73 / 74
第3章
次代の守護師の誓い
しおりを挟む
優美な仕草で紅茶を味わい、部屋の主の私よりも寛でいたハリーが、不意に顔を上げた。
空間が歪む。
白金の光が部屋に満ち、私の天使が現れた。
今日は半年ぶりに目にするドレス姿だ。可愛らしさを引き立てている。
私は眩さに目を細めた。
「おや、どうしたのだい。私の天使の訪問はいつでも大歓迎だが、もう旅行に出ていたと思ったよ」
シルヴィはふわりと花が綻ぶように笑った。
「はい、セディは馬車で待っています」
セディとシルヴィは、友人の結婚披露宴に参加するのだ。
セディは私のお披露目の会の後、「半年分のシルヴィとの時間を取り戻さなければ、欲求不満から殿下を押し倒すかもしれません」と半ば脅すように休暇を10日ももぎ取った。
まぁ、暗殺の黒幕への対処は陛下と宰相の管轄だ。
通常業務なら私一人でも10日ほどなら…、頑張ろう。
シルヴィは笑顔をゆっくりと消し、改まった態度で私に告げた。
「殿下にお礼を言いたくて、参りました」
「お礼?礼なら私の方が――」
「セディから聞きました。殿下が親王妃派の方々から守って下さったと」
彼女は少し息を吸い込んでから、真摯な眼差しで私を捕らえた。
「ありがとうございました」
私は目を逸らした。
「いや、愚かにも君に印をつけてしまった私が言う資格はないが、想う相手と結ばれるのが一番だ」
シルヴィは困ったように微かに頷いた。
私はずっと彼女に言いたかったことを言葉にした。
「印のことは、すまなかった」
シルヴィは私の愚かな夢が刻まれた手の甲に視線を落としながら、囁いた。
「私を想って下さってありがとうございます」
彼女の優しさに胸を衝かれた心地がして、思わず目を閉じた。
想いを受け止めてもらうということが、ここまで喜びをもたらすとは知らなかった。叶うことがなくとも。
「殿下」
彼女の呼びかけに私の目は開かされた。
薄い青の瞳は、澄み切っていた。
「私はセディを愛しています。殿下の想いに応えることはできません」
私は苦笑しながら頷いた。幼いころからそれは知っていた。
彼女はハリーを見遣った。ハリーは頷きを返す。
「私は、将来、守護師を引き継ぎます。そして遠い将来には長を引き継ぐかもしれません」
私は頷いた。彼女の力ならそれは責務とも言えるだろう。
私の頷きを見て、彼女はすっと腰を落とし跪いた。
「私、魔法使いシルヴィアは、リチャード・アレクサンダー・ウィンドへの生涯にわたる忠誠を誓います」
彼女の柔らかな唇が手の甲に触れた。
澄んだ魔力が私の身体を駆け抜け、再び手の甲に戻った。手の甲には、一瞬、白金の光が放たれやがて消えた。そして淡い印が残った。
「長の印だ」
いつの間にか傍に来ていたハリーが言った。
「通例なら淡い印も残らない。忠誠を誓われたものが、長に実際に忠誠を求めた時に発現するものだ」
「ふふふ、私の忠誠は深いものなのでしょう」
「いや、単に殿下が情けない寂しがり屋なのではないか」
「私の忠誠は、年季が入っているのですよ」
「長年の付き合いで絆されただけでは…」
叔父と姪の会話は私の頭を素通りしていた。
ただ手の甲のシルヴィを感じていた。
彼女の精一杯の心遣いは、まだ魔力をしっかりと宿している。
私の中で定まったものがあった。
私は自分の後継者に頼ることはやめなければいけない。
私は生き延びて自分自身がこの国を担う者にならなければならない。
彼女の忠誠に見合う存在にならなければならない。
私はゆっくりと瞳を閉じた。
やがて彼女が暇を告げた時、私は尋ねた。
「シルヴィ、セディがあの場で君に印を贈らなかったら、君はどうしていたのだい?」
彼女は目をきらりと光らせて答えた。
「贈ってほしいとお願いするつもりでした。
婚姻の儀が成り立てば、セディの腕輪が光っていても殿下との婚約はなくなりますから」
