待ち終わりのモヒート
バーのカウンターで二時間、今日も私は彼を待ち続けている。流石にもう、潮時だろうか……迷いを抱いた時、目の前に差し出されたカクテルグラス。
哀しみを胸に抱くあなたを、誰かが見ていてくれますように。
静かで大人な恋の、終わりと始まりのお話です。
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