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第1章
殿下とセディの誓い
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シルヴィが暴走してから3週間、彼女と僕は寝込んで起き上がれなかった。僕まで寝込んだのは恥ずかしかったのだけど、寝込んでしまったことは事実だから仕方ない。
殿下の治療が原因ということで、特別に城に部屋を与えられ、二人で寝込んでいた。
父上やおじ様が執務の合間に顔を出して、見舞ってくれた。
母上とおば様からは、毎日といっていいほど手紙が届いた。
シルヴィがいるためだろう、ハリーもよく部屋を訪れた。
殿下の治癒にあたっていた魔法使いたちも、頻繁に訪れてくれた。
そして、陛下と王妃様まで来てくださった。王妃様は涙を流され、お礼の言葉をシルヴィにはもちろん、僕にまでかけて下さった。正直、僕は居たたまれない思いで、殿下を守れなかったお詫びを口に出しかけて、両陛下に止められてしまった。
二人きりの時は、シルヴィと久々にのんびりと話をし、寝込む日々も楽しんで過ごすことができた。
けれども、ふとしたときに、胸の奥で思いがこみ上げていた。
ようやく、二人で屋敷に戻る日が決まったとき、シルヴィと僕はあの日以来入らなかった殿下の寝室を訪れた。
殿下はまだベッドから離れることは難しく、治癒のためかハリーが傍に控えていた。
いつもの爽やかな笑顔を殿下は浮かべ、枕から身を起こしシルヴィの手を取った。
濃い青の瞳がシルヴィの淡い青の瞳を見つめる。
「よく来てくれたね、私の天使」
そのまま手の甲に口づけようとして、僕が邪魔するまでもなく、ハリーの殺気に阻まれ、新しい封印石のためと称し、シルヴィは隣の執務室に連れていかれた。
部屋に、二人で取り残された。
「殿下が治られたら、一発殴りたいです。」
鮮やかな青い瞳を見据えながら、僕は切り出した。
自分が何も説明されず、守られていたことに胸の奥でずっと悔しさがあったのだ。
殿下は目を丸くして、その後、笑い出した。
「いいぞ、一発でいいのか?」
「一発に渾身の力を籠めるのです。」
殿下は全身を震わせ、笑っていた。
「次から、お菓子もお茶も僕が先に味わわせていただきます」
笑いを収め、殿下は目を伏せた。
「ライザは私の2番目の乳母だったんだ。」
2番目?1番目の乳母はどうしたのか疑問が浮かんだのに答えるかのように、殿下は続けた。
「初めの乳母は、2日目に毒殺された」
息を呑んだ僕に視線を合わせないまま、話は続けられる。
「身ごもる前に何度か毒を盛られたせいか、母上の乳の出は悪く、王族の風習以前に、私が生きるために乳母は必要だった。けれど、なり手が見つからなかった」
さらりと触れられた王妃への毒の話に対して、衝撃は小さかった。殿下の表情がもっと大きな衝撃を予感させるものだったのだ。
「当時、子爵夫人で子どもを産んだばかりのライザは、城の勤めは辞めていたけれど、噂を聞いて名乗りを上げてくれたのだ。」
殿下は感情を乗せず、淡々と話し続ける。
「私にとって乳兄弟となるライザの子どもは、あの日から4日後に死体で見つかったそうだ」
殿下は固く目を閉じた。
「ハリーの感知した犯人たちの会話によると、私に毒が盛られる前に犯人たちに攫われていたようだ。脅しの材料として。」
硬く伏せられたまつ毛に涙が溢れていた。
「私に尽くしてくれたばかりに…」
握られた拳が震えていた。
「僕はお仕えしたのが殿下でなければ、死んでいました」
乾いた喉から声を絞り出して、僕は話した。
「僕にはハリーの守護石はありませんでした。毒が及べば即死だったはずです。」
殿下の肩がびくりと動いた。
「僕に毒見をさせない殿下に仕えていたから、生きているのです。」
殿下の肩が揺れ、噛み締めた唇から嗚咽が微かに漏れ出ていた。
僕の頬も濡れていた。
やり切れない思いだった。ライザ殿はどこから見ても殿下に誠意をもって仕えていた。
いや、殿下をもう一人の我が子のように慈しんでいた。
けれど、時がたてばそのことは忘れ去られ、毒殺失敗者としてのみ記録されるのだろう。
やり切れない思いだった。