ちゃんと勝つ算段を立てていたのか。私の天使はやはりセディのことになると頼もしい。私は声をたてて笑った。
そして彼女は鮮やかな転移で立ち去った。
ハリーが彼女の魔力の名残を見ながら、呟いていた。
「まぁ、随分早いと思うが今や夫婦だ。一晩ぐらいは…、いや、やはり…」
私はエルフを思い起こさせる稀代の魔法使いに質問を投げかけた。
「私が彼女にセディより早くに出会っていたら、結ばれていただろうか」
紫の混じった濃い青の瞳が、私を貫き通した。
「起こらなかったことは、予測でしかない。それでも尋ねるのか」
私は頷いた。彼女の忠誠を得るに値する者となるべく、私は自分の愚かな夢にとどめを刺してもらいたかった。
「シルヴィの傍にいるということは、己の心を開いたままにする覚悟をしなければならない。
もし、お前にその覚悟が出来たとしよう。
シルヴィはお前を治癒しなくとも、いずれその力を狙われる立場になっていた。
その彼女の傍らにいる男は、何か起きた時迷いなく彼女を選び取る心がなければ彼女を守り切れない。
私はその意志を持った男でなければ、認めない。
お前は、自分が認めていなくとも、生まれながらの王たるものだ。
考えずとも、自分よりも国を選び取ることが根付いている
だが、セディは最後の最後ではシルヴィを選び取る。もちろん足掻けるだけ足掻くだろうが。」
銀の魔法使いは穏やかに宣言した。
「つまり、結ばれてはいなかっただろう。
結ばれていたとしても、シルヴィを守り切ることはできなかっただろう」
その言葉は深く私に沁みこんだ。
沁みこんだ言葉は、私に王となる覚悟を持たせた。
それはひどく一人であることを感じた。傍らにセディとシルヴィの支えがあっても、王の立場は一人だった。
だが、この印を受けたからには国にこの身を捧げよう。
リチャードは十分な思い出を持った。これからは、リチャードは捨て、王太子として、そしていずれは王としてこの国に尽くそう。
「ありがとう、ハリー」
私は心からの感謝をこめた。
銀の魔法使いから、清らかな魔力が立ち上った。
「ハロルドだ」
?
意味が分からず、眉間にしわを寄せてしまった。
「私の真名をお前にくれてやる。生まれながらの王たるものよ」
私は息を呑んだ。
あまりにも強大な魔力の持ち主である彼は、悪用を防ぐため真名は隠されている。
「私を存分に活かすがよい。私は国ではなくお前に尽くそう」
私はこみ上げた熱いものを隠すべく、お得意の笑顔を見せた。
「銀の魔法使いが、女性だったら良かったのだが」
エルフの美貌が私を見つめた。
「おや、そこらの美女よりも美しいと言われているが?」
私は声を上げて笑った。その声は思いがけぬほど明るいものだった。
空間が歪む。
白金の光が部屋に満ち、私の天使が現れた。
今日は半年ぶりに目にするドレス姿だ。可愛らしさを引き立てている。
私は眩さに目を細めた。
「おや、どうしたのだい。私の天使の訪問はいつでも大歓迎だが、もう旅行に出ていたと思ったよ」
シルヴィはふわりと花が綻ぶように笑った。
「はい、セディは馬車で待っています」
セディとシルヴィは、友人の結婚披露宴に参加するのだ。
セディは私のお披露目の会の後、「半年分のシルヴィとの時間を取り戻さなければ、欲求不満から殿下を押し倒すかもしれません」と半ば脅すように休暇を10日ももぎ取った。
まぁ、暗殺の黒幕への対処は陛下と宰相の管轄だ。
通常業務なら私一人でも10日ほどなら…、頑張ろう。
シルヴィは笑顔をゆっくりと消し、改まった態度で私に告げた。
「殿下にお礼を言いたくて、参りました」
「お礼?礼なら私の方が――」
「セディから聞きました。殿下が親王妃派の方々から守って下さったと」
彼女は少し息を吸い込んでから、真摯な眼差しで私を捕らえた。
「ありがとうございました」
