【短編】婚約者に虐げられ続けた完璧令嬢は自身で白薔薇を赤く染めた
オーレリア・ベルジュ公爵令嬢。
彼女は生まれた頃から王妃となることを決められていた。
その為血の滲むような努力をして完璧な淑女として振舞っている。
けれど婚約者であるアラン王子はそれを上辺だけの見せかけだと否定し続けた。
つまらない女、笑っていればいいと思っている。俺には全部分かっている。
会う度そんなことを言われ、何を言っても不機嫌になる王子にオーレリアの心は次第に不安定になっていく。
そんなある日、突然城の庭に呼びつけられたオーレリア。
戸惑う彼女に婚約者はいつもの台詞を言う。
「そうやって笑ってればいいと思って、俺は全部分かっているんだからな」
理不尽な言葉に傷つくオーレリアの目に咲き誇る白薔薇が飛び込んでくる。
今日がその日なのかもしれない。
そう庭に置かれたテーブルの上にあるものを発見して公爵令嬢は思う。
それは閃きに近いものだった。
彼女は生まれた頃から王妃となることを決められていた。
その為血の滲むような努力をして完璧な淑女として振舞っている。
けれど婚約者であるアラン王子はそれを上辺だけの見せかけだと否定し続けた。
つまらない女、笑っていればいいと思っている。俺には全部分かっている。
会う度そんなことを言われ、何を言っても不機嫌になる王子にオーレリアの心は次第に不安定になっていく。
そんなある日、突然城の庭に呼びつけられたオーレリア。
戸惑う彼女に婚約者はいつもの台詞を言う。
「そうやって笑ってればいいと思って、俺は全部分かっているんだからな」
理不尽な言葉に傷つくオーレリアの目に咲き誇る白薔薇が飛び込んでくる。
今日がその日なのかもしれない。
そう庭に置かれたテーブルの上にあるものを発見して公爵令嬢は思う。
それは閃きに近いものだった。
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されなかった者たち
ましゅぺちーの
恋愛
とある学園にて、高位貴族の令息五人を虜にした一人の男爵令嬢がいた。
令息たちは全員が男爵令嬢に本気だったが、結局彼女が選んだのはその中で最も地位の高い第一王子だった。
第一王子は許嫁であった公爵令嬢との婚約を破棄し、男爵令嬢と結婚。
公爵令嬢は嫌がらせの罪を追及され修道院送りとなった。
一方、選ばれなかった四人は当然それぞれの婚約者と結婚することとなった。
その中の一人、侯爵令嬢のシェリルは早々に夫であるアーノルドから「愛することは無い」と宣言されてしまい……。
ヒロインがハッピーエンドを迎えたその後の話。
虐げられた新妻は義理の家族への復讐を決意する
ましゅぺちーの
恋愛
伯爵令嬢のリーゼは公爵家の当主であるウィルベルトに嫁ぐこととなった。
しかしウィルベルトには愛する恋人がおり、リーゼのせいで離れ離れになったのだという。
おかげで夫からは憎まれ、義理の両親や使用人たちからもぞんざいに扱われる日々。
居場所の無くなった公爵邸でリーゼは自身と同じ境遇に置かれているある人物と出会う。
彼と出会い、互いに惹かれていくうちにリーゼは夫や義理の両親たちへの復讐を誓う。
結婚初夜、「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と夫に言われました
ましゅぺちーの
恋愛
侯爵令嬢のアリサは婚約者だった王太子テオドールと結婚した。
ちょうどその半年前、アリサの腹違いの妹のシアは不慮の事故で帰らぬ人となっていた。
王太子が婚約者の妹のシアを愛していたのは周知の事実だった。
そんな彼は、結婚初夜、アリサに冷たく言い放った。
「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と。
愛する夫にもう一つの家庭があったことを知ったのは、結婚して10年目のことでした
ましゅぺちーの
恋愛
王国の伯爵令嬢だったエミリアは長年の想い人である公爵令息オリバーと結婚した。
しかし、夫となったオリバーとの仲は冷え切っていた。
オリバーはエミリアを愛していない。
それでもエミリアは一途に夫を想い続けた。
子供も出来ないまま十年の年月が過ぎ、エミリアはオリバーにもう一つの家庭が存在していることを知ってしまう。
それをきっかけとして、エミリアはついにオリバーとの離婚を決意する。
オリバーと離婚したエミリアは第二の人生を歩み始める。
一方、最愛の愛人とその子供を公爵家に迎え入れたオリバーは後悔に苛まれていた……。
【完結】真実の愛とやらに目覚めてしまった王太子のその後
綾森れん
恋愛
レオノーラ・ドゥランテ侯爵令嬢は夜会にて婚約者の王太子から、
「真実の愛に目覚めた」
と衝撃の告白をされる。
王太子の愛のお相手は男爵令嬢パミーナ。
婚約は破棄され、レオノーラは王太子の弟である公爵との婚約が決まる。
一方、今まで男爵令嬢としての教育しか受けていなかったパミーナには急遽、王妃教育がほどこされるが全く進まない。
文句ばかり言うわがままなパミーナに、王宮の人々は愛想を尽かす。
そんな中「真実の愛」で結ばれた王太子だけが愛する妃パミーナの面倒を見るが、それは不幸の始まりだった。
周囲の忠告を聞かず「真実の愛」とやらを貫いた王太子の末路とは?