「セディ」
殿下が微かな声で呼びかけてくる。
涙をぬぐって殿下を見ると、真っ赤な目をした殿下はこちらをひたと見つめていた。
「私は、この国の未来なんかどうでもいいのだ」
殿下からまた一筋涙がこぼれた。
「私は…、単に、自分に仕えるものが…、寿命で死ぬことだけが、目標なのだ」
疲れたように俯きながら、さらに小さな声で続ける。
「私には、それしかないのだ。」
殿下は俯いたまま、ピクリとも動かない。
部屋に沈黙が訪れた。
「よいではないですか」
言葉がこぼれていた。殿下がゆっくりと顔を上げ、僕に視線をぼんやりと向ける。
「大局を見て、国の未来を思い描いても、次々と周りの者が死んでいけば、実現しないでしょう」
王一人で国が動くものではない。手足となって動くものがいなければ、何一つ国は動かない。
「殿下の目標が実現されれば、結果的に国は平穏が保たれているはずです。」
次代の王を殺そうと目論むものがいなくなるということは、政治は安定するということだ。
「国の平穏、それは君主の目標として誇りをもって掲げてよいものだと思います」
殿下の瞳に力が蘇っていた。しばらく口を開けては、声を出さずにまた閉じられ、何度目かでとうとう囁かれた。
「力を貸してくれるのか?」
胸に熱いものが駆け抜けた。
誠意をもって仕えたものが報われる国、上等じゃないか。
「もちろんです。」
殿下の顔にふわりと笑みが広がった。初めて見る顔だ。今まで僕にどれだけ距離を置いていたのかを思い知らされた。
そんなせっかくの笑顔が、今まで何度も見た強かな笑顔に切り替わった。
「では、お菓子もお茶もこれまで通り、私が先に味わう訳だ」
そう来るのか!
舌打ちしそうになった僕の顔を見て、殿下は笑い出した。
気が付くと自分も笑っていた。二人でひとしきり笑った後、殿下が涙をぬぐいながら、告げた。
「二人きりの時は、私のことは『殿下』ではなくリックと呼んでくれ」
以前の僕ならこの申し出を、殿下に対して畏れ多いと断っていただろう。今まで、殿下のことを、出会った日に許された「リチャード」とすら呼んだことがなかった。
だけど、もう以前には戻れない、いや、戻らないと決めていた。
僕は少し息を吸い込んで、それから言った。
「喜んで。リック」
殿下の治療が原因ということで、特別に城に部屋を与えられ、二人で寝込んでいた。
父上やおじ様が執務の合間に顔を出して、見舞ってくれた。
母上とおば様からは、毎日といっていいほど手紙が届いた。
シルヴィがいるためだろう、ハリーもよく部屋を訪れた。
殿下の治癒にあたっていた魔法使いたちも、頻繁に訪れてくれた。
そして、陛下と王妃様まで来てくださった。王妃様は涙を流され、お礼の言葉をシルヴィにはもちろん、僕にまでかけて下さった。正直、僕は居たたまれない思いで、殿下を守れなかったお詫びを口に出しかけて、両陛下に止められてしまった。
二人きりの時は、シルヴィと久々にのんびりと話をし、寝込む日々も楽しんで過ごすことができた。
けれども、ふとしたときに、胸の奥で思いがこみ上げていた。
ようやく、二人で屋敷に戻る日が決まったとき、シルヴィと僕はあの日以来入らなかった殿下の寝室を訪れた。
殿下はまだベッドから離れることは難しく、治癒のためかハリーが傍に控えていた。
いつもの爽やかな笑顔を殿下は浮かべ、枕から身を起こしシルヴィの手を取った。
濃い青の瞳がシルヴィの淡い青の瞳を見つめる。
「よく来てくれたね、私の天使」
そのまま手の甲に口づけようとして、僕が邪魔するまでもなく、ハリーの殺気に阻まれ、新しい封印石のためと称し、シルヴィは隣の執務室に連れていかれた。
部屋に、二人で取り残された。
「殿下が治られたら、一発殴りたいです。」
鮮やかな青い瞳を見据えながら、僕は切り出した。
自分が何も説明されず、守られていたことに胸の奥でずっと悔しさがあったのだ。
殿下は目を丸くして、その後、笑い出した。
「いいぞ、一発でいいのか?」
「一発に渾身の力を籠めるのです。」
殿下は全身を震わせ、笑っていた。
「次から、お菓子もお茶も僕が先に味わわせていただきます」
笑いを収め、殿下は目を伏せた。
「ライザは私の2番目の乳母だったんだ。」
