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おまけ
裏フェーズ7.9-1
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卒業旅行二日目にショッピングモールを訪れた。広大で緑豊かな敷地の中に、国内外のブランドショップ、飲食店、みやげ物店など、二百以上の店舗が建ち並ぶ巨大なモールだ。
家族や病院へのみやげを買いつつ、彩は俺が今朝伝えた卒業祝いの贈り物も選びながら買い物を楽しんでいた。
「ごめんね。あんまり歩かせないように、なるべく早く決めるから」
テーマパーク並の広さを誇るモールの通路を歩きながら彩が言った。
「気にしないでゆっくり選んでいいよ」
海外の陶磁器メーカーの店に入った。白くシンプルなデザインの皿や、ティーカップ、ティーポットなどが並んでいる。彩はマグカップの売り場で足を止めた。
「マグカップにしようかなあ。私が今使ってるのって、前の彼女も使ってたやつでしょ?」
家でいつもコーヒーを飲むマグカップのことだ。そんな疑いをかけながらいつも使ってたのか。そんなわけないのに。
「違うよ。来客用」
「そうなの? でもあの部屋に女の人がきたことはあるでしょ?」
答えづらい。俺は少し迷ってから言った。
「ないよ。とにかくあれは、他の誰かが日常的に使っていたカップではない」
「そっか」
ほっとしている。へんな疑いが晴れたようで俺もほっとした。
「来客用を私が使い続けるわけにはいかないし、やっぱりマグカップにしようかな」
彩が白いマグカップを両手にひとつずつ持った。
「二つ買ってくれる?」
「いいよ。実家にみやげ?」
「違う、涼の分。お揃いで買って一緒に使わない?」
そうだな。もうすぐ夫婦になるんだし、せっかくだから揃えようか。毎日のコーヒータイムがもっと楽しくなりそうだ。了承すると彩はうれしそうにレジへ向かった。
家族や病院へのみやげを買いつつ、彩は俺が今朝伝えた卒業祝いの贈り物も選びながら買い物を楽しんでいた。
「ごめんね。あんまり歩かせないように、なるべく早く決めるから」
テーマパーク並の広さを誇るモールの通路を歩きながら彩が言った。
「気にしないでゆっくり選んでいいよ」
海外の陶磁器メーカーの店に入った。白くシンプルなデザインの皿や、ティーカップ、ティーポットなどが並んでいる。彩はマグカップの売り場で足を止めた。
「マグカップにしようかなあ。私が今使ってるのって、前の彼女も使ってたやつでしょ?」
家でいつもコーヒーを飲むマグカップのことだ。そんな疑いをかけながらいつも使ってたのか。そんなわけないのに。
「違うよ。来客用」
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