私は目を逸らした。
「いや、愚かにも君に印をつけてしまった私が言う資格はないが、想う相手と結ばれるのが一番だ」
シルヴィは困ったように微かに頷いた。
私はずっと彼女に言いたかったことを言葉にした。
「印のことは、すまなかった」
シルヴィは私の愚かな夢が刻まれた手の甲に視線を落としながら、囁いた。
「私を想って下さってありがとうございます」
彼女の優しさに胸を衝かれた心地がして、思わず目を閉じた。
想いを受け止めてもらうということが、ここまで喜びをもたらすとは知らなかった。叶うことがなくとも。
「殿下」
彼女の呼びかけに私の目は開かされた。
薄い青の瞳は、澄み切っていた。
「私はセディを愛しています。殿下の想いに応えることはできません」
私は苦笑しながら頷いた。幼いころからそれは知っていた。
彼女はハリーを見遣った。ハリーは頷きを返す。
「私は、将来、守護師を引き継ぎます。そして遠い将来には長を引き継ぐかもしれません」
私は頷いた。彼女の力ならそれは責務とも言えるだろう。
私の頷きを見て、彼女はすっと腰を落とし跪いた。
「私、魔法使いシルヴィアは、リチャード・アレクサンダー・ウィンドへの生涯にわたる忠誠を誓います」
彼女の柔らかな唇が手の甲に触れた。
澄んだ魔力が私の身体を駆け抜け、再び手の甲に戻った。手の甲には、一瞬、白金の光が放たれやがて消えた。そして淡い印が残った。
「長の印だ」
いつの間にか傍に来ていたハリーが言った。
「通例なら淡い印も残らない。忠誠を誓われたものが、長に実際に忠誠を求めた時に発現するものだ」
「ふふふ、私の忠誠は深いものなのでしょう」
「いや、単に殿下が情けない寂しがり屋なのではないか」
「私の忠誠は、年季が入っているのですよ」
「長年の付き合いで絆されただけでは…」
叔父と姪の会話は私の頭を素通りしていた。
ただ手の甲のシルヴィを感じていた。
彼女の精一杯の心遣いは、まだ魔力をしっかりと宿している。
私の中で定まったものがあった。
私は自分の後継者に頼ることはやめなければいけない。
私は生き延びて自分自身がこの国を担う者にならなければならない。
彼女の忠誠に見合う存在にならなければならない。
私はゆっくりと瞳を閉じた。
やがて彼女が暇を告げた時、私は尋ねた。
「シルヴィ、セディがあの場で君に印を贈らなかったら、君はどうしていたのだい?」
彼女は目をきらりと光らせて答えた。
「贈ってほしいとお願いするつもりでした。
婚姻の儀が成り立てば、セディの腕輪が光っていても殿下との婚約はなくなりますから」
ちゃんと勝つ算段を立てていたのか。私の天使はやはりセディのことになると頼もしい。私は声をたてて笑った。
そして彼女は鮮やかな転移で立ち去った。
ハリーが彼女の魔力の名残を見ながら、呟いていた。
「まぁ、随分早いと思うが今や夫婦だ。一晩ぐらいは…、いや、やはり…」
私はエルフを思い起こさせる稀代の魔法使いに質問を投げかけた。
「私が彼女にセディより早くに出会っていたら、結ばれていただろうか」
紫の混じった濃い青の瞳が、私を貫き通した。
「起こらなかったことは、予測でしかない。それでも尋ねるのか」
私は頷いた。彼女の忠誠を得るに値する者となるべく、私は自分の愚かな夢にとどめを刺してもらいたかった。
「シルヴィの傍にいるということは、己の心を開いたままにする覚悟をしなければならない。
もし、お前にその覚悟が出来たとしよう。
シルヴィはお前を治癒しなくとも、いずれその力を狙われる立場になっていた。
その彼女の傍らにいる男は、何か起きた時迷いなく彼女を選び取る心がなければ彼女を守り切れない。
私はその意志を持った男でなければ、認めない。
お前は、自分が認めていなくとも、生まれながらの王たるものだ。
考えずとも、自分よりも国を選び取ることが根付いている