2番目?1番目の乳母はどうしたのか疑問が浮かんだのに答えるかのように、殿下は続けた。
「初めの乳母は、2日目に毒殺された」
息を呑んだ僕に視線を合わせないまま、話は続けられる。
「身ごもる前に何度か毒を盛られたせいか、母上の乳の出は悪く、王族の風習以前に、私が生きるために乳母は必要だった。けれど、なり手が見つからなかった」
さらりと触れられた王妃への毒の話に対して、衝撃は小さかった。殿下の表情がもっと大きな衝撃を予感させるものだったのだ。
「当時、子爵夫人で子どもを産んだばかりのライザは、城の勤めは辞めていたけれど、噂を聞いて名乗りを上げてくれたのだ。」
殿下は感情を乗せず、淡々と話し続ける。
「私にとって乳兄弟となるライザの子どもは、あの日から4日後に死体で見つかったそうだ」
殿下は固く目を閉じた。
「ハリーの感知した犯人たちの会話によると、私に毒が盛られる前に犯人たちに攫われていたようだ。脅しの材料として。」
硬く伏せられたまつ毛に涙が溢れていた。
「私に尽くしてくれたばかりに…」
握られた拳が震えていた。
「僕はお仕えしたのが殿下でなければ、死んでいました」
乾いた喉から声を絞り出して、僕は話した。
「僕にはハリーの守護石はありませんでした。毒が及べば即死だったはずです。」
殿下の肩がびくりと動いた。
「僕に毒見をさせない殿下に仕えていたから、生きているのです。」
殿下の肩が揺れ、噛み締めた唇から嗚咽が微かに漏れ出ていた。
僕の頬も濡れていた。
やり切れない思いだった。ライザ殿はどこから見ても殿下に誠意をもって仕えていた。
いや、殿下をもう一人の我が子のように慈しんでいた。
けれど、時がたてばそのことは忘れ去られ、毒殺失敗者としてのみ記録されるのだろう。
やり切れない思いだった。
「セディ」
殿下が微かな声で呼びかけてくる。
涙をぬぐって殿下を見ると、真っ赤な目をした殿下はこちらをひたと見つめていた。
「私は、この国の未来なんかどうでもいいのだ」
殿下からまた一筋涙がこぼれた。
「私は…、単に、自分に仕えるものが…、寿命で死ぬことだけが、目標なのだ」
疲れたように俯きながら、さらに小さな声で続ける。
「私には、それしかないのだ。」
殿下は俯いたまま、ピクリとも動かない。
部屋に沈黙が訪れた。
「よいではないですか」
言葉がこぼれていた。殿下がゆっくりと顔を上げ、僕に視線をぼんやりと向ける。
「大局を見て、国の未来を思い描いても、次々と周りの者が死んでいけば、実現しないでしょう」
王一人で国が動くものではない。手足となって動くものがいなければ、何一つ国は動かない。
「殿下の目標が実現されれば、結果的に国は平穏が保たれているはずです。」
次代の王を殺そうと目論むものがいなくなるということは、政治は安定するということだ。
「国の平穏、それは君主の目標として誇りをもって掲げてよいものだと思います」
殿下の瞳に力が蘇っていた。しばらく口を開けては、声を出さずにまた閉じられ、何度目かでとうとう囁かれた。
「力を貸してくれるのか?」
胸に熱いものが駆け抜けた。
誠意をもって仕えたものが報われる国、上等じゃないか。
「もちろんです。」
殿下の顔にふわりと笑みが広がった。初めて見る顔だ。今まで僕にどれだけ距離を置いていたのかを思い知らされた。
そんなせっかくの笑顔が、今まで何度も見た強かな笑顔に切り替わった。
「では、お菓子もお茶もこれまで通り、私が先に味わう訳だ」
そう来るのか!
舌打ちしそうになった僕の顔を見て、殿下は笑い出した。
気が付くと自分も笑っていた。二人でひとしきり笑った後、殿下が涙をぬぐいながら、告げた。
「二人きりの時は、私のことは『殿下』ではなくリックと呼んでくれ」
以前の僕ならこの申し出を、殿下に対して畏れ多いと断っていただろう。今まで、殿下のことを、出会った日に許された「リチャード」とすら呼んだことがなかった。
だけど、もう以前には戻れない、いや、戻らないと決めていた。
僕は少し息を吸い込んで、それから言った。
「喜んで。リック」
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