乙女ゲームはエンディングを迎えました。
これからは王子の妻となって幸せに贅沢をして暮らすだけだと笑ったゲームヒロインのエヴリーヌ。
だが、宣言後、ゲームが終了するとなにやら可笑しい。エヴリーヌの予想とは違う展開が起こっている。
一体何がどうなっているのか、呆然とするエヴリーヌにジョフロワから衝撃的な言葉が告げられる。
『小説家になろう』様・『アルファポリス』様・自サイトに重複投稿。
《妄想劇場》真実の愛で結ばれた二人のその後
かつて王族の身分を捨て平民となった第2王子は『その後どうなったか?』というと妻に養われる無職のクズ男となった。
三食当たり前の様に妻となった男爵令嬢に用意させ、自分は働きにも行かず、自宅のワンルームのベッドで一日中ゴロゴロしてる始末。
一方、元王子の妻となった男爵令嬢は日が昇る前に起床し、元王子と自分の朝食と昼食を用意した後、朝は自宅の小さな畑の世話をし、畑仕事が終わると近くの町で夕方まで働き、家に帰れば夕食の準備をし、夕食が終わると深夜まで内職をしていたそうだ。
彼女の就寝はいつも深夜を過ぎていて睡眠時間も少なくて2時間から多くて3時間だったという。
ある日、無理な生活が祟って件の男爵令嬢は町でいつも通り働いている最中に倒れて直ぐ亡くなってしまった。
男爵令嬢の死後、仕事も家事も出来ない元第2王子はどう生活して良いのか分からず、男爵家から貰った家のベッドで餓死していたという。(○イ○ズ紙記事抜粋)
ー貴族学院のある日の授業ー
教師『さて諸君。この記事がなぜ我が国の歴史書に載り、今……諸君が学んでいるのか分かるかね?』
生徒『《貴賤婚をするとどうなるのか?》というモデルケースとして載っているのではないですか?』
教師『その通り。貴賤婚が別に悪いわけではない。もし《貴賤婚をするのなら今の生活も身分を捨てて生活しろ》と言うことだ。実際、このバ……いや第2王子は《平民になったという現実を受け入れられず餓死して死んだ。》君達はこういう風にならないように十分注意しなさい。』
生徒『(先生、今バカ王子って言おうとしなかったか?)はい、気を付けます‼️』
(この話……今から数十年前の出来事らしいけど、件のバカップルとその側近達もまさか自分達が《くだらない事で没落した貴族として歴史書に載る》と思ってなかったんだろうな。)
教師『こういう事態を起こさないようにこのバカップル誕生以降は国をあげて《貴族の身分に相応しく無いと判断された者は間引きされている》事を肝に銘じて置くように』
生徒『‼️』(怖ッ‼️身分に相応しく無いと判断されたら消されるの?)
教師(これで退学する生徒が減るといいんだが……毎年、何人かの生徒が卒業を待たずに貴族失格と判断されて平民に落とされるんだよな)
終り
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