だが、セディは最後の最後ではシルヴィを選び取る。もちろん足掻けるだけ足掻くだろうが。」
銀の魔法使いは穏やかに宣言した。
「つまり、結ばれてはいなかっただろう。
結ばれていたとしても、シルヴィを守り切ることはできなかっただろう」
その言葉は深く私に沁みこんだ。
沁みこんだ言葉は、私に王となる覚悟を持たせた。
それはひどく一人であることを感じた。傍らにセディとシルヴィの支えがあっても、王の立場は一人だった。
だが、この印を受けたからには国にこの身を捧げよう。
リチャードは十分な思い出を持った。これからは、リチャードは捨て、王太子として、そしていずれは王としてこの国に尽くそう。
「ありがとう、ハリー」
私は心からの感謝をこめた。
銀の魔法使いから、清らかな魔力が立ち上った。
「ハロルドだ」
?
意味が分からず、眉間にしわを寄せてしまった。
「私の真名をお前にくれてやる。生まれながらの王たるものよ」
私は息を呑んだ。
あまりにも強大な魔力の持ち主である彼は、悪用を防ぐため真名は隠されている。
「私を存分に活かすがよい。私は国ではなくお前に尽くそう」
私はこみ上げた熱いものを隠すべく、お得意の笑顔を見せた。
「銀の魔法使いが、女性だったら良かったのだが」
エルフの美貌が私を見つめた。
「おや、そこらの美女よりも美しいと言われているが?」
私は声を上げて笑った。その声は思いがけぬほど明るいものだった。
1
あなたにおすすめの小説
これ以上私の心をかき乱さないで下さい
Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のユーリは、幼馴染のアレックスの事が、子供の頃から大好きだった。アレックスに振り向いてもらえるよう、日々努力を重ねているが、中々うまく行かない。
そんな中、アレックスが伯爵令嬢のセレナと、楽しそうにお茶をしている姿を目撃したユーリ。既に5度も婚約の申し込みを断られているユーリは、もう一度真剣にアレックスに気持ちを伝え、断られたら諦めよう。
そう決意し、アレックスに気持ちを伝えるが、いつも通りはぐらかされてしまった。それでも諦めきれないユーリは、アレックスに詰め寄るが
“君を令嬢として受け入れられない、この気持ちは一生変わらない”
そうはっきりと言われてしまう。アレックスの本心を聞き、酷く傷ついたユーリは、半期休みを利用し、兄夫婦が暮らす領地に向かう事にしたのだが。
そこでユーリを待っていたのは…
【完結】優しいあなたに、さようなら。二人目の婚約者は、私を殺そうとしている冷血公爵様でした
ゆきのひ
恋愛
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。
彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。
そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。
しかし、公爵にもディアにも秘密があった。
その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。
※本作は「小説家になろう」さん、カクヨムさんにも投稿しています
※表紙画像はAIで作成したものです
【完結】母になります。
たろ
恋愛
母親になった記憶はないのにわたしいつの間にか結婚して子供がいました。
この子、わたしの子供なの?
旦那様によく似ているし、もしかしたら、旦那様の隠し子なんじゃないのかしら?
ふふっ、でも、可愛いわよね?
わたしとお友達にならない?
事故で21歳から5年間の記憶を失くしたわたしは結婚したことも覚えていない。
ぶっきらぼうでムスッとした旦那様に愛情なんて湧かないわ!
