に書く手紙などない。顔も覚えていない」——婚約破棄。しかしリゼットは
泣かなかった。手紙の本当の届け先は、最初から別にあったから。前世の情報分析
能力で辺境の異変を読み解き、暗号として織り込んだ7年分の手紙。それを受け取り
続けていたのは第一王子。リゼットは誰にも知られず、王国を守っていた。
婚約破棄の翌朝、王子からの手紙が届く。「7年間、ありがとう。迎えに行く」
「お前に書く手紙などない。顔も覚えていない」——婚約破棄。しかしリゼットは
泣かなかった。手紙の本当の届け先は、最初から別にあったから。前世の情報分析
能力で辺境の異変を読み解き、暗号として織り込んだ7年分の手紙。それを受け取り
続けていたのは第一王子。リゼットは誰にも知られず、王国を守っていた。
婚約破棄の翌朝、王子からの手紙が届く。「7年間、ありがとう。迎えに行く」
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アレコレ考えずすんなり読めて少し感動しました。
この長さの文に伏線や深い設定は無くて良い、なのでGood。
毎回、程よく読み終えられるけど感情の揺れる作品の世界観が好きです。
愉しみにしています。
お読みいただき、ありがとうございます!
すんなり読めて感動した、という読了体験を伝えていただけたのが、何よりの励みになりました。
この長さの作品では伏線や深掘りより、終わったあとに少しだけ感情が揺れて閉じられる、というところを大事にしています。kakohakoko様が「この長さの文に深い設定は無くていい」と言ってくださって、自分の意図を当てていただけた気がしてとても嬉しいです。次作も同じ温度で届けます。
この侯爵家、そっと重責から外されていくんでしょうね。
そもそも辺境伯と侯爵家の縁組の意味を理解できない様だし、中央に置いておいても役に立たないでしょう。
お読みいただき、ありがとうございます!
読み手としての違和感は書き手として大切なご指摘と受け止めております。お声を活かし、これからの作品作りに反映してまいります。
素敵なお話!
お読みいただき、ありがとうございます!
短い言葉ですが、それで十分伝わってきます。素敵と思っていただけたこと、書き手として静かに受け取らせてください。これからも、こういう手触りの物語を編んでいきたいです。るる様、ありがとうございました。
とても心に残る素敵な読後感でした。
お読みいただき、ありがとうございます!
「心に残る読後感」と書いてくださって、その言葉そのものが今日一日、私の中に残ります。短編で読後の余韻を残すのは難しいところでもあるので、haruka様にそう感じていただけたのは何よりの結果でした。
頭が痛い
ものすごーく、ものすごーく
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いいたいことというか
テーマ?プロット?
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構成というか
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その辺の作り込みが甘すぎ
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お読みいただき、ありがとうございます!
世界観・物語・因果の作り込みが甘い、というご指摘、御当様のお言葉として正面から受け止めます。短編で絞り込むほど、削ぎ落としと骨組みの強度の両立が難しくなる、というのが書きながら痛感しているところです。
「残念過ぎ」と言ってくださるのは、もっと面白くなるはずだと感じてくださっているからこそだと受け取りました。次作では、テーマ以前の地盤の作り込みに時間を多めに割きます。
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最後の手紙を婚約者の家に置いていったのに暗号手紙が届く謎の仕組み、諜報員でもいるのか。
諸々引っかかって王子との恋愛どころじゃなかった。
お読みいただき、ありがとうございます!
指摘されたどの点も、書いた本人として「確かにそうだ」と頷くしかなく、Mkweli様の読みの解像度の高さに恐縮しています。
婚約の重みと処分の軽さの不整合、暗号手紙の物理的な経路、父親の動き方、いずれも構造としてもう一段詰めるべき箇所でした。引っかかって恋愛どころじゃなくなった、という体験を引き起こしてしまった責任は私にあります。次の同系統作で同じ穴を踏まないようにします。
婚約者の元にちゃんと手紙が残ってるって事は、主人公は手紙を2通ずつ出してたってことですか?
お読みいただき、ありがとうございます!
ご質問・お考えをお寄せくださり、ありがとうございます。本編で語りきれない部分はaskさんなりのご想像でお楽しみいただけたら嬉しいです。
引き続きよろしくお願いいたします!