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫」と笑った夫。~王宮から私が去ったあと「愛していた」と泣きついても、もう手遅れです~
水上
恋愛
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫だ」
夫である王太子はそう笑い、泣き真似が得意な見習い令嬢ばかりを優先した。
王太子妃セシリアは、怒り狂うこともなく、静かに心を閉ざす。
「左様でございますか」
彼女は夫への期待というノイズを遮断し、離縁の準備を始めた。
『呼び出された』という事は、ここは王宮のお庭ですよね?となると王子とオーレリア二人きりにしないで周りに侍従とか側近とか警護の騎士とか侍女とか居ますよね?今までのお茶会も、王子という立場なら王宮外で開催された事は無かった筈。有ったとしてもオーレリアの家でですよね?
王子がオーレリアを否定して責めている所は周りの人達も見て知っていた筈。彼らは何故、王や王妃、オーレリアの親達に王子のオーレリアに対する態度を一度も具申しなかったのでしょうか?
『平気な顔をして笑っている』当たり前でしょう?
貴族令嬢で王子の婚約者のオーレリアが感情を表に出せる筈が無い。王子の婚約者ならば厳しい淑女教育を受けている。その上相手は王族であるから、どんなに理不尽な言動、行動をされても不快な顔や態度を取れる筈は無く、黙って微笑んでいる以外出来ないのだ。
オーレリアが孤立無援で本当に可哀想。
縁を断ち切る為とはいえ、死ぬ程嫌いな相手の為に片目を潰す程追い詰められた事を、王子始め周りの人間は心底彼女に詫びて欲しい。
愚か者の末路なんかどうでもいいが、オーレリアの心の救済を切に願います(。>人<)
このあとの馬鹿王子の転落ぶりも見たかったですね。
金〇先生の言葉を借りれば「麦は踏まれて強くなるが、踏み方を間違えれば毒になる」
王子は彼女を『愛している』と言っていたが、『本当の彼女』を知りたかったのならば彼女の総てを否定したりせず、優しく接する努力をするべきだった。
『愛している』を免罪符に泣くんじゃねえ!お前が『愛している』のはお前自身だろう。
彼女の心を傷付け追い詰めて壊し、彼女に自分自身で眼を潰させたのは、王子、お前の『幼稚な性根』だ!!
彼女に本当に済まないと思う気持ちが有るのなら、お前も自分で片眼を潰せ!!!
本当にそうしたところで彼女の心は元には戻らない。
彼女を解放して別の女性を娶ったとしても、この王子は時々彼女を思い出して『自分の心の疵』なんて美化してうじうじ悦に入るんだろうな。
彼女に心の救済が欲しいなー(>人<;)と心から願うラストでしたo(*≧д≦)o!!
アランとしては、子供が好きな女の子に対して素直になれず虐めてしまう感覚の延長だったのかもしれないが、そういうのはとっくに卒業してなきゃいけない年頃だろうに。
アランがガキの頃からまったく成長していなかった事が悲劇を生んだ。
王族も家族もみんな揃って追い詰めたなら、未来はあかるくないなあ
全否定に加えて束縛…
愛している相手に取る言動ですか??
自分が同じ事されて、その相手を愛せますか??
片目を代償にしても、婚姻する未来を潰したい…
愛する婚約者をここまで追い詰めて、追い詰めた本人が何取り乱してるの??
オレーリアの両親は娘が婚約解消について願い出た時、王家に打診するなり、状況把握するなり動いたの??
王家側は王子を諌める事はしなかったの??
王子の後悔とか、自業自得過ぎてどうでも良いのですが、片目を代償にする価値もない男の為に、治せるならオレーリアの心身を健全な状態に戻したいです。
治癒とか、強メンタルの転生者とか、救いが欲しいです。
心に刺さるお話でした。
詳細も読みたいです。
ここまで追い詰めた加害者側の話も読みたかった。
これは揉み消せないよ。
壊れた心の狂気と冷静な心の狭間のオーレリアに何だか泣きたくなるぐらい哀しかった。。。