だけど何故かこの3歳の男の子はとても可愛いの。
【完結】あなたのいない世界、うふふ。
やまぐちこはる
恋愛
17歳のヨヌク子爵家令嬢アニエラは栗毛に栗色の瞳の穏やかな令嬢だった。近衛騎士で伯爵家三男、かつ騎士爵を賜るトーソルド・ロイリーと幼少から婚約しており、成人とともに政略的な結婚をした。
しかしトーソルドには恋人がおり、結婚式のあと、初夜を迎える前に出たまま戻ることもなく、一人ロイリー騎士爵家を切り盛りするはめになる。
とはいえ、アニエラにはさほどの不満はない。結婚前だって殆ど会うこともなかったのだから。
===========
感想は一件づつ個別のお返事ができなくなっておりますが、有り難く拝読しております。
4万文字ほどの作品で、最終話まで予約投稿済です。お楽しみいただけましたら幸いでございます。
寵愛のいる旦那様との結婚生活が終わる。もし、次があるのなら緩やかに、優しい人と恋がしたい。
にのまえ
恋愛
リルガルド国。公爵令嬢リイーヤ・ロイアルは令嬢ながら、剣に明け暮れていた。
父に頼まれて参加をした王女のデビュタントの舞踏会で、伯爵家コール・デトロイトと知り合い恋に落ちる。
恋に浮かれて、剣を捨た。
コールと結婚をして初夜を迎えた。
リイーヤはナイトドレスを身に付け、鼓動を高鳴らせて旦那様を待っていた。しかし寝室に訪れた旦那から出た言葉は「私は君を抱くことはない」「私には心から愛する人がいる」だった。
ショックを受けて、旦那には愛してもられないと知る。しかし離縁したくてもリルガルド国では離縁は許されない。しかしリイーヤは二年待ち子供がいなければ離縁できると知る。
結婚二周年の食事の席で、旦那は義理両親にリイーヤに子供ができたと言い出した。それに反論して自分は生娘だと医師の診断書を見せる。
混乱した食堂を後にして、リイーヤは馬に乗り伯爵家から出て行き国境を越え違う国へと向かう。
もし、次があるのなら優しい人と恋がしたいと……
お読みいただき、ありがとうございます。
エブリスタで四月に『完結』した話に差し替えいたいと思っております。内容はさほど、変わっておりません。
それにあたり、栞を挟んでいただいている方、すみません。
【完結】彼を幸せにする十の方法
玉響なつめ
恋愛
貴族令嬢のフィリアには婚約者がいる。
フィリアが望んで結ばれた婚約、その相手であるキリアンはいつだって冷静だ。
婚約者としての義務は果たしてくれるし常に彼女を尊重してくれる。
しかし、フィリアが望まなければキリアンは動かない。
婚約したのだからいつかは心を開いてくれて、距離も縮まる――そう信じていたフィリアの心は、とある夜会での事件でぽっきり折れてしまった。
婚約を解消することは難しいが、少なくともこれ以上迷惑をかけずに夫婦としてどうあるべきか……フィリアは悩みながらも、キリアンが一番幸せになれる方法を探すために行動を起こすのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
好きでした、婚約破棄を受け入れます
たぬきち25番
恋愛
シャルロッテ子爵令嬢には、幼い頃から愛し合っている婚約者がいた。優しくて自分を大切にしてくれる婚約者のハンス。彼と結婚できる幸せな未来を、心待ちにして努力していた。ところがそんな未来に暗雲が立ち込める。永遠の愛を信じて、傷つき、涙するシャルロッテの運命はいかに……?
※十章を改稿しました。エンディングが変わりました。
婚約者に愛する人が出来たので、身を引く事にしました
Blue
恋愛
幼い頃から家族ぐるみで仲が良かったサーラとトンマーゾ。彼が学園に通うようになってしばらくして、彼から告白されて婚約者になった。サーラも彼を好きだと自覚してからは、穏やかに付き合いを続けていたのだが、そんな幸せは壊れてしまう事になる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる