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第二十三節「驚異襲来 過ち識りて 誓いの再決闘」
~煩 悩 露 呈~
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「それじゃ、今度は私の番ね……私、相沢瀬玲は、魔特隊を辞める事を止めまーす!!」
笑顔での突然の一言。
事情を知らない者達はその一言に疑いが晴らせず、皆がキョトンとした顔を浮かべさせる。
あまりの反応の薄さに、思わず瀬玲が周囲を見渡す様にキョロキョロと伺うが……思った様な反応が来なかったが気に入らなかったのか、笑顔だった顔はどんどんと人を蔑む様な冷たい顔へと変化していった。
「……反応薄くね?」
「っていうか、お前本当にセリかよ……」
勇がそうぼやくのも無理は無い。
瀬玲のビフォー&アフターの差に、事情を知らない誰しもが目、耳を疑っているのだから。
感情の起伏もさることながら、顔芸とも言える程の喜怒哀楽の変化具合が今までの彼女とは思えない程に強烈な個性を押し出している。
たった数日の内に何が起きたのか……勇達はそう思わずにはいられなかった。
「は? 見紛う事無き私だし。 色々あっても、隠す事無く、衰える事の無いあるがままの美しい私を魅せてるだけだし?」
意味深なキーワードを羅列させ、勇を煽る瀬玲……そんな彼女の顔はどこか御満悦だ。
それに対し勇と言えば……先程の暗さはどこに行ったのか、赤く染まった膨れっ面を浮かばせていた。
「ま、色々あったのは確か。 イ・ドゥールの人達とは仲良くなれたけど、それ以上に得られるものも多かった。 この髪はその副産物みたいなものよ」
歯を見せた嫌味の一切無い笑顔を向ける瀬玲に違和感を覚えつつも……彼女の言う「ありのままの姿」があまりにも人間らしくて。
気付けば、そんな彼女の在り方が堪らなく面白くて……周りの者達が皆、勇とのやりとりを前に笑みを浮かべていた。
「そんで私はあっちで戦いを知った。 命を知った。 泥臭い程に、ぐっちゃぐちゃの、ね。 ……だから私はようやくここに立てるんだと思う……コイツの苦労を知ったから」
その時、彼女が指差したのは当然……勇である。
「今の私が、それを知った本当の私。 そして戦いの楽しさを知ってしまった私。 これは隠すつもりも無いし、むしろ理解して欲しい。 今までのただクールでいようと思うだけの私とは違う……相沢瀬玲という、壊れて再構築されたヒトの事をね」
今放たれた彼女の言葉……それはどこか重圧に似た、心に来る言葉。
一つ一つの声に命力でも乗っているのではないかと思われる程に、それは奥底を掴み持ち上げる様な……力ある言霊とすら感じられる程であった。
福留ですらも、彼女の言葉を前にただ静かに息を飲む他無かったのだ。
彼女の語りが終わったのか、静寂が場を包むと……ウンウンと頷いた福留がその口を開いた。
「瀬玲さん……変わられましたねぇ、まるで悟りを開いたかの様です」
すると、彼のその一言に何かを気付いたのか……瀬玲が「あぁ~」と言わんばかりに口を開け、福留に向けて人差し指をくるくると回しながら反応する。
「それですよ福留さん、さしずめ今の私は……仙女って言った所かなぁ」
「あぁ、なるほど……確かにそうかもしれませんねぇ」
悟りを開き、見通す目を得た女……風貌からも、まさにその姿は仙女。
命を知り、戦いを知り、そして自身を知る。
力を得て、心を得て、己の業を得た。
ありのままを受け入れたからこそ……今の彼女がそう呼ばれる事に、事情を知らずとも誰しもが納得していた。
それが今の……相沢瀬玲という存在感の塊が成し得る業。
「まぁそういう訳だから……これからも皆、改めてよろしくねっ!」
最後の締めが可愛さを押し出したポーズでなければ……きっとそう、格好良かったのだろう。
誰もが失笑する中……またしても気に入らなかったのか、瀬玲が再び冷たい目を浮かべる。
だが、そこで何かに気が付いたのか……瀬玲が途端その手を打ち、勇と茶奈をその手で招く。
「ちょっとちょっと、二人共こっちきて」
「え? あ、ああ……」
「はい……?」
何かわからず誘われるがままに彼女の前に歩み寄る二人。
すると瀬玲はおもむろにニッコリとした笑顔を二人に向けた。
「折角だから私があっちで覚えた秘術を実演しようと思ってねぇ、二人にはちょっと被検者になって欲しいなってさ。 痛くないヤツだから。 むしろ命力回復出来るスゴイヤツだから」
「え、そうなのか……? まぁそれくらいなら」
「わ、わかりましたっ」
彼女の言われるがままに背を向け、勇と茶奈はその手を繋ぐ。
だが、二人が背を向けた途端……誰しもが恐怖で引きつる程に、瀬玲の顔が歪んだ笑顔を浮かべた。
「ンフフフ……この時を待っていた……待っていたのよォーーーーーー!!」
瀬玲が声高々に叫び、その両手を掲げ……一気に振り下ろした。
パパァーーーーーン!!
