閉じ込められた未亡人は、当主となった義息と契約する。

借金の肩代わりとして後妻に入った私は、
妻と呼ばれながら屋敷の離れで「いないもの」として暮らしていた。

ある雪の日、夫が事故死したと告げられる。
だが、葬儀に出ることすら許されず、私は部屋に閉じ込められた。

新たに当主となった継子は言う。
外へ出れば君は利用され奪われる、と。

それが保護であり、同時に支配なのだと理解したとき、
私はその庇護を条件付きの契約に変えることを選ぶ。




短いお話です。
※第19回恋愛小説大賞にエントリーしております。
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