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おまけ
裏フェーズ7.9-5
医局のデスクで彩が作ってくれた弁当を開ける。彩が「レトロかわいい」と気に入って買った長方形のアルミ弁当箱の中に、白飯と数種類のおかずがバランスよく、いろどりよく丁寧に詰められている。
食べ始めているところへ、後輩の医師が声をかけてきた。
「神河先生、最近ずっと弁当持参されてますよね。彼女さんの手作りですか?」
「彼女じゃなくて奥さん」
答えると後輩が目を大きく見開いた。
「そうだったんですか_!?_ もしかしたらとは思ってたんですが、それはそれは、おめでとうございます」
「ありがとうございます」
「これってけっこうな大ニュースじゃないですか。病棟の看護師たちはまだ知らないでしょう? 神河先生が結婚だなんて、女性スタッフが知ったらみんなショック受けますよ。仕事にならなかったらどうするんですか」
大げさに言われて俺は笑った。こんなことで仕事に支障は出ないだろう。みんなプロ意識の高い優秀なスタッフばかりだ。
「外来の看護師たちは気づいてそうですね。外来がある日は奥の休憩スペースで昼食取りますもんね。ああ、それでなんか最近お通夜みたいな空気が……」
「そうだった?」
気がつかなかった。というより気にしてなかった。時間があまりなくて慌ただしく昼食を取ることが多いが、案外見られているものなのか。
食べ始めているところへ、後輩の医師が声をかけてきた。
「神河先生、最近ずっと弁当持参されてますよね。彼女さんの手作りですか?」
「彼女じゃなくて奥さん」
答えると後輩が目を大きく見開いた。
「そうだったんですか_!?_ もしかしたらとは思ってたんですが、それはそれは、おめでとうございます」
「ありがとうございます」
「これってけっこうな大ニュースじゃないですか。病棟の看護師たちはまだ知らないでしょう? 神河先生が結婚だなんて、女性スタッフが知ったらみんなショック受けますよ。仕事にならなかったらどうするんですか」
大げさに言われて俺は笑った。こんなことで仕事に支障は出ないだろう。みんなプロ意識の高い優秀なスタッフばかりだ。
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