勢いよくその両手が二人の背中へと当てられ、軽快な音が響き渡る。
その瞬間、彼女の手が、腕が、体が……淡い光と共に命力の潮流を生み出した。
―――悶えろ!! そして痴態を晒せ!! 私の笑いの為にィーーー!!―――
「ハァァァァッ!! 連鎖命力陣ッ!!」
コォォォォーーーーンッ!!
彼等の周りに突如生まれる命力の光の流れ。
瀬玲を通して注がれた命力が、勇と茶奈と、そして再び瀬玲を通し幾度と無く循環し、そして大きくなっていく。
三人を包む命力が溢れ、虹色の光が瞬いた。
「う、うわぁぁぁ!?」
「こ、これって……!!」
高揚していく二人の感情。
幾重にも混ぜられた命力の輝きが、三人の心を溶け合わせていく。
「凄い……まるで清流の中に身を委ねてるみたいに……心が澄んでいく……!!」
「あああっ……心が、気持ちが、露わに成って……ステキです……!!」
「なんでよ!!??」
途端、その光が一気に収束し……包んでいた命力が大気に消えた。
残ったのは、光悦な笑顔を浮かべた勇と茶奈……そして不満な顔を浮かべた瀬玲。
「なんでよ!!??」
「何が!?」
瀬玲は二人が自身と同じ様に悶えて転げる姿を予想していたのだろう。
だが二人が思った以上に純真で、誠実だったからか……溶け合った心は殆どその形を変える事は無かった。
予想外の展開に、瀬玲の怒りは収まらない。
「んっがああっ!! なんでよぉぉぉぉお!! どうして上手くいかないワケ!?」
「いや、知らねぇよ!?」
結局その日、瀬玲達の帰還パーティは彼女の茶番劇にて終幕した。
その場面の一部始終を見届けた福留は後に語る……「悟りを開いて煩悩に塗れた希有な例の仙女かもしれませんねぇ」と。
笑顔での突然の一言。
事情を知らない者達はその一言に疑いが晴らせず、皆がキョトンとした顔を浮かべさせる。
あまりの反応の薄さに、思わず瀬玲が周囲を見渡す様にキョロキョロと伺うが……思った様な反応が来なかったが気に入らなかったのか、笑顔だった顔はどんどんと人を蔑む様な冷たい顔へと変化していった。
「……反応薄くね?」
「っていうか、お前本当にセリかよ……」
勇がそうぼやくのも無理は無い。
瀬玲のビフォー&アフターの差に、事情を知らない誰しもが目、耳を疑っているのだから。
感情の起伏もさることながら、顔芸とも言える程の喜怒哀楽の変化具合が今までの彼女とは思えない程に強烈な個性を押し出している。
たった数日の内に何が起きたのか……勇達はそう思わずにはいられなかった。
「は? 見紛う事無き私だし。 色々あっても、隠す事無く、衰える事の無いあるがままの美しい私を魅せてるだけだし?」
意味深なキーワードを羅列させ、勇を煽る瀬玲……そんな彼女の顔はどこか御満悦だ。
それに対し勇と言えば……先程の暗さはどこに行ったのか、赤く染まった膨れっ面を浮かばせていた。
「ま、色々あったのは確か。 イ・ドゥールの人達とは仲良くなれたけど、それ以上に得られるものも多かった。 この髪はその副産物みたいなものよ」
歯を見せた嫌味の一切無い笑顔を向ける瀬玲に違和感を覚えつつも……彼女の言う「ありのままの姿」があまりにも人間らしくて。
気付けば、そんな彼女の在り方が堪らなく面白くて……周りの者達が皆、勇とのやりとりを前に笑みを浮かべていた。
「そんで私はあっちで戦いを知った。 命を知った。 泥臭い程に、ぐっちゃぐちゃの、ね。 ……だから私はようやくここに立てるんだと思う……コイツの苦労を知ったから」
その時、彼女が指差したのは当然……勇である。
「今の私が、それを知った本当の私。 そして戦いの楽しさを知ってしまった私。 これは隠すつもりも無いし、むしろ理解して欲しい。 今までのただクールでいようと思うだけの私とは違う……相沢瀬玲という、壊れて再構築されたヒトの事をね」
今放たれた彼女の言葉……それはどこか重圧に似た、心に来る言葉。
一つ一つの声に命力でも乗っているのではないかと思われる程に、それは奥底を掴み持ち上げる様な……力ある言霊とすら感じられる程であった。
福留ですらも、彼女の言葉を前にただ静かに息を飲む他無かったのだ。
彼女の語りが終わったのか、静寂が場を包むと……ウンウンと頷いた福留がその口を開いた。
「瀬玲さん……変わられましたねぇ、まるで悟りを開いたかの様です」
すると、彼のその一言に何かを気付いたのか……瀬玲が「あぁ~」と言わんばかりに口を開け、福留に向けて人差し指をくるくると回しながら反応する。
「それですよ福留さん、さしずめ今の私は……仙女って言った所かなぁ」
「あぁ、なるほど……確かにそうかもしれませんねぇ」
悟りを開き、見通す目を得た女……風貌からも、まさにその姿は仙女。
命を知り、戦いを知り、そして自身を知る。
力を得て、心を得て、己の業を得た。
ありのままを受け入れたからこそ……今の彼女がそう呼ばれる事に、事情を知らずとも誰しもが納得していた。
それが今の……相沢瀬玲という存在感の塊が成し得る業。
「まぁそういう訳だから……これからも皆、改めてよろしくねっ!」
最後の締めが可愛さを押し出したポーズでなければ……きっとそう、格好良かったのだろう。
誰もが失笑する中……またしても気に入らなかったのか、瀬玲が再び冷たい目を浮かべる。
だが、そこで何かに気が付いたのか……瀬玲が途端その手を打ち、勇と茶奈をその手で招く。
「ちょっとちょっと、二人共こっちきて」
「え? あ、ああ……」
「はい……?」
何かわからず誘われるがままに彼女の前に歩み寄る二人。
すると瀬玲はおもむろにニッコリとした笑顔を二人に向けた。
「折角だから私があっちで覚えた秘術を実演しようと思ってねぇ、二人にはちょっと被検者になって欲しいなってさ。 痛くないヤツだから。 むしろ命力回復出来るスゴイヤツだから」
「え、そうなのか……? まぁそれくらいなら」
「わ、わかりましたっ」
彼女の言われるがままに背を向け、勇と茶奈はその手を繋ぐ。
だが、二人が背を向けた途端……誰しもが恐怖で引きつる程に、瀬玲の顔が歪んだ笑顔を浮かべた。
「ンフフフ……この時を待っていた……待っていたのよォーーーーーー!!」
瀬玲が声高々に叫び、その両手を掲げ……一気に振り下ろした。
パパァーーーーーン!!
勢いよくその両手が二人の背中へと当てられ、軽快な音が響き渡る。
その瞬間、彼女の手が、腕が、体が……淡い光と共に命力の潮流を生み出した。
―――悶えろ!! そして痴態を晒せ!! 私の笑いの為にィーーー!!―――
「ハァァァァッ!! 連鎖命力陣ッ!!」
コォォォォーーーーンッ!!
彼等の周りに突如生まれる命力の光の流れ。
瀬玲を通して注がれた命力が、勇と茶奈と、そして再び瀬玲を通し幾度と無く循環し、そして大きくなっていく。
三人を包む命力が溢れ、虹色の光が瞬いた。
「う、うわぁぁぁ!?」
「こ、これって……!!」
高揚していく二人の感情。
幾重にも混ぜられた命力の輝きが、三人の心を溶け合わせていく。
「凄い……まるで清流の中に身を委ねてるみたいに……心が澄んでいく……!!」
「あああっ……心が、気持ちが、露わに成って……ステキです……!!」
「なんでよ!!??」
途端、その光が一気に収束し……包んでいた命力が大気に消えた。
残ったのは、光悦な笑顔を浮かべた勇と茶奈……そして不満な顔を浮かべた瀬玲。
「なんでよ!!??」
「何が!?」
瀬玲は二人が自身と同じ様に悶えて転げる姿を予想していたのだろう。
だが二人が思った以上に純真で、誠実だったからか……溶け合った心は殆どその形を変える事は無かった。
予想外の展開に、瀬玲の怒りは収まらない。
「んっがああっ!! なんでよぉぉぉぉお!! どうして上手くいかないワケ!?」
「いや、知らねぇよ!?」
結局その日、瀬玲達の帰還パーティは彼女の茶番劇にて終幕した。
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