余命半年の私は、あなたの愛など要りませんので離縁します

公爵家に嫁いで三年。
夫アレクシスは義務だけを果たす、冷たい人だった。
愛のない結婚だとわかっていたから、主人公エレノアも期待しないふりをして生きてきた。

けれどある日、彼女は余命半年を宣告される。
原因は長年蓄積した病と、心身を削る公爵家での生活。
残された時間が半年しかないのなら、もう誰にも気を遣わず、自分のために生きたい。そう決意したエレノアは、夫へ静かに告げる。

「あなたの愛など要りませんので、離縁してください」

最初はそれを淡々と受け止めたはずの夫は、彼女が本当に去ろうとした時に初めて、自分が妻を深く愛していたことを知る。
だが気づくのが遅すぎた。
彼女の命は、もう長くない。

遅すぎた愛にすがる夫と、最後まで自分の尊厳を守ろうとする妻。
離縁、後悔、すれ違い、余命。
泣けて苦しくて、それでも最後まで追いたくなる後悔系・溺愛逆転ロマンス。
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