別れし夫婦の御定書(おさだめがき)
★第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。
離縁後、生家の父の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。
月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。
おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。
されどもある日突然、与岐の仕舞屋にとっくの昔に離縁したはずの元夫・又十蔵が転がり込んできて——
※「今宵は遣らずの雨」「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」「大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。
嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。
離縁後、生家の父の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。
月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。
おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。
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えむ3さま
拙作を最後までお読みくださりありがとうございます🙇🏻♀️
登場人物にエールまで!重ねてありがとうございます(笑)
暑い日がまだまだ続くみたいですので、どうぞお体ご自愛くださいませね…
他サイトの更新がされないので、もしやと思い、久しぶりにこちらをのぞいてみたら新作が!
うかつでした。一気に読ませていただきました。
可愛いだけじゃなく、たおやかで魅力的な主人公にまた一人出会えました。
更新楽しみにしています!
フルシアンテさま
他サイトの更新が滞って申し訳ありません🙏
にもかかわらず、こちらのサイトまでお越しくださり誠にありがとうございます🙇🏻♀️
しばらくこちらのサイトに専念して、必ずあちらに戻りますので(笑)どうぞよろしくお願い申し上げます!
退会済ユーザのコメントです
Gleezy:jpjtxnさま
お読みくださった上におすすめまでしていただき、ありがとうございます🙇🏻♀️
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