悪夢から目覚めたわたしは、気付かないふりをやめることにしました。

 ある日、オリヴィアは夢を見た。婚約者のデイルが、義妹のグレースを好きだと言い、グレースも、デイルが好きだったと打ち明けられる夢。

 さらに怪我を負い、命の灯火が消えようとするオリヴィアを、家族も婚約者も、誰も助けようとしない悪夢から目覚めたオリヴィアは、思ってしまった。

 ──これはただの悪夢ではなく、正夢ではないか、と。

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