132 / 136
おまけ
裏フェーズ6-3'
車のキーを書斎机に置くと、ベッドに倒れ込んだ。大きく息を吐く。
抱いてしまった。彩を。しかも二回も。
あいつが高校を卒業するまで待つつもりだった。それがあんな潤んだ瞳で「最後までして」なんて言われたら、抑えられるわけがない。
ずっと、触れたくても触れられなかった。最近は少し触れてたが。それでも一線を越えることはしなかった。その線を今日彩が自分から取り払った。
抑えつけてきた感情が溢れて、絶頂とは違う意味で頭の中が真っ白になった。そんな中でぎゅうぎゅう締めてくるし、かわいい声で喘ぎまくるし、「奥が気持ちいい」なんて言うから、気を抜いたらすぐ終わってしまいそうなくらい極限状態だった。奥がいいなんてのは、手前は裂けて痛いから奥のほうがマシという意味だったのではないかと思うが、実際はどうだったんだろうな。次回確かめるか。
体を傷つけて痛い思いをさせたんだから、あとは休ませてやりたかった。それが、そわそわしてるからどうしたのかと訊いてみれば、「もう一回しないの?」だ。あれに耐えられる男なんてきっといない。
「彩……」
掛け布団がめくれたままになっている。彩が素肌で寝ていたシーツにそっと触れる。
本当に初めてだったんだな。もちろん、付き合い始めた頃から初々しさは何度も感じてきた。かわいいのに、学校のクラスの男たちの目は節穴か? それか彩が気づいていなかっただけかもしれない。どうであれ、俺が最初になれたという事実を思うと、ただ繋がれた以上の喜びが込み上げてくる。
あと一週間、正確にはあと六日か。その間、あいつのよがってる顔がちらついて仕事にならないことがあるかもしれない。長すぎる六日間だ。次に会ったとき、いきなり襲ってしまいそうだ。
抱いてしまった。彩を。しかも二回も。
あいつが高校を卒業するまで待つつもりだった。それがあんな潤んだ瞳で「最後までして」なんて言われたら、抑えられるわけがない。
ずっと、触れたくても触れられなかった。最近は少し触れてたが。それでも一線を越えることはしなかった。その線を今日彩が自分から取り払った。
抑えつけてきた感情が溢れて、絶頂とは違う意味で頭の中が真っ白になった。そんな中でぎゅうぎゅう締めてくるし、かわいい声で喘ぎまくるし、「奥が気持ちいい」なんて言うから、気を抜いたらすぐ終わってしまいそうなくらい極限状態だった。奥がいいなんてのは、手前は裂けて痛いから奥のほうがマシという意味だったのではないかと思うが、実際はどうだったんだろうな。次回確かめるか。
体を傷つけて痛い思いをさせたんだから、あとは休ませてやりたかった。それが、そわそわしてるからどうしたのかと訊いてみれば、「もう一回しないの?」だ。あれに耐えられる男なんてきっといない。
「彩……」
掛け布団がめくれたままになっている。彩が素肌で寝ていたシーツにそっと触れる。
本当に初めてだったんだな。もちろん、付き合い始めた頃から初々しさは何度も感じてきた。かわいいのに、学校のクラスの男たちの目は節穴か? それか彩が気づいていなかっただけかもしれない。どうであれ、俺が最初になれたという事実を思うと、ただ繋がれた以上の喜びが込み上げてくる。
あと一週間、正確にはあと六日か。その間、あいつのよがってる顔がちらついて仕事にならないことがあるかもしれない。長すぎる六日間だ。次に会ったとき、いきなり襲ってしまいそうだ。
あなたにおすすめの小説
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
橘若頭と怖がり姫
真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。
その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。
高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
「職場では隙のない完璧な先輩が、家ではゆるニットで甘えてくる。それでも彼女は、まだ俺の恋人じゃない」
まさき
恋愛
会社では完璧で、誰も近づけない先輩。
そんな彼女と、俺は同じ部屋で暮らしている。
「…おかえり」
ゆるニット姿の彼女は、家でだけ甘い声を出す。
近い。甘い。それでも――
「ちゃんと付き合ってから」
彼女は知っている。自分が好きになりすぎることを。
嫌われるのが怖くて、迷惑になるのが怖くて。
だから一歩手前で、いつも笑って止まる。
最初から好きなくせに、言えない彼女と。
気づいているのに、待っている俺の話。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。