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零落宝石令嬢は今日もそこそこ幸せです
その国の人々の胸の奥には宝石がある。祈りによってその宝石から光が放たれ、集まって光の柱を立てて浄化し、結界を張るのでこの国には聖女はいない。一番大きな宝石の力を持つのはこの国の王族、その次は貴族と、宝石の大きさや力は血統によって受け継がれる。
しかし、貴族令嬢ながら宝石の力が平民以下のアルテミス・ムーンストーンは、その事から零落宝石令嬢と言うありがたくない二つ名を持つ。そんなアルテミスを溺愛しサポートするのは、出自が謎の執事・エンディミオン・ノア。彼は誰よりも大きな宝石の力を発揮し、光の柱を立てて新月の夜の護りを強化するが、なぜかこれまでになく多くの魔物が現れた。
その魔物たちを前に、アルテミスとエンディミオンは立ち向かうが、果たしてその結果は…。
剥落 -はくらく-
Ωから生まれた子供は、父親にあたるαの能力をそっくり受け継ぐと信じられている世界。
一花(いっか)は、シングルのΩ=ユウから生まれたα。たった一人の家族だったユウを喪った一花の前に現れたのは、美しい伯父、能楽松柏流宗家、秋月(あきづき)玄弥(とうや)だった。αの才能と将来性を見込まれ、松柏流の弟子として秋月家に引き取られた一花だったが、成長するにつれ舞への情熱を失っていた。見かねて手を差し伸べた伯父でありαの玄弥に惹かれ、想いを積らせる。
蓮(れん)は、ごく普通の高校生。まだ性別は確定していない。一花のクラスメイト。一花の置かれた特殊な環境に興味を持ち、次第に一花に惹かれていく。『性別ってそんなに大事?』『俺は相手が何であっても構わない』
それぞれが自分の生きる世界を模索する。
後半若干スポ根めいたりしていますw