救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~

「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」

魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。

――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。

「ここ……どこ?」

現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。

救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。

「ほら、食え」

「……いいの?」

焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。

行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。

旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。

「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」

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ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。

これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。


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